『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

青葉賞

2008-05-03 06:56:16 | 競馬
トライアルから皐月賞に至る中山はスピードよりもパワーを要する馬場だった。東京コースは時計と上がりの速い馬場。好走するキャラはかなり変わりそうなのだが朝一の馬場情報は芝がやや重、ダートが重。陽射しはない模様なので馬場の回復を期待できそうにはない。そんなわけだから皐月賞より青葉賞との関連が深いダービーともいいづらくなった。

出走権を確保しなければ賞金順位では出られない馬ばかりなので、なにがどういう勝ち方をするかは興味深いが、重っぽいような馬場では雨のダービーにでもならない限りあまり参考になる競馬ではないかもしれない。
マゼランが人気の模様だ。前開催の府中の2400メートル2分25秒7は、時期を考えるとたしかに速い。500万下平場の競馬だったが、メンバーには先週のフローラSの勝ち馬のレッドアゲート、新緑賞のダイワワイルドボア、中山の山藤賞を勝ったドットコムなどがいた。初戦、2戦目はやや重馬場だったので時計を要したが、ディアデラノビアの下と筋も通っている。
素質なら2戦目で重賞毎日杯を2着したアドマイヤコマンドも負けてはいない。阪神1800メートルの1分46秒4も優秀だ。馬群を捌くのに苦労してトップギアに入ったのが遅かった印象だがゴール前は桁違いの伸びを見せた。東京の長い直線ならそこそこにはこれる。
値段の高い馬は藤沢クリスタルウイング、トゥザヴィクトリーの異父弟で1億7千8百50万円とか・・・目下中山の未勝利、500万下を連勝中で時計的にはマゼランに見劣るが、芝の軽い府中で時計を詰める可能性もある。ファビラスボーイは、中山から府中に替わったとたんに2000メートルで約4秒時計を詰めた。
きさらぎ賞、スプリングSがそこそこだったアルカザン、2歳時府中でレコード勝ちしたニシノエモーション、京成杯3着のアイテイトップあたりが府中向きかもしれない。

予想は、昼ころ「帰ってきた馬券仙人Web」に掲出予定。