なぎのあとさき

日記です。

mellow

2005年09月21日 | 日々のこと



おちょとをみるモンチ



何かいるのかな?

9月20日、火曜、くもりのち雨。

毎朝、黄色のチョウチョがカラミンサに来る。
タンポポにも止まる。

初代が北の国のお土産、ロイズのチョコとスープカレー。
食欲なし。お昼は社食で納豆ご飯と白菜の漬物。

ライオンっ子の様子を見に行く。
「にゃっ」と呼ぶとすっとんできた。
カリカリをあげると、味見程度に少し食べただけで食べるのをやめた。
もっと美味いものを食べてるのかな。
改めて撫でてみると、つるつるして毛並みがいいから、
やっぱり誰かに飼われてるんだと思う。
ライオンみたいな顔で、なつっこくて、かわいい。
柄と身の丈、高い声、天真爛漫なところがモンチに似てる。
顔は全然似てないけど。

晩ご飯はトマトとエリンギとツナのパスタ。
夜になって、バケツをひっくり返したような雨。すぐ止む。

秋の風にうっとり。
猫のことばかり考える。
都市が、自然を排除することでできていることを考える。
孤独を感じる。
「百年の孤独」が終盤を迎えて、
ブエンティーア家の人々の孤独な日々に浸食されてる感じ。
前に読んだときもそうで、終盤に向かうにつれて本の世界に取り込まれ、
こちらの世界との境界が曖昧になる。
時間がぐるぐる回っている。
溶かしては作られる魚の金細工、
ほどいては縫われる経帷子、
いつまでも解読されないメルキアデスの羊皮紙。
そういうもの、って気になってくる。
こんなメロウな気分は季節のせい。金木犀がそろそろ匂いだす頃。

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