気取らずにワインとカメラを勉強しよう♪

★ワインとカメラのだらだらした備忘録

ベラルデンガ キャンティ・クラシコ

2012-12-12 15:38:17 | 日記
フェルシナはキャンティ・クラシコの南端「ベラルデンガ」という地区にあります。
哲学博士だったジュゼッペ・マッツォコーリン氏と、
「ミスター・サンジョヴェーゼ」の異名を持つ醸造コンサルタントのフランコ・ベルナベイ氏が手を組み、
1982年に誕生したのがフェルシナです。

フェルシナは 絶品のキャンティ・クラシコの造り手と言われおり
2009年度版ガンベロ・ロッソヴィニ・ディタイリアにて
年間最優秀ワイナリーを受賞!

ここではキャンティ・クラシコであることはもとより、
"ベラルデンガ"という土地ならではのテロワールにこだわり、
ワイン造りを行っています。

キャンティ特有の石灰質土壌に加えて
砂混じりで柔らかく暖かい土壌が入り混じっています。
古来海底であったという敷地内には水によって角が削り取られた丸い形の石と、
アルバレーゼと呼ばれる白い石灰質の塊が多く見られ、
土壌がミネラル分を多く含んでいることを意味しています。

この特徴的なテロワールは、 この地のサンジョヴェーゼに
タバコや煙、スパイスなどの燻した香りと土っぽさを与えています。

つまり、ベラルデンガのサンジョヴェーゼ100%という純血性と
そこに内在する生き生きとした多様性、
(11の畑と30種のサンジョヴェーゼ!)
これがフェルシナのワインの本質ではないでしょうか。

このスタンダードなキャンティ・クラシコは、1967年から造られ続けている名作。

ベラルデンガ地区内の海抜350m~420mの南西向きの畑から収穫される
数種類のサンジョヴェーゼを贅沢に配合しています。
収穫後、28度~30度に温度管理されたステンレスのタンクで、
毎日パンチングダウンしながら、12日~15日間の発酵させ、
その後、バリックと中樽に入れられ12ヶ月の樽熟成が施されます。

濃密な果汁に溶け込んだマッシュルームやスモーク、
ベラルデンガ特有のタバコのアロマを感じ、
凄いコシの強さを持ったワイン!

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