ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「8人の女たち」

2020年02月13日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2002年公開の映画の紹介です

監督はフランソワ・オゾン。
フランス発・舞台劇調の、ミステリー・コメディ・ミュージカル映画です。
主演・出演は、驚くなかれ、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ダニエル・ダリュー、フィルミーヌ・リシャール、ヴィルジニー・ルドワイヤン などなど。


1950年代。フランスの郊外の大邸宅。
雪の深い中、母・ギャビーは迎えの車から休暇で帰途に着く長女・シュゾンを降ろします。
家の中では車椅子に乗るシュゾンの祖母、妹のカトリーヌが迎え入れます。
新しいメイドの美しいルイーズがお茶を運んできます。
ギャビーの妹・オーギュスティーヌも同居していて、容姿ともども相変わらずの毒舌をまきちらします。
シュゾンの父・マルセルはなかなか姿を現さず、ルイーズが食事を運びます。
すると間もなく慌てた様子でルイーズが階段を駆け下り、マルセルが死んでいるというのです。
恐る恐るギャビーとシュゾンが部屋を覗くと、マルセルはうつぶせでナイフを刺され大量の血が流れていたのです。
カトリーヌは警察が来るまでそのままにしようと言い、部屋に鍵をかけます。
通報しようとしますが電話線が切られていて、雪が深く車も動きません。
ベテランのメイドを交えて7人は話し合い、犬が吠えなかったから侵入者はいなくてこの中の誰かが殺したと結論に達したのです。
そこへ突然、マルセルの妹のピエレットがやって来ます。
電話で呼び出されたとピエレットは話し、借りた本に挟まっていたオーギュスティーヌの手紙を皆にバラし始めるのです・・・

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元になっているのは、フランスの劇作家ロベール・トマ作の戯曲です。

出演者8人は、
ベルリン国際映画祭 銀熊賞 受賞(8人の女優に対して)
ヨーロッパ映画賞 女優賞(8人の女優に対して)
を受賞しています。

劇中では出演者皆、それぞれ歌を披露しています。

1.リュディヴィーヌ・サニエ / Papa t'es plus dans l'coup
2.イザベル・ユペール / Message personnel
3.ファニー・アルダン / A quoi sert de vivre libre
4.ヴィルジニー・ルドワイヤン / Mon amour, mon ami
5.フィルミーヌ・リシャール / Pour ne pas vivre seul
6.エマニュエル・ベアール / Pile ou face
7.カトリーヌ・ドヌーヴ / Toi jamais
8.ダニエル・ダリュー / Il n'y a pas d'amour heureux

≪ 日本でも舞台上演されています。 ≫

2004年版:キャスト
木の実ナナ、佐藤江梨子、ソニン、岡本麗、山本陽子 など

2011年版:キャスト
浅野温子、大地真央、加賀まりこ、戸田恵子、荻野目慶子、牧瀬里穂、マイコ、南沢奈央





お立ち寄り、ありがとうございます
カトリーヌ・ドヌーヴはこのころ、50代半ば
歌って踊るシーンがなんとも可愛らしくて・・



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2 コメント

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Unknown (azm)
2020-02-13 08:02:29
おはようございます。
オゾン監督はまだ一つしか観てないので、これからどんどん観ていきたいと思っています^_^
返信する
おはようございます (azmさんへ)
2020-02-13 08:14:44
私も観ていないのが多々あります
一筋縄ではいかない映画が多いので、楽しみです
返信する

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