高校生の頃、友人が、加川良の大ファンで、写真の、アルバムをいつも聴かされました。
友人編集による加川良ベストの、カセットテープと、もらいました。
そして、いつの間にか、僕も、加川良の大ファンになっていました。
大学生の頃、渋谷ヤマハの楽器屋でバイトしてました。
雪の日でした。
番傘に下駄、ダウンジャケットとGパン姿の、加川良が、楽器を観に訪れました。
当然、社員が応対したので、僕は、ドキドキしながら、本物加川良だと、興奮してました。
雪の道玄坂を番傘さして、駅へ向かう加川良を追いかけ、サインして頂きました。
差し出した、色紙には
男達よ限りなく女を愛しなさい
女達よ限りなく男を愛しなさい。
加川良
と、書かれました。
詩人だなぁと、感動したのを覚えています。
しばらくは、僕はこの文面を真似しながら、加川良に、かぶれておりました。
あれから、30年余。
5、6年前でしょうか。
お客さんのLiveで、加川良さんを、お見かけし、大ファンですと、握手して頂きました。
30年前と同じ、素晴らしい方でした。
人はみないつか、また、旅に出ます。
雪の道玄坂、番傘さして下駄の音
加川良さん、ありがとう!