なぎのあとさき

日記です。

新緑のいいところ

2012年04月26日 | 日々のこと

水木で珍しく連休がとれて、
雨予報を気にせず、一人ヨコスカへ。
手前のバス停で降りて、
海の上の橋で風に吹かれる。
見たこともないゴージャスな
イルミネーションの船が通っていた。

次の日はパパママと朝から山に入る。
復活したばかりの若い緑から、
清々しくて甘い香りが
気持ちいいったら。

フキと三つ葉摘みを手伝う。
摘みたての三つ葉の瑞々しい香り。

最近読んだチェーホフの本に、
「自然の美を味わう能力は
別荘へ来る人だけに与えられた能力」って
あったけど、ほんとにそうなのか、
ママは「都会にも一軒欲しい」と
山の中の素敵なベンチに座って
いまだにいってる。

パパが仕事復帰してから、
ママはついに一人でも散歩するようになったそう。

森林浴の道を抜けて、
走水神社に出て、お参り。
神社のおじさんに教えてもらって、
水琴の音を聴く。
なんとも、いい音で、何度も聴く。

海辺に出ると、
防衛大学の、年に一度のカッターの大会で
学生がいっぱいいた。
防大の男の子に話を聞くと、
これを見れるなんてラッキーですよ、
とのこと。
たくさんのボートも、陸の応援団も
みんな真剣で熱くて、青春。

潮は澄んでいてきれい。

一度家に戻ってから岩盤浴。
初めてのヨモギ風呂。いい香り。

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ワンピ展!

2012年04月20日 | おたトーーク!

ネタばれになるので、
行ってない人は読まないでね。

森美術館にて。

平日、当日券で入る。
列が進むのを待つ間、
アルファベットのAから順番に
ワンピキャラをいっていくゲーム。
(アーロン→ブルック→チョッパー・・・)

最初のムービーで、早くもうるっときた。
ダーもうるっとしてたし、
隣のカップルの男も目頭を押さえていた。

うるうるの後は楽しい展示。
等身大一味とか、写真撮りたかった。

インぺルダウンコーナー。
あのシーンを派手に再現。
もう、ここは泣くしかない。

覇気を知らなかったあの頃、
ロギア系の火がマグマにやられるわけないと、
長いこと信じることができなかった
あのシーン。

原画コーナーは、感動の嵐。
カラー原稿、ものすごくきれい。
ジャンプ買わなくなってから、
カラーで見てなかったので感動。
なんという描き込み、色遣い。
かっこよかったり、楽しかったり。
周りの人たちも感極まっていた。

今まで漫画のカラー原稿って、
けっこう目にしたことあるけど、
栄ちゃんのカラー原稿は特別な感じで、
いつまで見てても見あきない。

一色原画は、泣いたシーンのオンパレード。
(特に、生ぎだい!からのメリー号)
原画には単行本にはない、
リアルタイムの臨場感が宿っていて、
地下鉄で読んで泣いたこととか、
友達とのワンピトークとか、
数々の記憶がよみがえる。
ワンピとともに生きられて幸せだ。

ダーが「これは本当に原画か?
精巧なコピーじゃないのか?」
とやたら疑っていた。

作業風景、仕事机も、ありがたかった。
栄ちゃんのいっていた、
子どもはたくさんの色を使うのが好き、
という話を聞いて、
翌週シゴトで作った印刷物は、
思い切りカラフルにしてみた。

アホなカップルの男が、
展示物にべたべた触りながら
彼女にエラそーにワンピを語っていた。
ダーがそっと注意して、
男は慌てて触るのをやめた。
ダー、Smart!

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帰りは毛利庭園で桜。
狭いし、周りビルだらけで風情なし。
ワイヤードカフェでベリーのタルト。

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4月のお庭

2012年04月19日 | 日々のこと



去年植えたアシュガ、いっぱい咲いた。



実家から持ってきたシラユキゲシも
ずいぶん広がった。タマゴカラーがかわいい。



エリナカスケードもずいぶん大きくなって、
かわいくいっぱい咲いた。

バラに蕾出る。アメリカフウロも咲く。

4月中旬を過ぎても、
寒い日が続く。
今さらショートトレンチを買って、
もう着る機会もそんなにないと思ってたのに、
その後けっこう活躍。

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ここ、いいぜ

とある日、ダーと買い物に出かけて家に帰ったら、
窓が思い切り開いていた。
3匹ともシレっと家の中にいて、
足の裏も汚れてなかったので、
外出なかったのかなぁ、といってた数日後、
ご近所の奥さんに、
「お宅の猫ちゃんは、白い猫ちゃんと、
濃い茶色のトラちゃん」といわれた。

春になってから、何度かお外を堪能してる猫たち。



気持ちいいぜ

天気のいい日は、
私はビーを、ダーが殿を抱っこして庭に出る。

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ある春の日

2012年04月14日 | お散歩

Cがうちで、立ちくらみですったおれた。
一瞬のblack outで、本人は何が起こったか
わかんなかったそう。

ドデン!とすごい音だったので、
モンと殿はびっくりして部屋から逃げた。
ビーは、Cのことは信用してるので
逃げはしなかったけど、
びっくりして「何なの?」と見ていた。

その後で、ビーは寝室に私を呼び出し、
「ちょっとさっきのあれ、何なの?」
とプリプリしていた。

Cはなんともない、というので
海に向かう。
雨の後で、緑がぎゅーんと大きくなる。

鎌倉の山は、終わりかけの桜と
新芽の黄緑で水彩画の景色。

海は、曇りでも明るい。
潮の香りが強い。

駐車場にカエルそっくりのポルシェがあって、
その持ち主ではないかと思われる、
有名な夫妻を海帰りに見かけた。
ダンナの方の作風がカエルポルシェに通じる、と。

八幡様で、風もないのに
一か所だけ桜の花びらが舞っていた。
見上げると、高いところで、
リスが枝を揺らしていた。

モミジの新緑が
曇り空に浮き立つ。
白藤に、たくさんの新芽。

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にゃんこたち

2012年04月13日 | 猫トーク



ビーたまのお腹の湿疹は、
ホルモンが活発な猫によくある症状らしくて、
ほっといても大丈夫そう。
ストレスのせいじゃなくて良かった。

まだ少し残ってるけど、
湿気がよくなさそうなので
バスルームに入れないようにしたら
だいぶ小さくなった。

この前庭に出たとき、
クリローとレウィシアの間から
ビーがぬっと顔を出したときの
絵になりっぷり。
思わず色鉛筆で絵を描いた。

ビー専用パーカを着てだっこすると
がっちりしがみついててくれる。
両手があくので家事もラクラク。
腰にくるけど。

別の部屋から「ナウー!」と呼ぶビー。
ちょっと行くのが面倒、というときは
ビーと同じ調子で
「ビー来て~!」とやりかえすと、
けっこう来てくれる。



芸術家たちが追い求めども、
達することのない美の真髄、
モンチ。



お風呂に入ってるとき、
のぞきに来たモンチの顔のかわいさ。

あと、ちょっと前に変えたドライヤーの音が大きくて、
いまだに慣れないモンチは、
ドライヤーの音がするたびに
はっ!とした目でじっと見る。



兄たま!



兄たま大好き~



おうよ

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桜のあとさき

2012年04月13日 | お散歩



砧公園、一分咲きの日。

4月5日、甥っ子の入学式の日、
赤ちゃんの子守をするため弟の家にママが来ていて、
私も出産祝いを届けがてら弟の家に行った。

やっと暖かくなった日で、
駅から弟の家までいい感じの桜並木で、
行きにはまだ3、4分咲きだったのが、
お昼過ぎに散歩に出たら満開になっていた。

赤ちゃんをだっこしたら、
甥っ子はじっと見ていた。
帰りには一人で途中までお見送りしてくれて、
また来てねー!と何度もいって、
かわいかった。
ライバル出現であまのじゃくな態度を
改める気になったのか。



その後ママと世田谷観音の桜を見に行った。
またお坊さんに、
「花の見方」というありがたい話?を聞いた。

観音前の公園で一服。
ママ友の、彼との別れの一部始終をつづったメールを見る。
十年の道ならぬ恋で、知っているのはママと私だけ。
満開の桜のもと、切なくもロマンチックなメール。



満開になった8日の日曜は、
池尻大橋から目黒川をお散歩。
美のシャワーを満喫。
中目でおそば屋を探して、
食べてから来た道を戻った。



今年はなにしろ寒さが続いたので、
期待してたとおり、
桜の色はいつもよりピンクが出ていた。
ほんのりだけど。
芯の部分が濃い目のピンクの花が多かったし、
遠目で見ると明らかに木全体がピンクだった。

そういえば、まだ桜が咲く前に、
鎌倉のニュージャーマンで見た桜のケーキの色、
ときめくほどきれいな色だった。

満開のある日、買い物に行く途中、
チャリで近所の桜をまわっていて、
木に近づくと、クンッと甘い香りがした。
桜餅みたいな葉の匂いとは違う、
桜の花の香り。
いろんな木に近付くたびに、クンッ。
匂いが強いのも、寒かったからなのか。
その匂いで夢心地になって、
気がついたら砧公園の満開の桜の下にいた。

もっともっと見たかったな。

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春の花

2012年04月09日 | 日々のこと



またひとまわり大きくなった沈丁花。

2012年、ほんとーに冬が長くて、
春を信じられたのは4月の2週目になってから。



早咲きの河原の桜も開花が遅れて、
ソメイヨシノが咲き出すまで咲いていた。



沈丁花より少し遅れて咲き出した、
庭のピンクゆきやなぎ。
春らしいぽわぽわした花がかわいい。
咲きはじめのころ、ヒヨちゃんが、
ゆきやなぎの細枝に止まり、
バランスをくずしながら
小さい蕾をガツガツ食っていた。
ヒヨちゃんなんてかわいく呼ぶのはやめて、
ハナクイと呼ぶことに。



この姫コブシも、ハナクイにがんがん食われていたけれど、
今年初めて木全体に花がついた。

梅は鎌倉の鎌倉宮近くの路地や、
杉本観音周辺でゆっくり見た。
かわいくて、甘い香り。

全体的に花が遅れて、花期が重なって、
北国の春みたいだった。



庭のアネモネ。

今年のしつこすぎる冬は、
店先にどっかり腰をおちつけて煙管をふかす
桐生ちゃん(見参バージョン)の姿でビジュアル化されていた。

早春、といっていいのか、
その頃呼んでいた本は荷風「腕くらべ」。
美しい日本語で描く、四季と遊女たち。
駒代をはじめ、女たちがエロい。
オヤジ・ファンタジー。
呉山の庭の描写が、毎年来るメジロのこととか、
家の庭みたいだった。

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