無水調理とは、その名の通り水を使わず調理することを言い、鍋の形をした器具を使用します。これつで揚げ物や蒸し料理も作れるため、水が貴重なキャンプで重宝するアイテムです。
無水調理器具とは?
無水調理器具とは、文字通り水を使わないため、素材の栄養分を逃すことなく、旨味を最大限引き出すことができるアイテム。蒸す・煮る・茹でる・炊く・炒める・焼く・揚げる・オーブン代わりとして、様々な使い方ができる万能鍋です。
使用率ナンバー1! 私が無水鍋をおすすめする4つの理由
ストウブ、geoプロダクト、圧力鍋…。いろんな鍋を持っていますが、私の使用率NO.1は無水鍋です。
買って1年経ちますが、「本当に買ってよかったな〜」としみじみ思います。
今回は、私が使ってみて感じる無水鍋のおすすめポイントをご紹介します。
その1:調理方法が豊富
無水鍋は1つの鍋で複数の調理法が楽しめる事で有名です。
私も買うまでは、「こういうなんでもできるものって器用貧乏で実際に使ってみたら何にもできない事が多いのでは…」と不安に思っていました。
が、実際に使ってみたらどんな調理法でも、それぞれの専門器具以上の満足いく出来上がりで感動しました。
煮る*肉じゃが、筑前煮を無水で!
無水鍋では少ない水分、場合によっては無水で煮込み料理を作る事ができます。
肉じゃがや筑前煮を無水で作ると、素材の風味がお水に逃げず、お肉はジューシー、野菜はホクホクで甘〜く仕上がります。
また、アルミは保温性が高いので、火からおろしてもゆっくりと冷めていき、素材に味がじっくり染み込んで美味しい煮物になります。
無水鍋での肉じゃがの作り方はこちら
焼く*餃子、カツレツなどもパリッと!
蓋をフライパン代わりに使えちゃうのも無水鍋のユニークなところ。
保温性が高く、焼き物に最適の「強火の遠火」状態をつくれるので、フライパンよりも焼き上がりがきれいです。
写真はささみの大葉チーズカツレツ。
フライパンでは油が少ないと焦げ付いて衣が残念なことになりやすいですが、
無水鍋では焦げ付かず、しかも驚くほど素早くこんがり焼けました。焼き上がりも均一!(私にしては)
茹でる*葉物、根菜どちらも無水で茹でれる!
無水鍋は野菜や卵を茹でるときにもとっても便利です。
お湯を沸かす事なくほぼ無水で茹でる事ができるので、時間がないときの料理に大活躍。
おすすめはほうれん草です。(写真はインゲンですが。。)
洗ったほうれん草を中火で30秒加熱し、蓋をしたまま1分ほど蒸らすだけで、約2分でほうれん草を茹でる事が出来るちゃいます。
しかも、野菜のうまさが水に逃げないので、普通に茹でるよりも野菜の味が濃く感じます。
今までは野菜を茹でるためにお湯を沸かすのが面倒くさくて、茹で野菜を使った料理はあまり作る気がわきませんでした。
無水鍋を手に入れて以来手軽に野菜を茹でることができるようになったので、おひたしなど茹で野菜を使ったヘルシーな副菜のレパートリーが増えました。
揚げる*唐揚げもお手の物!
熱伝導率が高い無水鍋は揚げ物だって出来ちゃいます。
少しの油でもカラっと揚がるので、油の節約になって便利。
唐揚げ、あじフライ、野菜の素揚げ…なんでもいい感じに揚げる事ができるので、他に揚げ物鍋はいらないです。
うちみたいに頻繁に揚げ物をしない家庭では揚げ物鍋を買うのは買うのもったい無いな〜と思うので無水鍋で揚げ物ができて本当に助かります!
炊く*炊飯も得意!
無水鍋は炊飯器の代わりにもなります。
もともと、「羽釜」という、お米を炊くためのお釜の形を参考に作られているため、まるで釜で炊いたようなお米が炊き上がると評判です。
自分で炊いてみての感想ですが、炊飯器で炊くのに比べて、さらっとほのかに甘いお米の風味がする炊き上がりになる気がします。
炊飯器との炊き比べ対決の記事はこちら。
オーブンとして *パンも焼けちゃう
ストウブはオーブン代わりにもなっちゃいます。
蓋をきっちり締めて加熱すると、ふたや本体も高温になるので、まるでオーブンの中のように食材全体を蒸し焼きする事ができます。
写真は無水鍋でパンを焼いたときのものです。
パン作りは初めてでしたが、意外に簡単と美味しく焼けました。
電気代もお得で嬉しい。
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