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くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

春のお彼岸2022。

2022-03-21 | 食物関係

今日はカンカン照りにはならんみたい と黄砂のせいか薄曇りの空を見て
寒くもなく暑くもない お墓まいり日和やねと まずは産直へ行きました。

花と榊・シキビを買い 2ヵ所のお墓まいりに行ってきました。

3年前 山の中から公園墓地へと移した実家のお墓は 立派なお墓がならぶ
中で小さい区画にこじんまりで あとは母が入ったら 満員御礼となります。

 

ごめん お父ちゃんが好きなカサブランカは すごく高かったから
今日は菊だけです。 次はぜったい買うてくるからね。

お墓には だいぶん前に来たと思われる榊と花 それとフタを開けた
ワンカップ大関が供えてありました。

そうだろうと思い帰ってtelすると やはり息子が来ていたようです。
何年も前から毎年受験期には だれにも言わず 一人でお墓まいりを
しているようです。

6年間苦楽をともにしてきた生徒が 1人でも多く希望の大学へ合格
できますようにと 最後はご先祖様に頼んでいるのでしょう。

2ヵ所のおまいりを済ませ 喉が渇いた かき氷食べようとジョイフル
へ寄ったけれど まだやってないとのこと 残念です。

 

久しぶりのパフェと なんか食べようと ホットケーキも注文しました。
オレはいらん糖尿病に悪い と言いつつも 大半は夫が一人で食べました。

食べたい物の我慢は 糖尿には効くでしょうが 精神には悪い気がします。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          
 

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はりはり漬け。

2022-03-19 | 食物関係

大きな手術をして リハビリで始めた畑仕事で 器量が悪すぎるため
産直に出せない野菜を たまに友が持ってきてくれます。

手塩にかけ育てたものを オレはよう捨てんそうで気持ちは分かります。
今回は春大根と ええっ   ネギでしょ と思える玉ねぎでした。

      

70代になり 心臓近くの血管にカテーテルを埋めた友は 障碍者手帳を1年
近く持っていましたが 今はゴルフも 野菜作りもできる身体になりました。

葉は日に干し お揚げさんとゴマ油で炒めご飯の友にし 根はお漬け物です。

人気You Tuber   漬け物歴40年の川原恵美子さん75才  のはりはり漬けです。
恵美子さんの料理はどれも分かりやすく   やさしい語り口も好きです。

  

正味1.5㌔の 薄く切った大根は煮る時間を短くし ぱりぱりの食感を保ちつつ
しっかり味がついた 恵美子さん流はりはり漬けができました。

 

小分けして冷凍すれば1年持つそうで 残った濃い目の煮汁でお魚を炊いたら
とても美味しいとのこと 楽しみです。

今まで買っていたはりはり漬けが 自宅でできるとは嬉しいです。
(川原恵美子はりはり漬け で出ますので興味のある方は お試しくださいね) 
  

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キムチチャンジャ。

2022-03-17 | 食物関係

京都ほし山『贅沢チャンジャ』150㌘入りをもらい おいしかったので
楽天で買おうとしたら クール便になるためか 送料がけっこうします。

キムチチャンジャはその食感から 原料は焼き肉屋で注文する牛ミノと
思っていましたが タラの胃袋や内臓とのこと。 知りませんでした。

300㌘入☓3個を買えば送料が無料になるそうで 送料無料が好きですから
迷わず3個を注文しました。

 

ネット注文の時 送料無料と書いてあれば 四国は無料の枠に入り
ますが 北海道・沖縄は今回の場合でも 800円の送料がいります。  

流通業界の仕組みは分かりませんが なんか不公平という気もします。

チャンジャは ご飯にもビールにも相性ばつぐんですが プリン体が
多いため一度に多く食べないことと かなり匂いますのでデート前は
よしたほうが無難です。

 

昨夜発生した宮城・福島の震度6強の地震は   画面に出る津波注意報
の移動を 起きて見ていました。

今朝になり   新幹線の脱線や   仙台城址の石垣崩落など   被害状況が
分かってきました。

東北の人達には 11年前の悪夢がよみがえり 怖ろしい目にあわれた
と思います お見舞いもうしあげます。
  

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芸術新潮の『福富太郎伝説』

2022-03-15 | 日記

先月の終りに高知県立美術館で開催中の『福富太郎の眼』展へ行ったことを綴ると
blog友の まりぃさんからコメントをいただき

芸術新潮2021年5月号が 昨年の発売時まりぃさんに届いたそうで 送り主は
高校の同級生でこの号に記事を書いた 早稲田大学名誉教授の 丹尾安典氏です。

即楽天に注文し待つこと10日。折りしわ一つない 新品の芸術新潮が届きました。

 

丹尾先生は『自分史としての戦争画』の題名で 13才で敗戦をむかえた福富太郎氏の
戦争画への想いを 書いておられました。    宮本二郎 (少年兵  昭和17年)
 
                   

美人画だけでなく 戦争画の多くを収集していた太郎氏の 戦争関連画96点を
2018年太郎氏没後 夫人が 東京都現代美術館へ寄贈したそうです。

藤田嗣治の『千人針』『靖国神社』を入手した時の 太郎氏の心情やエピソード等
今まで知らなかった福富太郎を 丹尾先生が教えてくれました。

戦争画の中でも この絵の周りからは しんとした空気を感じました。日露戦争で
戦死した夫の遺品を手にする 妻の眼にわずかに光る涙。

太郎氏が平成2年 米国のオークションで落札したこの絵は 85年ぶりのお里帰り
となりました。           満谷国四郎 (軍人の妻  明治37年)
  
 
 
届いた芸術新潮を見ているうちに 来週には終わる『福富太郎の眼』展をもう一度
見ておこう 県立美術館にこれほどの作品が集うことは滅多にないから と思って
ハンドルを握りました。

福富太郎氏の好みは 凛とした松園ではなく 清方の描く 妖艶でエロチックな女性
のようです。

鏑木清方 ( 刺青の女   大正2年) と構図がとても似た   島成園  (をんな   大正6年〉
 

太郎氏が好んで集めたものは 許されぬ仲の 男女の道行 (駆け落ち) です。
 
今回展示された清方の (薄雪  大正6年) は歌舞伎『恋飛脚大和往来』の一場面で
若旦那と遊女梅川の恋 。
 

  もう一つ近松門左衛門の『心中天網島』から 妻子ある紙屋治兵衛と遊女小春が
心中に向かう一場面 と図録に書かれた2双の屏風絵     北野恒富  (道行  大正2年頃) 
 
   

夢二ファンの母に買った屏風絵をながめる太郎氏。   竹久夢二 (かごめかごめ  大正元年)
 

『福富太郎の眼』ポスターになった  岡田三郎助 (ダイヤモンドの女  明治41年)
  

福富太郎コレクションに入ってないかもしれませんが 今回この一枚も
展示されていました。

五台山からの明治の高知市。県出身の洋画家 石川寅治の作品で 遠くに
高知城が見えます。            石川寅治 (高知城を望む  明治44年)
 

同じ位置から撮った 昨年4月の写真
  

東京での鏑木清方・上村松園展へは行けずに残念でしたが 航空券代が浮いた
と考え 3/21の最終日までに『福富太郎の眼』へ もう一度行こうと思います。

まりぃさん お知らせいただき感謝です。芸術新潮2021年5月号と   今回買った
福富太郎の図録を ゆっくり時間をかけて読んでみます。

丹尾先生にお会いしたとき 先生のファンが1人増えました とお伝えください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

 

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出汁いろいろ。

2022-03-13 | 食物関係

昔ながらのおかずが並ぶ 昭和の食卓のわが家は 和風だしをよく使います。
味の素のほんだし シマヤの焼きあごだしなど スーパーに並ぶ顆粒だしを
母の代から使ってきました。

これらは煮物にはいいとしても すまし汁を作った時 どうしても汁がにごり
お正月は 澄んだおつゆのお雑煮を食べたい と思っていたところタイミング
よく  blog友から 『茅乃舎だし』 を勧められました。

茅乃舎だしは10年ほど前 お試しを使ったことがあります。上品な味と香りで
ワンランク上のだしですが 高いため それきりになっていました。

おせちは煮物が多いため 暮れに茅乃舎だしを買い これこれ この色と風味
やがね!  と何度か注文するうちに 他社からもCMが入ります。

兵四郎だしと九州のだしを買ってみました。どちらも焼きあご入りで 値段は
茅乃舎と兵四郎はほぼ同じで 九州のだしは ぐっと安いです。

 

茅乃舎と兵四郎のちがいは すまし汁を作るとき 茅乃舎は400ccの水に1袋入れ
少しお醤油を足しますが 兵四郎は450~500ccの水に1袋入れ 何も足さずとも
ひと煮立ちで すまし汁ができます。

どちらも何種類かのだしが香り   つい料理の腕が上がったかの 錯覚をおぼえます。
両社から減塩だしも出ていますが 割高になりますので 買ったことはありません。

常備菜のお煮しめを炊き だし巻き玉子と 鶏団子スープを作ってみました。

 

あごだしの鶏団子スープは 悪くはないですが・・・
 

鶏団子にはやはり 鶏ガラスープの素が 相性がいいようでして・・・
 

もったいないと だしを取ったあとのパックを乾かし チャーハンやおひたしに
入れ すべてを使い切ります。 1袋が 茅乃舎は8㌘ 兵四郎は9㌘入りです。
 
              ほとんど同じに見えますが   だしを取ったあとの   ↑左が茅乃舎   右が兵四郎

送料がけっこうしますので 送料無料になる 30袋☓2パックを買っています。

バレンタインのお返しに スーパーでクッキーでも買いわたす予定が だしが
ほしいと言われ 娘に分けました。

いつ殺されるかと 恐怖の中で息をひそめるウクライナの人を思うと 平和な
国で料理をつくれることが どんなに幸せかと つくづく感じます。  


          

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