<73歳=「女性平均寿命86歳=健康寿命74歳+要介護期間12年」-13年
2020/07/27 21:27
「人形の家」などのヒット曲で知られる歌手の弘田三枝子(ひろた・みえこ、本名・竹永三枝子=たけなが・みえこ)さんが21日、心不全で死去した。73歳だった。告別式は近親者で済ませた。
東京都出身。小学生の頃から米軍キャンプで歌い、1961年に「子供ぢゃないの」でレコードデビュー。はち切れんばかりのパンチのある声と抜群のリズム感を備え、洋楽の日本語カバーブームをリードした。
NHK紅白歌合戦には62年に「ヴァケーション」で初出場し、通算8回出場。65年には米国の「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」に日本人歌手として初めて出演した。オリジナル曲も歌い、69年には「人形の家」で日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。
70年、幼い丸顔から細身にイメージチェンジした経験を基に出版した「ミコのカロリーBOOK」が大ベストセラーに。ダイエットブームの先駆けとなった。
「男性平均寿命80歳=健康寿命72歳+要介護期間8年、女性平均寿命86歳=健康寿命74歳+要介護期間12年」厚生労働省は2018/3/9、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2016年は男性72.14歳、女性74.79歳だったと公表した。前回(13年時点)と比べ男性が0.95歳、女性は0.58歳延びた。
平均寿命と健康寿命の差は、介護などが必要となる期間。この差を縮める「ピンピンコロリの生活=要介護期間0年=にする」ことが社会保障費の抑制につながる。16年の平均寿命と健康寿命の差は男性8.84年、女性12.35年。13年と比べると男性0.18年、女性0.05年改善した。研究班の代表を務める辻一郎・東北大教授(公衆衛生学)は「要介護の大きな原因となる脳血管疾患の患者が、生活習慣の改善で減っている」と指摘。「高齢者の社会参加の場が広がっていることも健康寿命の延びにつながっている」とみている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27899950Z00C18A3CR0000/
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