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日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)、コラムコーナー4月24日付記事を取り上げる。タイトルは、「魔女のすむ街・オーガスタ、アメリカ・ジョージア州」である。
記事タイトルにリンクを張っておくので、興味のある方はチェックしてみるとよい。
記事は、2006年1月に打ち上げられ、地球の素顔を捉え続けている陸域観測技術衛星「だいち」が捉えたオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・コースに関するものである。
オーガスタ・ナショナルはゴルフファンなら誰でも知るゴルフコースで、毎年4月にメジャー第1戦マスターズトーナメントが開催されるコースである。
このオーガスタ・ナショナルを「だいち」が捉えた写真が紹介されており、興味を持った。
2008年シーズンは、南アフリカのトレバー・イメルマンが覇者となり、タイガー・ウッズは単独2位にとどまった。
タイガー・ウッズは、シーズンはじめから勝利を重ね、優勝の呼び声が高かったものの、残念ながら2位にとどまった。
コースに関する歴史、歴史に残る戦いとアーメンコーナーの関係等についての記述があり、面白い。
記事を引用しておく。
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記事引用
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(「だいち」が捉えたオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・コース)
オーガスタは、今ではマスターズゴルフトーナメントが開催される場所としてあまりにも有名。トーナメントが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブはオーガスタ市街の北西約5kmにある。他の世界ゴルフ4大メジャートーナメントが毎年開催コースを変えている中、マスターズだけが毎年4月上旬にこの同じ場所で開催される。2008年は4月10日から13日にかけて行われた。
写真2はだいちのAVNIR-2とPRISMのセンサ画像を組み合わせた画像でオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・コース。元々は農園であった土地に、アマチュア屈指の名プレーヤーであるボビー・ジョーンズとゴルフ・コース設計家アリスター・マッケンジーが1932年12月に造り上げ、1933年1月に正式にオープンした世界でも最も美しいコースの1つ。第1回マスターズは1934年に開催された。
各ホールにはそれぞれ、オリーブ、ピーチ、アップルなどの植物の名前が付けられているように、多くの植物による色彩豊かなコースとなっている。
このコースは美しいだけではなく、非常に難しいコースとしても有名。全体的に起伏が大きく高低差があり、コースに吹く風もくるくる変わることからトッププロを悩ませるコースとなっている。ホーガン・ブリッジの12番、ネルソン・ブリッジの11番、サラゼン・ブリッジの15番ホールなどの水際のホールが特に有名だ。11番から13番ホールは1958年のマスターズで劇的なプレーが行われたことからアーメン・コーナーと呼ばれている。古いジャズのタイトル"Shouting at Amen Corner" から拝借したものだそうだ。また、今年はこの名前がついて50年目だ。
グリーンも非常に硬く、ボールスピードが速く設定されていることから「ガラスのグリーン」や「オーガスタのグリーンには魔女がすむ」とも言われており、多くの名選手を泣かせてきた。
このコースは、通常10月1日からオープンし、マスターズの直後にクローズしてしまう。正にマスターズのためだけにあるゴルフ・コースとなっている。なお、会員の数は300人程という本当に限られたプライベートコースで、プレーをするにはメンバーの同伴が必ず必要な為、一般の人がプレーするのはかなり難しいゴルフ場だ。
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Written by Tatsuro Satoh on 4th May, 2008
内容の濃いブログですね。特に環境についてのエントリーが多いようで、また勉強させていただきます。