なぎのあとさき

日記です。

赤い月

2005年09月20日 | 日々のこと



そろそろかわいがっておくか



かわいこちゃん!



かわいいかわいい

9月19日、月曜、晴れ。

庭に季節外れのタンポポが咲いた。
ヒマワリも、ちろっと黄色の花びらが出た。

祭日なのに仕事。モチベーションゼロ。

仕事の後で、ぎりぎりまでどうしようと思いながら三茶で下車。
出たばかりの赤い月に、ZIMAで乾杯。
猫になったみたいにくつろぐ。
お昼の社食のご飯では脳が満足してなくて、
池尻に出てたんたん麺。
食べれると思って来たのに、
少し食べただけでお腹がいっぱいに。麺だけ全部食べた。
お店の人、彼に「完食ありがとう」と2回いって腕を触っていた。

裏道を通ると、ライオンっ子が砂場で遊んでいた。
人がいて、遊ぶのを見守ってるようなのでそのまま帰る。

「百年の孤独」
ウルスラが年をとって調子が悪くなり、
フェルナンダが家を仕切り始めてからろくなことがなくて、
一家は崩壊の方向にすすむ。雨が降る。
ウルスラに似た子供がいたら、
もっといい方向にいっただろうなと思う。
ウルスラは主婦としても母としても鏡だった。家そのもの。
アウレリャーノ・セグンドはホセ・アルカディオのパータレの血を引いている。
私が一番感情移入できるのはこの人かも。
大佐が戦争の後ですべてに興味を失っていて、
ウルスラは彼が愛することを知らずに生きてきたことに気づく。

「ビーに降る愛の歌」のメモ書きを入れたフロッピーが壊れた(泣)。
前にマックで書いていたときも、途中でマックが壊れた。
最後まで書き終わるのはいつになるやら。

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ひとりSUNDAY

2005年09月20日 | 日々のこと



きにいったぜ!ここ

9月18日、日曜、十五夜。

今日は予定が急になくなって暇になった。
【今日の花】
・ゆっくり庭に水を遣ってから、今さらながらガウラに支柱をたてる。
・孔雀アスターを2株並べて植えたら
お供えチックになってしまったので、植え替える。
・ヒマワリが咲かないままひょろひょろしてるのを見て、
ダーも「ヒマワリ結構楽しみだったのにな」
・日陰に植えた萩に、どんどん花が咲く。
白地に紅の江戸しぼり。もっと目立つとこに植えればよかった、と思うくらい綺麗。

朝ご飯はタラコのおにぎり、崎陽軒のシューマイ。

ダーが仕事に出るとき、一緒に出てコンビニまで煙草を買いに行く。
花水木に赤い実がついて、葉っぱも赤く色づいている。気ぃ早!

帰りに、裏道を通ったら、モンチと同じ柄の猫がいた。
ライオンの子みたいな顔を見てすぐ、前に一度会ったことを思い出した。
初夏の頃。まだ子供で、木の枝で遊ぶと喜んで走り回った。
その時も飼い猫なのかノラ猫なのかわからなかった。
今はふたまわりくらい大きくなって、
耳が少し蚊に食われていたけれど、
毛並みもきれいだし、元気だし、痩せてもいないし、
やっぱりノラ猫なのか飼い猫なのかわからない。
自転車を降りるとすぐに寄ってきて、
撫でると喜んで膝に乗ってきた。
一度家に帰ってカリカリをとってきて戻ると姿がない。
でも「にゃっ」と何度かいうと出てきた。
そこは車が入れず、人も少ないいい感じの裏通りで、
この子は結構幸せそうに見える。
虫を追いかけて遊んだり、通りかかる人になついたり、屈託ない。
ノラだとしても、ノラとして元気にやってるなら、
今さら家猫にするのは猫にとっても難しい。
でもノラの寿命の短さを思うと胸が痛い。
飼い主がいるといいけど。ちょっと様子を見よう。
うちに帰って3匹の猫をかわるがわる撫でる。

いい天気なので、何度も庭に出る。
終わった花を切ったり、雑草を抜いたりしてぶらぶら。
ダンスホール・ラガばかりかける。ビーをだっこしながら踊る。
モンチが誘いにくるたび、モンチが疲れるまで遊ぶ。
花火の音が聞こえる。
玉川ではときどき花火の試し打ちをしているそうだけど、
急いで外に出ると、たいてい終わっている。
日が落ちると、窓の外で丸い月が白い光を放っている。

猫砂やらアマゾンで大長編ドラえもんやら、
いろいろネットショッピング。
タキイのカタログを眺めていて、
そろそろバラに手を出してもいい気がしてくる。

モンが椅子の上の洗濯物を抱え込むようにして寝ていたり、
ビーがベッドの上に伸びきって寝ていたりするのが目に入ると、
あまりにかわいくて見入る。
モンはキャットタワーのモンチしか入れない筒の中に入り、
頭をぶら~んと下に垂らした格好で、そのまま寝ていた。

モンチのううう声、見ると夏の季語にもなってるというヤツが。
掃除機を出して、躊躇してるうちに和室で見失う。
モンチも殿もなぜか追いかけるのをやめてしまった。
怖くて和室に入れない。
ダーに「帰ってきて」とメールしたけどレスなし。
自分の家で、なぜヤツなんかに遠慮しなきゃいけないのか、
と面白くない気もするけれど身動きがとれない。
(次の日の朝、亡骸をダーが始末してくれた)
ヤツを見たせいでご飯を作る気もしないので、
カップヌードルとサラダで適当に済ませる。
ガキ使、5対5の伝言ゲーム、一人で超笑う。
オダジョーのドキュメント。
ベッドに本を何冊かと甘いお酒を持ち込んで、読んでるうちに寝る。

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建長寺へ

2005年09月20日 | 日々のこと



ケンカしないで落ちついた二人、えらいね!



あのアホとはちがうもにょ



ここいいぜ

9月17日、土曜、晴れ、十四夜、予定なしの週末。

けど9時には起きて、雑草をとって土を耕してから
孔雀アスター、友禅菊、ウィンターコスモスを植え付ける。
りんどうの花が次々開いてかわいい。
薄紫色が中心の、秋の花が揃った。
ジニアにも花が復活。かわいい、きれいと思うと、
期待にこたえるみたいに花を咲かせてくれる。
そのせいなのか、リビングの窓のまん前に植えた
サルビアの勢いったらすごい。
終わった花穂を毎日摘んで、風通しをよくする。
チェリーセージとヒマワリだけは期待にこたえてくれない。
今日も庭仕事で蚊にさされまくる。

昼ごろ、鎌倉お誘いメール。「ベスポジで月を見よう!」
掃除を終えた頃、校了中ダー帰還。
Cはうちにくるなり前夜の仕事の話「水を得た魚!」。
行きのBGMはBone to be wild。
i wanna be a birdを聞きながら高速を飛ばしていたら鳥になった気分。
夏の間ゴージャスに咲き誇っていた夾竹桃は、
花がほんの少ししか残っていなくて寂しい眺め。
高速降りるまでCの仕事話、「50代がピチピチして見える」。

4時半に鎌倉到着。
「竹林がどうなったか見たい」「建長寺行こう」。
建長寺の前の駐車場は閉まっていたので、
お寺の駐車場に車を停める。
入ってすぐ、濃いピンクの大きな百日紅の木が出迎える。
若いお坊さんたちが相撲大会をしてるのをチラッと見る。

前に来たとき、お婆ちゃんが「蓮じゃ!」といってた蓮の鉢は、
花びらがすっかり落ちて種が見えていた。
整然と並んで飛び出ている種が目みたいで、はまる。

半僧坊は6月に一度来て以来来てなかったのに、
何度も来てるような気がする。
子供の頃の記憶が蘇ったというのもあるし、
6月に来たときの印象が素晴らしくて、
何度も思い出したり夢に見たりしているからだろう。
今年はまだ2度目という気が全然しなくて、不思議な感じがした。
紫陽花は花が終わってから、少し刈り込まれていた。
竹林は今日も静けさに満ちていた。青々と葉が茂っている。
ツクツクホーシの声。

鳥居を抜けて、階段を登る辺りで、蜜のような甘い香りがする。
でも花らしきものが見当たらない。
アベリアがまだ綺麗に咲いていたけれど、アベリアの匂いと違う。
紫の花びらが落ちてるのを見る。
でもその花がどこに咲いているのかわからない。





天狗たちがまた手をあげて迎えてくれる。
半僧坊のベンチで少し休んでから、頂上まで登る。
展望台におじさんがいて、登ってくる人に景色のガイドをしていた。
私たちは奥の大きい木の懐へ。
そこで一服しようとしたらライターがない。
展望台に戻り、おじさんにひとしきりガイドを聞きながら、景色を眺める。
といっても、海を見てるときは人の話なんて聞いてない。
その点Cはおじさんに優しい。
おじさんは自宅から20キロ歩いて来たそう。
「それじゃあ、煙草なんて吸いませんよね」とCがいうと、
「あるよ、煙草吸うよ」といってライターを出したので、火を借りて一服。
Cはおじさんの手に自分の手を添えて火をつけていた。
「あなたたちみたいにきれいな人は
煙草は吸わないほうがいいんじゃないの?」「うふふ」 
横浜方面の景色のガイドも聞いてから、二人で一服。
山を降りようとするとおじさんが、
「後30分で夕陽が見えるよ」といってたけど、
それまでに海にも行きたいので、お礼をいって下山。

半僧坊のベンチで、暮れかかる海を眺めながらボーッとする。
登ってきたときと空も海も色が変わっている。
空は、青から橙色のグラデーション。海もいい色。
高い木の先端に、トンビが止まっている。
天狗に手を振って下山。

日が沈み始めると、ツクツクホーシの声に鈴虫の声がかぶる。
山を降りたところで、甘い匂いを強く感じる。
「葉っぱが熟してる匂いかな」「それ?」
目をこらして見ると、山のそこらじゅうに匍匐して広がった葛に、
紫色の花が咲いている。
その匂いなのか、甘くて、熟したような蜜の匂いがたちこめている。
ピンクの花がいっぱいついた萩の生垣、
ピンクの八重のフヨウが綺麗に咲くのも見る。

海に移動。海の家がなくなり、もうサンオイルの匂いもしない。
でも、人影は結構ある。
月を探して振り向くと、出たばかりの大きな月があった。
海を明るく照らす、堂々たる名月。
月を海の上に眺められる位置にあるレストランを探し、初めて入るⅤ店へ。
テラス席で、外国人のハゲ頭越しに月が見えるのでおかしかった。
月が見えるのはよかったけれど、料理が不味かった。
特に、ココナツのカレーがありえないほど不味かった。
カレーをここまで不味く作るってどうしたらできるのか。
私もCも一口だけ食べて残した。
ウェイターが下げるとき「残してごめんなさいね」
「結構量がありますからね」 いや、量じゃなくて。
でもダメ出しはしない。
この店には二度と来ない理由がもう一つあった。
Cがトイレに行ったら、用をたせないほどだったらしい。
それはウェイターにいって片付けてもらった。
店員が男性ばかりの店で、目が届いていないらしい。

あまりの不味さに、さっさと店を出て口直し。
帰り道はJET STAR12でダンスホール・ラガ。
軽く渋滞するなか、甘甘ラヴァーズロックで二人揃ってららら気分。
スーパーで買い物して、ジャンプも買って帰宅。

ダーのお土産にドライブインで崎陽軒のシューマイを買ってきたけど、
ダーはケンタやらお弁当やらいろいろ食べて
お腹いっぱいになっていたので、シューマイはほとんど一人で食べた。

ビーはカツオの味を覚えて、ご飯を食べても「カチュオちょうだい」と鳴く。
少しあげると満足する。
殿とモンチは本当に仲がよくて、
しょっちゅう並んで同じポーズをしている。
椅子の上にぎゅうぎゅうになってくっついて寝ていたり、
窓に並んで同じ方向見ていたり。

お風呂でドラえもん。

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