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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

エビータ 1/29

2005-01-29 | 観劇記録
初エビータです。
私としてはオペラ座の怪人との抱き合わせ、オマケのつもりでいたんですが
終わってみればこちらがメインとなりました。
私は初めての舞台を観るときはなるべくCD等で予習をするようにしています。
それぞれあるでしょうけど、私の場合はCDを何度か聞いてある程度のメロディーを
頭に入れておいたほうが舞台を楽しめるので。
もちろん今回もCDで予習してからの観劇になったのですが、これが大正解でした。
初めてCD聞いた時にもびっくりしたんですが、エビータの曲って慣れないうちは
聞いてるととても疲れます。音楽追いかけるのが大変で・・・
でも不思議と聞いているうちに心地よくなって耳から離れなくなるんですよね。
やっぱり凄いです彼の音楽は>ビバALW!(笑)
ということで、音楽が違和感なく耳に入り舞台に集中することができました。

キャストごとの感想は

井上さん(エビータ)
とにかく素晴らしかったです!!歌・演技とも大満足でした。
キュートに悪女を演じていらっしゃいました。
冒頭の野心剥き出しのちょっと下品な田舎娘からもう目が釘付けでした。
足開いて水色のパンツ見えてましたし(笑)。
本当にどのシーンも印象に残っているのですが、中でも特に気に入ったのが
チャリティ・コンサートのシーン。
エヴァがペロンに歌いかけるところの井上さん、歌・表情とも見とれてしまいました。
もっとこのシーンが続いて欲しい、もっとこのまま歌を聞いていたい!と。。
女性の私もうっとりとしてしまうほど美しい表情・歌声にため息ものでした。
前後しますが、エヴァが男を乗り換えてはさようならのシーンも好きです。
あーーでも他にも好きなところは沢山ありますねー。
エビータを見て、すっかり井上さんのファンになってしまいました。
クリスティーヌでも是非見てみたいです。

芝さん(チェ)
これまた素晴らしかった!!芝さんサイコーです!
芝さんは福岡でユダ、東京でユダ・タガーを見てきたのですが
今回のチェが断然お気に入りです!
東京のジーザスの時はかなりお疲れのようで声があまり出てなかったんです
かすれてかすれて・・・それはそれでユダ的にはOKだったのかもしれませんが
ちょっと見てる方としては痛々しく感じてしまって。
でも今回のチェは声の方は絶好調だったんじゃないでしょうか。
聞いてて気持ちいいんですよ。あの冷めた演技も◎で魅力倍増。
衣装がこれまた似合ってるんだ~ちょっとだけがチラついてしまいました(笑)。
芝さんのシーンもどれも好きなんですが「空を行く」が印象に残ってますね。
あと、最後のエヴァが死んでゆくところで倒れかかったエヴァに手をそえて
床に寝かせてあげるとこは、ちょっときちゃいました・・・涙。

下村さん(ペロン)
ちょっと情けないペロンを余裕で演じてあったようです。
下村さんも素晴らしいですねー。
ペロンって思った以上に出番少ないというか存在感薄いというか
下村さんの存在感ではなくて、「エビータ」という舞台の中での
存在ですね。それでも下村さんは印象に残ってます。

ため息が出るほど贅沢なキャストですよね。
しかも中身が伴っているというか、しっかり満足させて頂きました。
オペラ座の怪人で、ちょっと落ち込んでいたので今回はエビータを
見ることができて本当によかったと思ってます。

ではその他のキャストなど

渋谷さんのマガルディ・・・S&D2の時から密かに思っていたんですが
渋谷さんって歌は上手いんですよね?でもいつも声が出てない印象。
いつもかすれてる。そういう声質なんでしょうか?まぁ、いいや。
イケてないタンゴシンガー、うんその通りでよかったんじゃないでしょうか(爆)。
というのは冗談ですが、あのいやらしさがよかったと思います。
見るからにおばかなタンゴシンガーでしたもん(笑)。
あ、私別に渋谷さんが嫌いとかけなしてるわけじゃないですよ!
ミストレスの久居さん・・・あのシーンは今までもあんな感じだったんでしょうか?
無感情でさらーっと歌って消えてゆく。。
四季の役者さんにはあまり詳しくない私ですが、アンサンブルの中には
気になるあの方が!青山さん!カッコイイですね~~~。素敵でした。
女性では藤田さん。どこにいてもすぐに分かる藤田さん(笑)。
普通の洋服を着てる姿がものすごく不自然な藤田さん(笑)。
私、好きです藤田さん(笑)。

エビータ  井上智恵
チェ  芝清道
ペロン  下村尊則
マガルディ  渋谷智也
ミストレス  久居史子


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