気取らずにワインとカメラを勉強しよう♪

★ワインとカメラのだらだらした備忘録

ブルゴーニュ・ブラン

2012-12-18 05:48:15 | 日記
ヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・グリヴォ。
ほとんどの畑がヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュにあり、
その半分以上が一級畑以上という、最良なテロワールを所有している由緒正しいドメーヌです。

1920年代に、ドメーヌ元詰を開始した先進的なドメーヌで、
1970年代、アンリ・ジャイエに次いでブルゴーニュで活躍したギ・アッカ氏のコンサルタントを受け、
長期低温浸漬を採用していました。

かつてはその評価が賛否両論、驚くほど濃い色合いと、凝縮した果実味のワインは、
テロワールを感じさせないと低く評価されたこともあります。

しかし、現当主のエティエンヌ・グリヴォ氏は、
1980年代から徐々にワイン造りを変革、浸漬期間を短めに、
SO2の使用を最小限に抑え、畑もリュット・レゾネ方式で管理。
代々引き継がれてきたヴォーヌ・ロマネ村とニュイ・サン・ジョルジュ村の
優良な畑のテロワールの表現に努めています。
世代とともに、以前の熟成を要する剛健な造りから、
『瑞々しくエレガント、そして心地よいワイン』へシフトしています。

ロバート・パーカー氏は、ジャン・グリヴォについて、
「1980年以降はここのワインは一貫してブルゴーニュの最上クラスにある。」
「グリヴォのワインは若いうちから飲めるが、熟成させると格段によくなる素質も備えている。 」
「正統派のブルゴーニュの赤ワイン作りの名手」として、万人を満足させる味を出せると評価しています!



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