2020/10/27 17:00
今からちょうど40年前の1980年は、昭和を代表するアイドルが一斉にデビューした年でもあった。今年は彼らにとって40周年となるが、突然のコロナ禍によって、本来なら大いに盛り上がっていたはずのイベントやコンサートは軒並み中止や延期に追い込まれている。そんな状況の今、彼らの当時の人気ぶりを、近況と合わせてチェックしてみた。(取材・文=常田裕/清談社)
私生活でも、結婚・引退という生き方を選んだ百恵に対し、聖子はスキャンダルすら糧にして結婚、出産、離婚、再婚と、自立した一人の女性としての生き方を貫いた。その「松田聖子的生き方」は同性から憧れや共感を集め、今なお多くのファンを獲得している。コンサートのチケットは現在も入手困難で、一席5万円超のディナーショーの開催回数も日本一だ。ただ、今年はコロナ禍によって全国7カ所10万人の動員を見込んでいた夏のコンサートツアーやディナーショーも全公演が延期されており、その損失は5億円ともいわれる。
「『夏の扉』『白いパラソル』などの財津和夫による新曲も収録した40周年記念アルバムの発売に合わせてテレビ露出を増やしていました。ファンクラブ限定のオンライントークショーや、デビュー以来初となる有料ライブ配信も行っています。確かに痛手ではあるでしょうが、根強いファンがいますから心配はないでしょう」(渡邉氏)
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