くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

女性住職。

2017-04-27 | 日記

母校から定期的に届く校友会会報に お四国札所88ヵ寺で 5番目になる
女性住職が誕生した との記事が載っていました。

高知県内にある16の札所の30番善楽寺に この寺の次女32歳が 父親で
ある先代住職から 拝命を受けたとのことです。

 

32歳といえば 私の歳の半分にも満たぬ後輩ですが 善楽寺には彼女の
姉も弟もいる中で 住職である父親が早くから 寺を継ぐのは次女と決め
仏門の大学へ進んだ とのことです。

会社勤めしていた頃 年に二度 新年の仕事始めと創立記念日に 女性の
神官さんが 清祓いに来てくれました。

その時彼女は 風呂敷に包んだお供え物などを 連れてきた小さな男の子に
手伝わせ運んでおり 十数年するとその子が 神官として来るようになりました。

息子も母譲りの 伸びやかな声で祝詞をあげ ポンポンと打つ 澄んだ音の
柏手が 私の打つ ぐちゃぺちゃとは大違いでした。

 

生まれた家がお寺や神社であれば 子守唄代わりに 親の唱えるお経や
祝詞を聞き育つわけで ごく自然に 家を継ぐことになるでしょうね。

32歳の尼僧の休日は そこはそれ 普通の若い女性に戻り カツラを付け
お化粧もして お出かけだそうです。 



コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぶりのアラ。 | トップ | 段々頭。 »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (guuchan)
2017-04-27 07:34:21
私の同級生も、山の中にある禅寺の尼僧さんです。
 20歳代で、お父さんが急逝なさり、急きょ継ぐことになりました。
 年に1度くらい、そのお寺で泊まらせてもらい
喋って食べて、食べてしゃべって・・・^^
返信する
Unknown (加代)
2017-04-27 21:03:08
全国的に 住職不在のお寺 神社が多くなっていると新聞に出ていました。
女性でもあとを継いでいただくと 門徒さんは嬉しいですネ。
返信する
guuchanさんへ (くりまんじゅう)
2017-04-27 21:16:52
昔なら僧は一生独身だったかもしれませんが今は妻も子もおり
普通の家庭を持っています。↑の尼僧もやがて結婚する
でしょうし外出の時はおしゃれもすると思いますが住職に
なるまでは女性の場合 男性より何倍もの苦労があると
言われています。 同級生が禅寺の尼僧とはいいですね
お寺で泊まり喋って食べて いいですね とても憧れます。
返信する
加代さんへ (くりまんじゅう)
2017-04-27 21:24:35
お四国のお寺は毎日たくさんのお参りがあり 納経帳に
御朱印も押さねばなりませんので必ず人がいますが
お四国札所でないお寺など 人がいないお寺もたくさんあり
そんなお寺には昼間でも怖くて近寄れませんね だから
だんだん荒れていきます。↑の尼僧はまだ若いので法話が
苦手とのことで 人生経験を積むとうまくなるでしょうね。
返信する
私にも母校の校友会報が届きました (biko)
2017-04-27 21:27:48
そして、その記事も読みました。

さすが、母校の後輩だけあって、かわいい尼僧さんですね。^^

どの分野にいっても私達母校の卒業生達は女らしくて、かわいいと私は思うのですが、これは身びいきでしょうか?^^

69歳のおばあさんになっても、母校のことを思い出すと、やさしい気持ちになれるのは、これも母校がよかったからでしょうね。

と、知らない人が読んだら笑われるようなことを、母校の後輩である、くりまんじゅうさんのブログには書いてみました。^^
返信する
若い人が (ぐり)
2017-04-27 23:44:10
しれも女性が住職を継ぐって素敵なことですね
父親の期待に応えていい話だと思います
髪もおろして見えるんですね
すがすがしいですね
女性が勇気がいりますね
こちらではお坊さんも普通の髪ですよ
返信する
とても素敵な、、 (はちきんイジー)
2017-04-28 11:00:22
笑顔をされた方ですね
bikoさんが言われるように 
品のある女学校でしたよね。

お嬢さんが通う学校という印象を持っています。

食事のマナーなども学ぶと聞いた事が記憶に残ってます。^0^

髪をそる?のは勇気がいりますよね
へーー 鬘でお洒落し 皆と同じ生活をも楽しむのが
また良いですね。
返信する
高知の女性住職 ()
2017-04-28 20:54:53
になって居たかもの話です。
その人は確か大豊方面のお寺さんの娘さんでした。
佛教大学を出ていますから将来はお寺を継いでいたのかも知れません。
小さい頃からお経に親しみ、檀家さんとの話相手でお喋り上手になって何時頃かジャズボーカリストとなって居ました。

お経で鍛えた声は抜群で歌唱力も良く、ライブでのMCも絶好調でした。
歌以前にその人柄が最高の人でしたね。

全国ライブも沢山こなされていざこれからと言う時に若干43歳で自ら仏となってしまいました。非常に残念な事でした。

その人、越智順子さんは善楽寺の住職さんみたいに良い笑顔でした。
30番札所また行ってみたくなりました。
頑張って下さいね。
ちょっとした思い出話でした。
返信する
bikoさんへ (くりまんじゅう)
2017-04-28 22:46:32
bikoさんがご自分で言われるように さすがにそれは
身びいきが強すぎますが同窓生同士で言うのは これは
許されると思います。私も↑島田尼僧の晴れやかな顔を見て
やっぱ やるときゃやるね さすが後輩!と思いましたもの。
え~と わが娘よりさらに若い後輩ですのでもう私から見たら
孫みたいなものですが がんばってお四国の名物寺に
なってほしいものです。
返信する
ぐりさんへ (くりまんじゅう)
2017-04-28 22:53:08
そうです 今は僧侶も尼僧も髪を下してない人が多くて
袈裟を脱げばごく普通の人ですが ↑の彼女は髪をばっさり
おろしています。この姿を見ても決して迷わずこの道を
選んだことが分かります。そしてずっと毎日お寺に籠って
ではなく 休日にはおしゃれして出かけるというところが
いいですね。生活にメリハリをつけて いろんな経験をして
そうして法話が上手になると思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事