なぎのあとさき

日記です。

上野の秋

2010年10月25日 | お散歩




秋の虫たちに負けずに、
ギイギイ歯を鳴らすのがますますお上手なモンチん。

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曇り空の日。
上野の森美術館に、
遠い親戚の、会ったこともない人だけど、
おじさんの絵が来ているというので、
エス子さんとママと3人で見に行った。

エス子さんのしていた
白地に薄いパープルがかったブルーと、
茶色の柄の入ったストールは、
古希の誕生日に私がプレゼントしたもので、
よく似合ってた。

エス子さんはとても70と思えない、
見た目と行動力。

ママも今年の誕生日に
私のあげたブラウスを着ていた。
私はパパの韓国土産のブレスレットを。

絵は、定年をすぎて独学で始めた油絵で、
桜の大きな絵。
上下を断ち切って幹をドーンと描いた構図と、
薄暗い中にほのかに浮かぶ花と幹の色が良かった。

なかなかいいね、とみんなの意見。
ママは絵のサイズが何号かやたらと気にしていた。

上野公園はしっとりと秋の空気に包まれて、
不忍池の蓮は伸び放題。
花の落ちた後の種のところが茶色。
噴水の前の大道芸人や、
菊の花の展示、骨董市で、
平日でもにぎわっていた。

池のほとりで、今年何度目かの
本気の禁煙中というママと一服。
前の日も、パパが「買いだめした人にもらっちゃったよ~」
と嬉しそうに帰ってきて、一服したという。

アメ横をお散歩。途中で小雨が降る。
エス子さんは70にして初めて、
もんじゃ焼きを食べて感激していた。
初めてのもんじゃが美味しいかどうかは別にして。



エス子さんがお土産にくれた
岐阜の栗きんとん、美味しかった。

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タヌキ?

2010年10月23日 | お散歩



凪の海は、まだ水に入れた。
とても澄んできれい。
日が落ちるのが早い。

生え始めの泡立ち草が、
らしくない華奢な姿で風に揺れていいた。

数えきれないほど来てる道なのに、
帰りにCは道を間違えて、
知らない場所を走っていた。
狸かな。

帰りはルー・リードのトランスフォーマー。

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これは、夏に鵠沼で食べた桃のかき氷。
ふわふわ氷に、特製のミルク、
さらに果実感のあるフレッシュな桃のソース。
笑いが止まんないくらい美味しかった。



いつもとは逆から見えた江の島。



江の島の近くのお寺のさるすべり。



そのお寺の塔。もう夕方だった。



かすかに富士山の見えた海。

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エビイカで

2010年10月16日 | お散歩





今年はいっぱい咲きつづけてくれた、
庭のさるすべり。

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移転してはじめてのやしまうどんに、
ついにありつく!
味は全然変わってない。

代々木公園のはずれで信号待ちしながら
交番の地図を見てたら、
ポリスマンが「どちらへ?」というので、
明治神宮です、というと、
「明治神宮か~」まいったな、
という顔をして同僚を呼ぼうとしたので、
「わかるから大丈夫です~」といって信号を渡る。
大メジャースポットなんですけど!なぜ聞いた?

明治神宮は、
ダーの仕事が決まったお礼参り。

途中の売店のところで、
塩ミルクソフトを食べつつ
空を見上げたら、
晴れた空の、高い雲のところに、
虹の色が出ていた。

帰りは表参道を歩き、
カフェの変な席で美味しいコーヒー。

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箱にゃんこ

2010年10月15日 | 猫トーク



インポートランジェリーの小さな箱



モンチは入れるよ!



スタンダードなアマゾン箱



ビーは大きめじゃないと嫌!



そのポーズ、どうなの?モンチん



ぎっしり詰め合わせセット

もちろん割り込んだのはモンチ!
ちょっと冷える日。

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今週はまた日中暑かった。
庭のサルスベリもギンギンに咲いている。
サルスベリが咲いてる間は大丈夫。

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秋色いろいろ

2010年10月10日 | 日々のこと



「フランダースの光」

文化村にて。
オランダの田園の、風景画の数々。
まさに牧歌的。
大きい絵が多くて、
森の中の絵、雪景色の絵、春の絵がよかった。

ドゥマゴでモンブランとコーヒー、一服。

先週から狙ってたショートブーツを買ってもらう!
一週間かけて買ってくれるように話をもっていき、
最終的に値段をいったら一瞬固まっていた。



ダーの実家から届いた大きなカボチャ!
ハロウィンには早いので、
スープにしていただいた。

最近、天然石にはまる。
微妙な色合いが、なんともきれいで。
プレナイトの瑞々しいぶどう色、
サンストーンの夕焼けみたいな色、
カルセドニーの夕暮れの乳白色の海みたいな色。
自然の色を模倣するかのような自然の色。
ネットで探してみると、
かわいいアクセサリーのお店が何件か見つかり、
ネックレスなどいくつか注文。

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香る夜

2010年10月08日 | 猫トーク
金木犀が香っている。
夜道を歩いてて、今年はじめて
この香りをかいだ時は、
ロマンティック気分がぶわーっと止まらない。

その日は寒かったけれど、
すぐにまた残暑が戻り、
日中は半袖でもいけるくらい。
この香りが暑さとともにある、
っていうのは変だけど、
木枯らしの前の猛烈な寂しさがないので、
悪くはない。パマル!

今年は花つきがいいような気がする。
オレンジの花の房も大きい感じ。
庭の金木犀の木にも、いつになくたくさん花が咲いて
窓を開けると香りが流れ込む。



モンチんは



お花なんかより



靴とかバッグの革の匂いがちゅきなの
いっちょにあちょぶの!

おろしたての靴を、
履く前にほんの一瞬、廊下に置いただけ。
履いて外に出ると、
うっすらと爪跡がついていた。

バッグはほんの一時テーブルの上に置いたら、
モンチがよりそって〈うっふん顔〉・・・
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恐竜展2010

2010年10月05日 | 猫トーク

森タワーの上で、「地球最古の恐竜展」
ライティングが凝ってて、
アニメーションも面白くて
説明がわかりやすかった。
大きい恐竜の模型?フィギュアがたくさん。

約2億3000万年前の三畳紀の世界に、
恐竜としのぎを削っていたワニ類と、
哺乳類の祖先もいた。
哺乳類の祖先・エクサエレトドンは、
人面じみて、憎めない顔。

アルゼンチン・サンファン州の地層から、
この時代のことがわかるそう。

この展覧会の主役、フレングエリサウルスは、
地球最古の恐竜のひとつ。
全長6メートルくらい。
爬虫類よりは、鳥類に近いらしい。

展望台からの夜景をバックに、
月に向かって吠える恐竜は、
なかなかかっこよかった。

帰り、ダーが一度食べてみたいというので、
私は二度と来ないと思ってたうどんやに行く。
混んでるので、ダーも多少期待したみたいだけど、
「めっちゃ普通だよ~、
アーハン、っていうと思うよ~」
といったらやっぱりひと口目で「アーハン」
中の下といったところ。
六本木感は満喫できるお店。

そして、約6550万年前の白亜紀末期、
直径10キロ程の小惑星が地球にぶつかって、
恐竜は絶滅したらしい。

哺乳類が生き延びて頑張ったらしい。



気の遠くなるような時間と進化を経て、
美を極めた哺乳類、猫が誕生



これ以上はむり、という美しさ
まさに頂点!



神といっていい

ダ「玄関に水たまりできてるよ
靴出しっぱなしにするからだよ」
N「玄関が祝福されたって考えられない?
運を呼び込んでくれるよ」
「ハ?」

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no sea no life

2010年10月03日 | お散歩

9月まで、いつ来ても波が高かった由比ヶ浜。
10月になってやっと、待ちに待ってた凪の海。
水着持ってなかったけど、
その気になればいけた。
潮も澄んでてきれい。

夕方になると、多少本も読めた。
バーナード・マラマッドの短編集「喋る馬」
日の沈むのは、まだゆっくり。

稲村ケ崎の方にも行って、
夕日に白く光る海と江の島を眺める。
海はいいね~、と繰り返しつつ。
山に入ったら蚊がいて逃げる。

帰りはじゅーたい。
B.G.M.はストーンズの「FLOWERS」
秋に一人ではとても聞けない切ないメロディ。

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最近読んだ本

2010年10月01日 | 読書メモ
「白の闇」
ジョゼ・サラマーゴ

一見、悪夢のような状況にはまっていく話だけど、
展開が予想のつく範囲内なので、「夢」とは違う。
涙の犬はかわいかった。

「ペンギンの憂鬱」
アンドレイ・クルコフ

ペンギンの扱いといい、オチといい、
なんじゃそら感でいっぱいに。
タイトルどおりに乙女チックな話。
うじうじした男が鬱陶しい。

上の2冊はアマゾンの評が良かったので図書館で借りてみたけど、
読み返すことはないだろう。

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「肝心の子供」
磯崎憲一郎

さっぱりと無駄のない文体で描かれる
鮮やかなシーンの向こうに、
どこまでも広がる世界を感じる、
読んでいて気持ちのいい本。
一行先には、新しい世界が待ってる。
「聖☆おにいさん」でおなじみラーフラくんやブッダ、
ヤショーダラーもさすがのオーラを放っている。

「世紀の発見」
磯崎憲一郎

世界って、愛すべき存在だなぁ~、と、
全編を通して感じられる、気持のいい本。
自転車の話、とてもよかった。
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