昨日はお休みだったので、ユナイテッドシネマ金沢で、「私は王である!」 公式サイト
を観てきました。(ポスターの雰囲気が日本版と韓国版で随分ちがいますね)
朝思いついてふらっと行ったので事前の知識は「チュ・ジフン主演。2役」くらい。
枕詞は「落ち着きがない」と「行き当たりばったり」のワタクシでございますから、まあ、めずらしいことでもないんですけど・・・
1418年の李氏朝鮮。本の虫みたいでひ弱な感じの王子さま忠寧。国王の太宗は長男→乱暴者、次男→仏門へ・・・・で三男忠寧を王位継承者に任命します。
跡継ぎなんてまっぴら・・・と宮殿から逃げ出した忠寧。
忠寧は頼りなげだけど気品ある王子さま。忠寧と入れ替わるのワイルドで若干お品のないドクチル・・・ふたりをコミカルに演じているチュ・ジフンがとてもステキでした。王子さまが似合う俳優さんだな~。
話はまるで「王子とこじき」みたいなんですけでど・・・ま、いっか・・・。
王子の側近、ヘグ(イム・ウォニ)とファング(キム・スロ)が、頼りないというか、どこがおドジなのがおかしい。でも彼等のサポートがあって、外の世界に出て初めて民の生活ぶりを知り、その痛みを理解出来るようになって、やがて立派な王になる・・・そんなすてきなストーリーでした。
忠寧の正室。イトウアサコかと思った・・・!演じているのは輝国山人さんのところによるとイ・ミド。ダブル捜査線でシム・ウンギョンちゃんの同級生役でした。
罷免された役人で飢えた民に食料を与えている(金持ちから失敬したものですが)ファンヒ役:ペク・ユンシク。
この人ほんとうにウサンクサイ感じ がいいわ~。そして右手のロングヘアの又吉みたいな人はファンヒの家の使用人(同居人かな)。
「シャワー設備」とか「筆ペン」とか発明しているんですけど爆弾とか危ないものも作っている(・・・マッドサイエンティストかしら?)演じているのは「男たちの挽歌」でチョルの先輩イ刑事役のイム・ヒョンジュン。
忠寧の兄、問題児の長男役はペク・トビン 善徳女王のポジョン役の彼。輝国山人さんとこによりますと、この人ペク・ユンシクの息子さんなんですね。えっ!??ちょとオドロイタ・・・。
そんなこんなで脇役にもぴぴっと目がいってなかなか楽しく観ました。