なぎのあとさき

日記です。

晩秋の月

2012年10月30日 | お散歩

十月ももうすぐ終わり。
ノースリーブワンピで葉山へ。
途中迷って一瞬ヨコスカ入り。

海はいい日射しで、風が涼しい。
潮温はすこし低くなった。風波少し。
水はきれいだけどお魚の気配はあまりなかった。

膝まで水に入る。鐘で、そこまでにしておく。
C「これから入るんだよ!」
富士山がくっきり、上の方に雪が積もった。
砂浜でヨガとストレッチ。

本読めず。
食欲もない。

由比ヶ浜までずっと凪。
水平線の色が濃くて、次の季節の海の色。
砂の上には霜が降りたような跡が。
踏み心地はとてもいいんだけど。

天狗のところへ。
上からの海を見て、
いい空気をいっぱいいただく。
ゲタゲタ鳴く声が何度も聞こえた。
夕焼け空に、富士山がくっきり。
また、暗い道を下りる。
鳥居の手前で深呼吸、ベンチでストレッチ。

日没のすぐ後、
白鳥をじっと見てたらアルビレオが見えてきた。
わし、射手、いるかも見えた。

お寺を出てふりかえると、
スポーンとした月。

帰り途、
Walk On The Wild Sideと
Satellite Of Loveで溶けた。
甘く。

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Dirty Blvd.

2012年10月30日 | 日々のこと

久しぶりにファンゴでお茶。いい天気。
笑顔のおまわりがCの車を追いかけていた。
宇宙に3つだけ(生き物以外)持って行けるとしたら?の話で
Cはタバコ、コーヒー、谷崎短編集、
私はアイポ、タバコ、ペン(猫の似顔絵とか描きたい)。

次の日、海に行くつもりが雨で、
ダーと渋谷にブレッソンを観に行くことに。
道中の記憶がほとんどないけど、
ハロウィンの扮装をした若者たちがいた。

こんなことって、あるんだなぁ。
映画の内容といい、
20年ぶりの某映画の予告といい、
ベタといえばベタ。
でも全くの無防備だった。
雨だし、鐘だし、ぼんやりしてたし。

目が合ったのは、ほんの数秒。
その数秒が、頭から離れない。

それからルー・リードばかり聴いてる。

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7月上旬のこと

2012年10月26日 | 日々のこと

◆7月上旬のこと

記念日はしとしと雨ふり。
チェレステでランチ。
美しくて美味しくて、最高の気分。

海に向かう道、葛ゴイスー。
海の家オープンで人増える。
空も海も青くて水きれい。

お寺へ、紫陽花がきれい。
鳥居をくぐると、気がびりびり来る。
天狗のベンチに寝転んで青空、強い西日に光る木々。
枝にはするすると走るリス。
鳥の声。歌のうまくなった鶯をはじめ
ミファファソファ ミファファソファレと鳴く鳥。
ゲタゲタゲタの正体はいまだわからず。
帰り、三の鳥居の中で蝉。
むき出しの声が全身に響く。



雨でピンボケ

狛犬たちが気になりだす。
どや顔のちびっ子がモンチに似てる。

境内でピンクムーン。月夜のジミヘン。

家に帰ってお出迎えに来るビーが可愛い。
ランチョンマットを敷くとすかさず
モンチがごろん。ダーがどかしてもすぐごろん。
そして伸びる。

暑くなりました。
猫たちぐったり。
朝の庭仕事で汗だくに。

二子玉UFO事件。
知らない人に話を聞いて、すぐに信じた私。
実は電飾凧だった。

バラが不調で、
冬に石灰硫黄合剤を撒かなかったことが悔やまれる。
雨あがりにゼフィランサス。

河原には、小魚がいっぱい。
プールは多いと週3日。帰りの夜風が気持ちいい。


「冥途」件の話。

モンチ、ちっぽを水飲み場の水につけて、
全く気にしていなかった。

七夕。
雨の海は、引き波も立って荒れ模様。
でも水は柔らかい。
波間を縫って浮かぶ。
潮澄み、シュワシュワと弾ける泡。

お堂の木のベンチで、
しとしと降る雨を眺めながらヨガ。

紫陽花がすっかり剪定されていた。
雨の少ない梅雨で、紫陽花の見ごろが短かった。

エルミタージュ美術館展、in乃木坂。
美とエロスと変態は紙一重。
セザンヌ、みかんとポットの絵は
うちに飾ってあった。
モネ、霧の濃すぎる橋。
帰りに喫煙所で空を見ると、
ものすごい数の光る点。たぶん風船。
光りながら流れていた。

海、浅瀬に魚の群れ。
潮目で温度差ありすぎて耳キーン。
風が涼しく爽やか。日が長くて2度入る。

お寺。リスが一匹がーがー鳴いていた。
すたすた上まで行く。金色の鳥。
いつも最高のひと時。

Cは小さいハチが車のフロントグラスを
すり抜けるのを見たそう。

ピンクのサルスベリ咲く。

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6月下旬のこと

2012年10月26日 | 日々のこと



◆6月下旬のこと

分け入り感を求めて高尾山へ。
緑が深くてミストが濃くて、涼しい風が吹いていて、
汗ひとつかかなかった。
帰り道 歩いて降りて 足パンパン(一句)
下山して自然薯そば。うまし。
足の筋肉痛が4、5日続く。

海は時間をかけて入り、泳ぐ。
水がきれいで、魚がいっぱい跳ねていた。

白藤を見に八幡様に行って、
カメに会うのがブーム。

次の日も海。気温まだ20度。
波打ち際に小さい魚。潮澄み凪。
駐車場のおじさん、お茶をごちそうしてくれた。

八幡様の階段を上り、
お宮の裏に梔子を見つけた。


「彼岸過迄」
須永の独白になってうじうじ炸裂。
「冥途」
夢を見てるような短編。

ビーのタワーが毎日ゴイスー。

庭はアブラムシが多くてバラの調子が悪い。
カイガラムシも。

税務署の梔子が満開。

駅のツバメ、巣立つ。

6月の終わりの週末には、
すぐに海に入れた。
水の感触が滑らかで柔らかい。

また八幡様へ。
白藤の奥で蓮を眺める。
白い花が一輪咲いていた。
池の上に月。うっとり。



まだちょんなにあちゅくないのにゃ

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秋晴れヨコハマ

2012年10月26日 | 日々のこと

秋晴れの横浜にて、
同窓会でいらしたダー父をお出迎え。
M子ちゃん夫妻とともに。

ダー父は見るからに元気そう。
いい色の日焼けと笑顔、話し方から
かの土地の空気を感じる。

中華街で食事の後、
元町~赤レンガまでお散歩。
山下公園の海、とてもブルー。
表面にゴミが浮いてるけど、
澄んでいて底まで見えた。

大通りには銀杏がいっぱい。
におう。

どこに連れていくか、
ひと月前くらいからM子ちゃんと悩んでて、
横浜にして良かった。
関帝廟、氷川丸の前で写真撮る。

買い物してからM子ちゃんの家で、
コストコ寿司&鍋。
お酒進む。
わんこもチーズたらをもらって
うれちそうだった。

同窓会は40人以上集まるそうで、
一日でスカイツリーと鎌倉を巡るそう。

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こうじゃない、こう!

2012年10月24日 | お散歩

葉山で泳いで、次の日は由比ヶ浜。
サーファー皆無の凪。沖に漁船が来てた。
まだ魚の群れがいるみたい。

海に着いたら雲が消えて日が出た。
クラゲいないし、遠浅で砂が柔らかいし、
由比ヶ浜もいいねぇ。
浅いところでも魚が跳ねてるんで、
泳ぎながら出くわしたい、と
ゴーグルつけて泳ぎまくったけど見えず。

寒さで耳キーンとなり、
「上がろう!」と浜辺に戻る途中で、
「やっぱりもう一回!」と沖に向かう。

他にも外国の方数人、泳いでいた。

駐車場に戻る途中、おじいさんに声をかけられた。
海軍の話をしてくれて、本物の敬礼を初めて見た。
小津の映画で観たとおりの。「こうじゃない、こう!」
86の誕生日に、妻に内緒で一人で海に来たそう。
スーツでキメて。ロマンチックだね。
海で拾ったという、
得体のしれない生き物の残骸も見せてくれた。
華やかな経歴を話さずにいられないところ、
かわいい。

お寺に寄る。天狗のところまで行く。
暗くて、天狗がよく見えない。
何人かはお出かけ中だったかも。
帰りは月明かりで下山。月が木に隠れると真っ暗。
でもぼんやりと、見える。
なんか私、夜目が効くみたい。
いつも他の人より見えてる。
空をじっと見てると、天の川が見えてくるし。

都筑で金木犀。そろそろ終わり。

河原に行って流星待ち。見えず。

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夜、映画「ギミー・シェルター」
歌いながら鑑賞。
若いころのストーンズ、
やるせなさがすごい。

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魚にのっかって

2012年10月22日 | お散歩

ビーはまた庭で駆け出す。
でも戻ってほしい時間には帰ってきた。
えらい子。

十月半ば、夏の残る日。
ノースリーブのワンピースで海へ。
凪、ブルーの海、いい日射し。
ゆっくり水に入り、はなれ岩の方まで泳ぐ。
潮はにごり気味。泳いで浮かぶ。
どこまででも泳げそうな感じ、というか
泳いでいることも忘れる。
浜辺に戻る途中、
クラゲの群れに突っ込んで、
一瞬で手首を10か所以上刺された。

海から上がって、ゴザに寝転ぶと、
身体の重みをじーんと感じる。
暖かな日差し。

魚の群れがいて、跳ねまくっていた。
すごい高く飛んでる。
水中で助走して空を飛ぶなんて
なんて気持ちいいの。

濡れた水着と髪が冷えるので、
着替えて森戸神社に行ってみる。

水路を上から見たら、魚の群れがたくさん。
小さい魚の群れの下に大きな魚の群れ。
ほかにもいろいろな形、色の魚。

サンセットも見る。富士山もくっきり見えて、
空はオレンジピンク~ブルーのグラデーションが
刻一刻と変化。エクセレント!

帰り途、逗子~由比ヶ浜の海に、
沈んでいく蠍。ハサミから飛びこむように。
アンタレスともう一つくらいの星しか見えないのに、
蠍って分かる。
後を追うケイローンも。

H&Mでニット見る。

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夜の12時に河原に行って、
オリオン座流星群を待った。
ダーが2つ見る間、
私はアンドロメダ銀河探しをしてて見逃す。
木星を双眼鏡で見てるとき、
左上に流星が走った。

オリオン座は頭も腕もよく見えた。
巨神兵みたいでかっこいい。
小三つ星はどうも、ち〇こに見える。

そして星に目覚めた今年初、シリウスが出た。
低い位置にいるときは、白・赤・青に光っていて
あまりに大きくて惑星かと思った。
子犬のプロキオン、その東には
カストル&ポルックスも。

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アウトレイジ ビヨンド

2012年10月20日 | 映画の話(ネタばれ)



見てきたぞコノヤロー!

前作の流れの上にある話なので、
時間の厚みがある分、前作より面白かった。
前作も相当面白かったけど。

前作生き残りの友和・加瀬は小物感丸出し、
中尾・西田とかはコテコテ感出すぎ、なんで
武が出てきたら映画に光がさすようだった。
すごく自然でタイトな演技。そのまんま武。
そりゃもうカッコいい。

でもキャンキャン吠える加瀬くんとか、
コテコテ野郎どもの罵り合いっていうか
吠え合いとか面白くて、
笑いが何度も起っていた。

そして白龍の安定感。いいわぁ。
北野組の人、もう一人いたね。
克典も悪くなかったけどね。
寺島とか漣とかも見たくなったなぁ。

若い二人のかませ犬も良かった。
ゲスい大人ばかりのこの映画で、
あの二人の駆け引きなしの行動が爽やか。
ちょっともったいない。

行きつくところに。
ラストもナイス。

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渋谷TOHOにて。若者で混んでた。
映画の前の空き時間に、ヒカリエに行ってみたけど
どってことなかった。

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雨の日

2012年10月19日 | 猫トーク

休みの日、
ビーを庭に出して土の上に下ろしたら、
ビーは駆け出した。

呼んでも戻らないので部屋に戻ってると、
庭で「ニャー」と鳴く。
見に行くと、ビーの姿はない。

雨が降ってきたので、
「ビー、雨だから! 帰ってきて~」と呼んでも、
姿を見せない。
でも、部屋に戻ると、「ニャー」と鳴く声が聞こえる。

雨が本降りになりそうだったので、
鰹節をしゃんしゃん振って
「さあ、鰹節食べようか~」と言ったら、
隣の庭からダッシュで戻ってきた。

ビーったら!

モンチはキャットタワーの上から
庭にいるビーを見て、
シャーーー!と威嚇。モンチったら。

ホットカーペットはすでに盛況で、
3匹が等間隔に並んで寝てるのは
すばらしい眺め。

このところ明け方にビーか殿が私の腹や背中に乗っかるので、
一度目が覚める。
その時間は夢をたくさん見てるみたいで、
ふつうに目が覚めたときよりいろいろ覚えてる。
虹色の大きな魚が泳ぐ夢とか。

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大波

2012年10月16日 | お散歩

金木犀が濃くなった。
庭の木にもちゃんと咲いた。

ホットカーペット出す。伸びる猫見たさに。
なんということでしょう!
次の日にローゲー!

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由比ヶ浜へ。
夾竹桃がまだ咲いてる。
泡立ち草、小さいのが出だした。葛は元気。

波はアタマオーバーで、
一番強いところにはサーファーも二人だけ。
フェイスが青くてきれい。
大型の台風21号の影響?
風はなかったけど。

膝くらいまで濡れたけど、
近寄りがたい海だった。
まだ潮温はぬるめ。魚もクラゲも姿なし。

夕焼けで、雲間の空が
橙色~ピンクがかった朱色。
海の色もオレンジピンク。

お寺へ。空気がミスティ。
喫煙所の金木犀が満開。
帰る頃に空が少し晴れて、
白鳥、わし、琴、イルカが見えた。

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霧の海

2012年10月15日 | 日々のこと

2時過ぎに家を出て、実家へ。
明るいうちに着いて、海に行く。
橋の上から、小さい魚が群れでいるのを見る。
コンブ似たような色。ハゼかな。
潮は満ち満ち、
ちょっと沖にウネリが上がって、
向かってくる途中で消える。
潮温は冷たくもぬるくもない。
房総がくっきり見えたけど、
霧が湧き上がっていた。
日が暮れて、だんだん海と空の色が同じになる。

晩御飯、ジュレ、ビーフカツ、イカとサトイモの煮物など。

次の日は残念ながら雨で、
マモンが用意してくれたお弁当を
家で食べながら、ヒッチコック「裏窓」
視線づかいが楽しい。

三時半ころになって雨が小降りになったので
山に行く。傘さして。
雨の中散歩する物好きは、
私たちのほかにも何人かいた。
雨の日には雨の日の気持ちよさ、面白さがある。

山の上の広場から海を眺めると、
濃い霧で覆われた海に次々軍艦がやってきた。
灰色で大きくて、物々しい。
幻想的で、映画みたいな景色。

美術館の脇から海に出ると、
軍艦はまだまだやって来る。
房総半島も霧で全く見えないので、
いつもの東京湾とは別の海みたい。
海は風が強くて、雨が横なぐりになって来て、
急いで帰る。

自衛隊の観艦式だったそう。

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M42

2012年10月13日 | 猫トーク

夜中の2時頃、ビーをだっこして庭に出たら、
正面の南東の空、オリオン座が
目に飛び込んできた。今年初。

プレアデスが天頂、
続くアルデバランのヒアデス星団にも無数の星。
牡牛座に、木星が大きく明るい。
御者座のカペラも明るく、東の空に高い。
カペラの子山羊も見えた。

しばらくビーと庭をうろうろしてから
ビーは中に入れて双眼鏡で空を見たら
オリオン座のベルトの三つ星の下の
小さい三つ星に、
オリオン座大星雲がにじんでいるのが見えた。すっごい。
アンドロメダはまだ見れてないのに。

晴れが続いて空気が乾燥している。

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お昼頃、殿とビーを順番に庭に出して、
洗濯物を干したり、
草取りをしてると、
モンチが和室で高ーい声で
アー、と鳴く。
後でモンチも、
そーっと、だっこされてることも気づかないくらいに
そーっとだっこして外に出てみた。
モンチはいい子にしててくれた。
コーネリアの花の匂いかいだり、
葉っぱの匂いをかいだり。
日ざしに包まれたモンチの後頭部ときたら!
金、とひとことではいえない、みかん色、
とも違う、眩しい光を放っていた。

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描いてみた

2012年10月11日 | 猫トーク

今日はオフだったので、
昼下がりに殿ちんとゆっくり庭で過ごした。
猫の好きな雑草は穂が出てだいぶ減った。
今になって蚊がすごい。
ハーブの花があちこちで咲いてる。

夕暮れには河原に出た。
夕焼けがきれい。ピンク、ブルー。
おしろい花がいっぱい咲いていて、
甘い香りが漂っていた。
夕焼け色の池に、小さな魚がピンピン跳ねていた。

金木犀も少し香る。
開発で大木の金木犀が何本も消えて、
最後の砦だった民家の立派な金木犀も去年を最後に
マンションに変わった。ろくでもない。
数年前まで、この季節はどこ歩いていても濃ーく香ってたのに。

夜はヨガ&プール。
夏の間ペッタンコだったお腹に、
早くもふわっとしたものが。

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ビーのお腹の湿疹は、ビクタスを塗ると翌日には良くなる。




ダンボールの殿ちん



手帳の殿ちん



ダンボールのビー



モンチん



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アウトレイジ(2回目)
全員悪人、っていうかバカで面白ーい。
武だけがかっこいい。

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十月の海

2012年10月09日 | お散歩

たまたまつけてた笑っていいとも増刊号に、
なんとリー・ペリーが!!!
大好きで一年中聴いてて大リスペクトするお方。
今年76歳になられたというけれど、
リー・ペリーに老いなどない。神というより異星人。
まさにスペースエンペラー!!!ぴょんぴょんと超元気。
バイブスが伝わる。通訳なんていらない。
まさかのタモさんとハグ!(身長同じ)
ちょっと感動な2ショットだった。

たまたまネットで見つけたリー・ペリーの言葉。
「全ての創造物は海からきていて、私の音楽も海からきているのだ。」
前世はお魚なんだそう。

何聴いていいかわかんないな、って時、
いつも聴いてるBlack Ark!

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葉山へ。
夾竹桃がまだ咲いてる。
でもススキもふわふわしてきた。

ぺったぺたの凪。
海の水ははじめは冷たいけどだんだん慣れて、
腰まではすぐに入れる。
そのまましばらく水の中を観察。

澄んでいてきれいな水。
アンドンクラゲが3匹。
じっとしてたら、向こうから避けてくれる。

気が付いたらやっぱり泳いでいた。
深いところは潮が濁って何も見えなかった。
Cは離れ岩まで行ったけど、
魚は見えなかったそう。

大きな魚と、小魚が跳ねていた。
雲にはまた、虹がかかった。

さすがにもう寒い。
全身動かして泳いでるときは平気だけど、
仰向けに浮かんでたらぶるぶる震える。
ウエットスーツを着るべきか、とも思うけど
やっぱり海水に直に浸かりたいので保留。

連休中で道が混んでいて、
お寺に着く頃には薄暗くて、
三の鳥居をくぐったあたりで日が暮れた。
星は天頂の大三角形が見えたり消えたり。

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その前の日は、久しぶりにM子ちゃんと、
銀座から丸の内をお散歩。
仲通りは観光客ばかり。
新丸ビルのバーガーショップでランチ。

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秋に着るもの迷ってたけど、
今どきの9月中は夏物でOK、
10月上旬はプラスカーディガンでOK。
日焼けで濃い色の服は似合わないから、
インナーは白いTシャツかオフホワイトしか着ない。

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檸檬の月

2012年10月02日 | お散歩

台風一過、雲ひとつない天気。
由比ヶ浜はサーファーの海に戻っていた。
風波で時化。潮温はいい感じ。
着替えを忘れて、膝まで。
本はカルヴィーノ「魔法の庭」

山へ。お婆ちゃん宅の手前で、
ふわりと、とんでもなく甘い、いい香り。
「金木犀でしょ」といわれるまで気づかなかった。
もう咲いてる。まだ百日紅も咲いてるのにナー。

天狗のところまで行った。
お宮の前の水の入った石の台のところで、
水浴びするカラスがいた。
頭を突っ込んでは、ぶるぶると水をはらい、
そこらじゅうを水びたしにしていた。
その後はお宮の屋根の上で西日にあたり、
気持ちよさそうに「くぁ」とつぶやいていた。

そのカラスを話題にしてたら、
今度は私たちの真ん前の電線の上にとまり、
自慢の嘴を研ぎ始めた。面白い奴。
それから女郎蜘蛛の巣の上に来て、
巣を揺らしていた。蜘蛛多い。
その後もずっといて、お宮の屋根で
顔を横に向けて長い嘴を見せつける
キメポーズを何度もしていた。

富士山が雲の上に見えた。
西日の中にいると、世界が黄金色。
リスが高いところに3匹。
げたげた鳴く子、
ツクツクホーシの声も聞こえた。

帰り途、出たての月がレモン色(一句)
シロップ漬けの、レモンの輪切り。
とっくり見ようと来た道を戻り、
また海に出る頃には白く輝いていた。
さそりがもう海の上すれすれ。
オリオンがくるぞー!

夏の特別運転が終わり、
冷えやら鐘前の頭痛やら貧血やらいろいろ戻ってきたCと私。
8月はすでに切なくて、9月はやけくそ、
10月はおばあちゃん。

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夜「グラン・トリノ」(2回目)

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