ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

魔女のすむ街・オーガスタ

2008-05-04 05:49:52 | 文化・学術

*スポンサーリンク
 

 日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)、コラムコーナー4月24日付記事を取り上げる。タイトルは、「魔女のすむ街・オーガスタ、アメリカ・ジョージア州」である。
 記事タイトルにリンクを張っておくので、興味のある方はチェックしてみるとよい。
 記事は、2006年1月に打ち上げられ、地球の素顔を捉え続けている陸域観測技術衛星「だいち」が捉えたオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・コースに関するものである。

 オーガスタ・ナショナルはゴルフファンなら誰でも知るゴルフコースで、毎年4月にメジャー第1戦マスターズトーナメントが開催されるコースである。
 このオーガスタ・ナショナルを「だいち」が捉えた写真が紹介されており、興味を持った。

 2008年シーズンは、南アフリカのトレバー・イメルマンが覇者となり、タイガー・ウッズは単独2位にとどまった。
 タイガー・ウッズは、シーズンはじめから勝利を重ね、優勝の呼び声が高かったものの、残念ながら2位にとどまった。
 コースに関する歴史、歴史に残る戦いとアーメンコーナーの関係等についての記述があり、面白い。
 記事を引用しておく。

 ========
 記事引用
 ======== 

 
(「だいち」が捉えたオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・コース)

 オーガスタは、今ではマスターズゴルフトーナメントが開催される場所としてあまりにも有名。トーナメントが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブはオーガスタ市街の北西約5kmにある。他の世界ゴルフ4大メジャートーナメントが毎年開催コースを変えている中、マスターズだけが毎年4月上旬にこの同じ場所で開催される。2008年は4月10日から13日にかけて行われた。

 写真2はだいちのAVNIR-2とPRISMのセンサ画像を組み合わせた画像でオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ・コース。元々は農園であった土地に、アマチュア屈指の名プレーヤーであるボビー・ジョーンズとゴルフ・コース設計家アリスター・マッケンジーが1932年12月に造り上げ、1933年1月に正式にオープンした世界でも最も美しいコースの1つ。第1回マスターズは1934年に開催された。

 各ホールにはそれぞれ、オリーブ、ピーチ、アップルなどの植物の名前が付けられているように、多くの植物による色彩豊かなコースとなっている。

 このコースは美しいだけではなく、非常に難しいコースとしても有名。全体的に起伏が大きく高低差があり、コースに吹く風もくるくる変わることからトッププロを悩ませるコースとなっている。ホーガン・ブリッジの12番、ネルソン・ブリッジの11番、サラゼン・ブリッジの15番ホールなどの水際のホールが特に有名だ。11番から13番ホールは1958年のマスターズで劇的なプレーが行われたことからアーメン・コーナーと呼ばれている。古いジャズのタイトル"Shouting at Amen Corner" から拝借したものだそうだ。また、今年はこの名前がついて50年目だ。

 グリーンも非常に硬く、ボールスピードが速く設定されていることから「ガラスのグリーン」や「オーガスタのグリーンには魔女がすむ」とも言われており、多くの名選手を泣かせてきた。

 このコースは、通常10月1日からオープンし、マスターズの直後にクローズしてしまう。正にマスターズのためだけにあるゴルフ・コースとなっている。なお、会員の数は300人程という本当に限られたプライベートコースで、プレーをするにはメンバーの同伴が必ず必要な為、一般の人がプレーするのはかなり難しいゴルフ場だ。
 ========
 Written by Tatsuro Satoh on 4th May, 2008


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トラックバックありがとうございます! (blackcab)
2008-05-05 09:32:31
僕はオーガスタナショナルに入ったことがあるんですよ。関係者みたいな顔していったら、入口通れてしまって、ビックリしましたが・・・もう10年以上も前の話なので、あの頃はセキュリティレベルが低かったということでしょうね。

内容の濃いブログですね。特に環境についてのエントリーが多いようで、また勉強させていただきます。
返信する