ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「望み」

2022年04月17日 | 日本映画
2020年公開の日本映画の紹介です

監督は、堤幸彦。
雫井脩介の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太。


埼玉県戸沢市。
個人で建築デザインの仕事をしている石川一登(かずと)は、顧客に説明をした後事務所の隣にある自宅に招き内装の説明をします。
更生の仕事をする妻・貴代美と娘・雅(みやび)は快く客を向かい入れますが、部屋を紹介された長男・規士(ただし)はそっけない態度でした。
夕食時、一登は規士に客に愛想良くするよう言い、怪我でサッカーが出来なくなった規士を懸念して助言します。
「何もしなかったら、何も出来ない大人になる・・」
寡黙で顔に痣を作る規士が気になり、留守中に規士の部屋を覗いた一登は購入したばかりのナイフを見つけ驚きます。
その後直接確認すると規士はきちんと答えず、一登はナイフを事務所に保管しました。
数日後、朝になっても帰宅していない規士に一登は怒りだし、そのまま夕方を迎えると雅も不安になってくるのです。
テレビのニュースでは市内の10代の刺殺事件を報道していて、翌日の新聞で被害者が規士と同じ高校に通う生徒と知ります。
警察は逃げている2人の若者の捜査を進め、一登たちは帰宅していない規士について聞かれます。
規士がナイフなど所持していなかったか、尋ねられるのです。
一方、雑誌記者の訪問で、貴代美は新情報を教えられます・・・

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規士役は岡田健史。
2021年の日本アカデミー賞で、この映画の他、『弥生、三月-君を愛した30年-』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』で新人俳優賞を受賞しています。
映画は他に、「新解釈・三國志」(2020)、「そして、バトンは渡された」(2021年10月)などの出演、
「死刑にいたる病」の公開が控えています。

≪ 付録 雫井脩介 映像化作品 ≫

「クローズド・ノート」(2007)
監督:行定勲
出演:沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内結子

「犯人に告ぐ」(2007)
監督:瀧本智行
出演:豊川悦司、石橋凌、小澤征悦

「検察側の罪人」(2018)
監督:原田眞人
出演:木村拓哉、二宮和也、吉高由里子




お立ち寄りと、ポチ押しの応援ありがとうございます
重~く、感情移入してしまいました
コメント (2)
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