「怒り」

2016年公開の日本映画の紹介です

監督は、李相日。
吉田修一の小説が原作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、
妻夫木聡、宮崎あおい、広瀬すず、三浦貴大、ピエール瀧、
高畑充希、原日出子、池脇千鶴、佐久本宝。

(あらすじ)
八王子郊外。
ある一軒家の風呂場に女性の遺体が見つかり、刑事・北見と南條は捜査に当たり、
ドアに血のりで“怒”と書かれているのに気づきます。
一年後、八王子の事件の整形手術後の犯人のモンタージュ写真を特集した番組が放送され、
北見と南條は進展を期待します。
千葉、房総。
不明の娘・愛子を風俗店で発見した父親の洋平は、
帰宅途中洋平と漁港で働く田代を見かけ声をかけます。
田代は素性がはっきりせず、洋平はあまり好かないものの、
弁当を届けに来る愛子は洋平と付き合い始めてしまうのです。
東京。
ゲイの集まる場所に来た優馬は、膝を抱える男・直人に興味を持ち、
場所を出た後食事をします。
居所を転々としていると話す直人に、優馬は自分の家に来るよう話します。
自分の事を話さない直人ですが、ある日優馬は喫茶店で気さくに人と話す直人を見かけるのです。
沖縄。
泉は友人・辰哉とボートで無人島に付き、住みついている自由奔放な田中と知り合います。
その後町で見かけ、泉は辰哉、田中と3人で飲み明かし、
帰宅の際辰哉の姿が見えなくなり一人になってしまいます。
探すうち、米軍の姿があちこちに見え泉は慌ててその場を離れるのです・・・

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あらすじ、割愛できず長くなりました。
詳細知りませんでしたので、最後までドキドキでした。
よくぞ、似た俳優さんたち・・・

この映画は日本アカデミー賞で、
「最優秀助演男優賞/妻夫木聡」を受賞、
「優秀作品賞」「優秀脚本賞」「優秀主演女優賞/宮崎あおい」「優秀助演男優賞/森山未來」
「優秀助演女優賞/広瀬すず」「新人俳優賞/佐久本宝」「優秀撮影賞」「優秀照明賞」
「優秀美術賞」「優秀録音賞」「優秀編集賞」
など、他たくさんの映画賞の受賞があります。

驚いたのは、泉役の広瀬すずがオーディションだったこと。
全体的に体当たり役の俳優陣。
見ごたえはありましたが・・・再見は出来ないかな。

原作は『読売新聞』朝刊に掲載されていたようです。

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
なんとなく、オムニバスかと思ってました
形式はそうですが、繋がりが絶妙でした

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