PIANO PIANO☆

劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

プルートで朝食を

2006-07-30 | 映画
今日は映画を見てきました。
ニール・ジョーダン監督の映画はクライング・ゲーム、マイケル・コリンズ、
ことの終わり、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアに続いて5本目。
この映画はクライング・ゲームの次に好きかな~。
泣いて笑ってと忙しい映画でしたが最後はちょっと微笑んでしまうような映画。

主人公が自分を捨てた母親を探しにロンドンに旅立つというストーリー。
まぁ、こんな一言で片付けれらないのですが、これが元になって
話は進んでいきます。

母親に捨てられるとかIRAのテロだとか性同一性障害など
テーマだけみると重い映画になりそうですが、上手い具合に軽く
可愛い映画になっていましたー。
(暗い部分ももちろんあるんですけどね)
とにかく主人公のキトゥンがすっごく可愛いんです♪
可愛いだけじゃなくて、逆境にもめげずに前へ進んでいく
キトゥンを応援せずにはいられないんですね。
クラブが爆発しキトゥンが容疑者として捕まり尋問されるシーンは
本当に辛くて見てられなかったです。
精神的にもかなりきてたみたいでキトゥン大丈夫!?と本気で
心配してしまいましたね~。
結局はキトゥンは無関係だったことが分かるのですが
釈放を拒むシーンはちょっと切なかったなぁ。
でもね、やっぱりキトゥンは愛されるキャラクターなんですよ。
尋問していた警察の一人が心配して仕事を紹介してくれるんですね。
ここから話はまた展開していくのですがそれは省略。
とにかくキトゥンの人生は辛いことがいっぱいだったけどラストは
ほのぼのとした幸せな光景でした~。ホッとしました。
このままキトゥンがどん底のままだったらどうしようかと思いましたもん。
この映画について話し出すとかなり長くなりそうなのでこの辺でやめときます。
それくらい色んなものが詰まった映画です。
これはDVDが発売されたら是非買いたいな~。

やめとくと言いながらもうちょっと・・・
キトゥンが尋問されてるときの妄想シーン。
エナメルのボディコンスーツを着て香水を持ちIRAの男どもを
シュッ!シュッ!と退治(?)するシーンは思わず吹き出した。
あのシーンは最高でした、本当に(笑)。
キトゥンを演じていたのはキリアン・マーフィという俳優さんでしたが
彼が細い細い。私より余裕で細いよ(^_^;)

あと嬉しかったのがスティーブン・レイが出ていたこと。
カップからバラがニョキっと出てくるシーンは素敵だったなぁ。
ふくよかになって歳とったなーって感じでしたが、根っこの部分は
変わらないというか・・・
ソフトな口調とご主人様を見つめるわんこのようなあの目がいいですわ。
やっぱり母性本能をくすぐられました(笑)
ニール・ジョーダンはいい役で使いますよね、彼のこと。
あぁ、Vフォー・ヴェンデッタ見に行こうかな~。

もう一人いいなーと思ったのがチャーリー役をしていた女優さん。
もの凄くキュートでした。この作品が映画デビューだったようです。
ルース・ネッガという女優さんですが、もっと見たかったな~。

久々に映画館を出るときに清々しい気持ちになれました~!


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