二時間ほど仮眠した。
外は、大雨だった。
どんな1日になるのだろう。
そして、俺は今日。
これから、友へ会いに行く。
ただ、それだけだ。
友へ会いに行く。
台風に向かって、大阪へ向かう新幹線の中。
ストーンズの、あの曲のあのフレーズが、僕の頭の中を、ずっとリフレインしていました。
口ずさむわけでもなく、ただ、ずっと僕の中で、聞こえていました。
そして、激しく、窓を伝う雨が、友との、過ぎた昔を映し出すのでした。
友よ、あれが、俺達のRock ’N’ Rollだった。
…
すまん…友よ
せっかくの、君の、愛でたい結婚式なのに、俺は気の利いたメッセージもできなくて…。
やっぱり、俺は君の前じゃ、
今もただのダメな奴で、ただ情けない俺でしかありません。
せっかく、台風に向かって、わざわざ大阪まで、君に会いに行ったのに…
結局、俺は、君の前では、何も言葉にならず、ありがとうも言えず、泣くことしかできなかった
絶対に今度こそ、君に面と向かって、ありがとう、と言うつもりが。
まだ、一度も君に、面と向かって、ありがとうを、まともに、言えたことがない。
今回も、惨敗だった。
だから、友よ、まだまだ、君との関係は、続くってことなのだろうか。
半年も前から、この日のために、自分を鍛えてきたのに…
君の笑顔を、見せられると、なぜだろう。
いつも、そうなんだ。
言葉なんて、全て、所詮ただの言い訳に思えてしまうんだ。
君との思い出は、今でも、俺の一番辛かった時代に、いつも俺を勇気づけてくれた、あの君の笑顔のままだ。
こうしてブログを書いていても、涙が溢れてしまうんだ。
それに勝る、君との思い出を作りたいのだが、君はもう東京にいない。
この二十年間の君の、俺は最初の十年を
知っていて、後の十年を知らない。
だから、今も、結局、あの頃の、君の思い出に、まだしがみついているんだ。
…
今日、大阪で結婚式がありました。
僕の人生で、かけがえのない友の、結婚式です。
神様が、この人生最高の友を、僕に出会わせてくれなかったら、GLASSONIONなど、存在しませんでした。
本音を言いますと(^^;;
これ以上、生き恥を、大阪には見せられないから、祭囃子を見送りながら、二次会へは参加せずに、東京へ戻りました。
大阪巡りも、次回、仕切り直しします。
台風のせいではありません。
お家に帰ろう…
なんでか、そう思ったのです。
グレーモネちゃん夫妻とも、久しぶりにゆっくり話できました。
そして…
大阪は、今日も、活気に溢れ~
また、どこからか、人がくる~
先ほど自宅に辿り着きました。
午前0時を過ぎていました。
今日と言う、僕の長い雨の一日のドラマは、滞りなく完結しました。
米田一郎 ここにあり。
…
二時間ほど仮眠して、夜明けに家をでて、雨の東京を出発しました。
まだ
あのフレーズが聞こえてきます。
A smile relieves a heart that grieves
微笑みは、悲しみを消してくれる
Remember what I said
俺が言ったことを覚えておけ
I'm not waiting on a lady
I'm just waiting on a friend
I'm just waiting on a friend
俺は、女を待ってるわけじゃない
俺は、友達を待っているんだ
俺は、友達を待っているんだ
I'm just waiting on a friend
Just waiting on a friend
Waiting on a friend
I'm just waiting on a friend...
…
俺は、ただ、待ってるわけじゃない。
これから、友に会いにいくんだ…
ありがとう、川上暁也 様