マイケルに捧げる

マイケルは、自分を心から抱きしめてくれる女性を、生涯本気で探し続けていた人だったと思う。

同時にマイケルは、自分が心から抱きしめたい女性を、生涯本気で探し続けていた人だったんだと思う。

同世代だから、レベルは違うけどわかるんだなぁ～すご～くマイケルの気持ち。

それを『マザコン』とか、そんな安直なフェミニストの売り言葉だけじゃ埋め尽くせないんだよ男心は…。

オカマさんもゲイさんもホモさんも、見てりゃ一目瞭然すぐわかる。

男心の本音はさ、心の奥底で、自分にどこかで負けちゃた～って、患いながら、さ迷いながら、生涯旅を続け、それでいてそんな自分をいつも疑問視している生きものなんだ。

男とは生きる哀愁なんだ。

ここを、世の乙女達に押さえていて欲しい。

だって、ただの動物の雄にすぎないんだから。

自分で好きで選んだ雄じゃないからね。

若く逞しい雄ライオンに、群れから追い出された雄ライオンが、雌ライオン達に向けるなんとも切ない瞳は、まさに男の瞳そのものだ。

悲しいとか悔しいでもなく、なんで！？、に近い瞳だ。

わからんだろうなぁポリポリ。

生理がない、更年期がない。
そんな、女に対する男のコンプレックスを理解せずして、マイケルを語ってくれるな。

マイケルこそ真の男なのだから。