ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「カポーティ」

2020年11月26日 | 実話をもとにした映画
2006年公開の映画の紹介です

監督は、ベネット・ミラー。
作家のトルーマン・カポーティが代表作「冷血」を書き上げるまでの6年間の伝記映画です。
主演・出演は、故・フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズ・Jr、マーク・ペルグリノ、クリス・クーパー。


1959年、11月15日。カンザス州西部の町ホルコム。
若い女性ローラ・キニーは友人をむかえに行き、誰も出ないので家の中に入ります。
「ナンシー? 誰かいませんか?」
2階に上がったローラはナンシーが殺害されているのを見て叫びます。
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ニューヨーク。
サロンに集まる著名人の中で、文学界のトルーマン・カポーティは饒舌で皆を笑わせます。
「自分に正直なのが、一番いい」
その後カポーティは、新聞で『裕福な農場主と家族3人が殺される』という記事に目を奪われ、ザ・ニューヨーカー誌の編集長・ショーンに電話をして記事にする承諾を得ます。
親友でもあるネル・ハーパー・リーを同行し、カポーティはホルコムに到着します。
カポーティは担当刑事・デューイに会い、
「事件が町に与えた影響を書きたい」
と正直に伝えます。
ネルがローラの自宅を探す間、カポーティは4人の棺を見に行きます。
1つを開けると、娘・ナンシーの遺体がおさまっていたのです。
その後デューイから事件の酷い写真を見せられたカポーティは、疑問を口にします。
「何故息子の頭の下に枕が・・娘には毛布がかけられているのか・・」
そして間もなく、容疑者の2人が逮捕されたのです・・・

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この映画はアカデミー賞で「主演男優賞/フィリップ・シーモア・ホフマン」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「助演女優賞/キャサリン・キーナー」「脚色賞」などのノミネートがあります。

≪ トルーマン・カポーティ とは ≫

19歳の時に掲載された『ミリアム』でオー・ヘンリー賞を受賞しているんですね。
『冷血』の後の『叶えられた祈り』は未完のようです。

とても有名な『ティファニーで朝食を』は、とても有名な映画化作品です。
1961年公開、
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:オードリー・ヘップバーン、ジョージ・ペパード。





お立ち寄りありがとうございます
「冷血」は今年読みました
かなり印象の強い小説で、この映画のシーンはとても生々しく感じました

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (hisa24)
2020-11-26 21:44:37
何といってもフィリップ・シーモア・ホフマンが最高でした。
ずいぶん前に読んだ「ミリアム」は衝撃的でした。短編はたくさん読みましたが、肝心の「冷血」は読んでいないのです。いつかチャレンジしたいですね。
こんばんは (hisa24さんへ)
2020-11-26 22:05:55
フィリップ・シーモア・ホフマンはずいぶんたくさん作品を観ていますが、役どころがとても広いです
興味の深い映画が多いので、他界しているのが残念な俳優さんの一人ですよ
私は「冷血」以外読んでいないんです 
「ミリアム」など、他の作品読みたいですね 
「冷血」も、是非是非チャレンジしてください!
Unknown (lemonwater2017)
2020-11-27 01:45:58
象が転んだです。
「カポーティ」見るの忘れてました。早速レンタルです。
でも、「叶えられた祈り」はカポーティも相当に混乱してましたね。
おはようございます (lemonwater2017さんへ)
2020-11-28 06:08:19
借りられましたか?
私は、実はスルーしていた映画なんですが、ブロ友さんのレビューで内容を知って、速攻で借りました
思い出して頂いて良かったです

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