くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

いたぶ2024。

2024-07-31 | 食物関係

大昔のセピア色の記憶をたどれば 夏休みに川へ泳ぎに行く道に
いたぶの木があり 黒く熟した実を食べる楽しみがありました。

県内どこでも『いたぶ』で通じますが   正式名称は 『イヌビワ』 です。

   
 

黒く熟した実はイチジクと同じく先が割れ 噛んでじゃりじゃり甘く
黒いいたぶは 当時の子どもたちと野鳥が 競って食べました。

早朝に出かけ いたぶの実をちぎって 陽が昇るまえにもどりました。
うまく撮れず  ↑は7年前の写真です。

     

いたぶの実はイチジク同様 熟すと先が割れ甘い液が出ます。
大きく見えますが直径1.5㎝ほどです。↓7年前の写真を1枚追加しました。

 

ジャム用に出ていたイチジクを買い いたぶと合わせたら1,300㌘
ありましたので 30%のグラニュー糖で炊きました。

 

いたぶジャムは風味があり cookpadからパウンドケーキも焼きました。

今年はこれでお終いです。あとは野鳥のごちそうになります。こちらでも
若い人はいたぶを知らないでしょう。

 

五輪を観ているとTV画面の左上に 県内各地の午後2時の気温が
表示されますが どこも35℃を超えています。 



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12 コメント

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Unknown (空や花)
2024-07-31 10:23:11
いたぶのジャム。独特の風味がありそうですね。そんなにたくさんあるなんて、すごい!いたぶは必ず、川のそばにありましたね。今は護岸がコンクリートでかためられて、ほとんど見えなくなりました。それでもいたぶを見ると、嬉しいです。くりさんは自然を楽しんでいて、素敵な生き方ですね。
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エイコさんへ (くりまんじゅう)
2024-07-31 10:52:06
いたぶの苗を売っている店があれば教えてねと
以前エイコさんにお願いしたいたぶは ひょっと挿し木で根づくのでは?
と思います。根づいても実を付けるまでは私の寿命がもちませんがね。

いたぶは言われるように川べりに自生していましたね。今は護岸工事のため
川辺の趣がなくなりました。いたぶを口に含むと 昔の思い出がよみがえります。
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くりまんじゅうさんへ (ミッキー)
2024-07-31 13:35:31
イタブ ?・???
犬ビワ?・・・・・
何方も聞いても見たことないかも

子どもの頃
桑の実を口や洋服のポケットを真っ赤に染めてたべていましたが
とにかくこちらでは見たことがありません
ジャムになるって イイナ
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くりまんじゅうさんへ (Dr.K)
2024-07-31 15:30:39
ここ茨城では、『いたぶ』は おろか『イヌビワ』 のことも知りません(~_~;)
私個人としては、見たこともないような気がします。
そちらでは、ごく一般的なものなのですね。
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Unknown (maria)
2024-07-31 16:03:13
くりさん、こんにちは
毎日暑すぎて外に出られません
スマホで、JAZZ TONIGHT を聴きながらお邪魔しています😅
名古屋も暑いですよ〜💦

いたぶがとても美味しそうですね!
私は初めてです
自然のもので作ったジャムはさぞ美味しい事でしょうね👏
ポリフェノールもたっぷりで体にも良さそうです
私は冷凍のブルーベリー🫐が終わって久しくなります
暑くて買いにも行けてません🤣
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いたぶ (しまそだち)
2024-07-31 16:16:44
土佐では ポピュラーな木なのですね
あの実 食べるのですか
私の周りで イヌビワと言えば 仁徳陵周辺、いくつかある古墳の一つのお濠に
ある木、1本だけですが それも刈られてしまいました

目から鱗の今日の記事でした 
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いたぶ (よう)
2024-07-31 16:24:50
イヌビワという名前を 聞いたあことはあるけど もしどこかで見かけても
食べたりした経験がないので 気が付かないのかな。
高知は独特のソウルフードが多いですから おもしろいですね。
無花果とミックスのジャム 美味しいでしょうね。
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ミッキーさんへ (くりまんじゅう)
2024-07-31 16:53:46
いたぶ(イヌビワ)は多くの人が知っているつもりでしたが 今日いただいた
コメントを見ると皆さんご存知ないようで 昔から当たり前に身近にあった野生の
実ですから 皆さん知っていると思っていました。↑に7年前の写真を追加しました。
桑の実はだれもが知る女王様なら いたぶは足軽クラスかなぁ・・・。
いや ゾウリ番の階級かもですね。
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Dr.Kさまへ (くりまんじゅう)
2024-07-31 17:01:31
イヌビワの説明を読むと関東から西へ沖縄まで 林の中に自生するとのこと。
今はこちらでも野山に自生する いたぶを採って食べる人は少ないと思います。

団塊世代が子どもの頃は だんだん暮らしが安定してきた時代ですが
それでも子だくさんの家が多く それぞれの子におやつを買い与える家庭が
少なかったと思われ いたぶはそんな時代に育った私たちの夏の楽しみでした。
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mariaさんへ (くりまんじゅう)
2024-07-31 17:08:08
今朝のTVでは 本日各地の予想最高気温が表示されており 高知は38℃でした。
日中はなるべく外に出ないようにしています。と言ってもそうもいかんしね。

植物にお詳しいmariaさんは イヌビワをご存じないですか?
この実を毎年食べていた小学生の頃から 3本ばかりいたぶの木に当たりをつけ
実が熟すを待っていました。今の子は決して野生の木の実を食べたりしません。
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