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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

オペラ座の怪人 11/23(水)マチネ

2005-11-23 | オペラ座の怪人
今日は印象に残っている部分を簡潔に。
(また高井さんと高木さんメインになりそうですが)

ハンニバル
高木さんのクリスティーヌは割りと他の人にも反応するし、上手側に
メグと座っているときも結構会話をしていますね。
苫田さんは常にボーっとファントムのことを考えてる印象でしたが・・・
ここのシーンでも苫田さんと高木さんの演技は随分違うな~と思いました。
高木さんはファントムの名前を聞いたとたん表情が変わります。

Think of Me
今日は語尾の切り方ちょっと気になった・・・
もうちょっと伸ばせないかな~。
でも表情はすごくよかったですよ~。
高木さんは本当に可愛らしくて、私が男性だったら絶対惚れる!
守ってあげたくなる儚さを持っていますよね。

ミラー
昨日はマイク音量が大きい?と思った高井さんでしたが、今日は
それ程違和感を感じず。やっぱり昨日は大きかったのかな~。
声の調子は昨日より良かったように感じました。
昨日はちょっとザラつきを感じる部分もありましたが今日は大丈夫でした。
ファントムの声を聞いてみるみる目が潤んでくる高木クリスティーヌ。
高木さんはすっごく目が潤みますよね~。キラキラしています。
椅子から立ち上がり扉に向かって歩く時はすでにフラフラで泣きそう。

The Phantom of the Opera~The Music of the Night
クリスティーヌを地下へ連れてきた高井ファントム、嬉しそうでした。
身も心も完全にファントムに支配されているクリスティーヌ。
あの状態の高木クリスティーヌを目の前にしたらそりゃ嬉しくもなるだろうなぁ。
自分の身体を撫で上げる時も口元笑ってましたよ~高井さん。
今日のThe Music of the Nightは色っぽかったな~。
凄く感情がこもっていて歌い方にも抑揚があり・・・やられました。
クリスティーヌを愛おしそうに見つめ歌う姿にドキドキ。
なんかね、もう高木クリスティーヌが可愛くてしょうがないっていうか
愛おしくてしょうがないって感じかな~。
でも分かる・・・だって高木さんめちゃくちゃ可愛いもん。
そんな可愛いクリスティーヌが今目の前で自分の思うがままになっているんだから
高井ファントムも歌い甲斐があったことでしょう。
The Music of the Nightでの高井さんと高木さんの空間というか空気、
もの凄く官能的で濃密でした。
このままずっと二人でいればいいのに~と思ってしまう程でした。
マスクを取るシーン、詰め寄ってくるファントムを見つめるクリスティーヌ。
醜い顔を見て驚きマスクを返す・・・というのは他の人も同じ演技なのですが
高木さんは顔を背けたファントムをもう一度チラっと見ます、様子を窺っているよう。
その後マスクを返します。
あ、あと今日気付いたのですがマスクを手に持って倒れこみ、ファントムに
「決して許さぬぞ!地獄へ行け!」と言われ、高木さんビクッっとしていました。

All I Ask of You
とってもお似合いな高木クリスティーヌと北澤ラウルですが
やっぱり高木クリスティーヌはラウルといるよりファントムといる時
思っている時の方がキラキラしていますね。
北澤さんは包容力という点ではちょっと物足りない気もしますが
若い二人はとても爽やかなカップルですね。
高木さんが結構危うい感じなので、北澤さんしっかり支えてあげてね(笑)

エンジェル像の高井さんは今日も怒ってました。
怒り度と迫力は昨日の方があったかな。
でも今日も「ぞ~~~~~~」って伸ばしてました。
元気な証拠ですね。うんうん。

2幕

支配人のオフィス
今日もここでは高木クリスティーヌ、ノイローゼ気味です。
最後「いや~!」と行って立ち去るまでの彼女の演技は凄いです。
今日も完全に入り込んでしまいました、私。
ここまでなってしまったクリスティーヌを支え救おうとする北澤ラウルですが
また辛口になってしまいますが、北澤さんのラウルには受け止められない、
ちょっと荷が重いんじゃないかと思ってしまいました。
これが苫田さんのクリスティーヌだったら大丈夫かもしれない、
でも高木さんのクリスティーヌを受け止めるには佐野さんや石丸さんくらい
包容力のある人じゃないと・・・とまぁ勝手に私が思っただけですが。

墓場にて
今日はここでウルウル。
高木さん、歌は沼尾さんや苫田さんに負けるかな~とは思うけど
感情はすごく伝わってきます。
パパのお墓を目の前に肩を落とすクリスティーヌ、その隙に
高井ファントムが甘い歌声で入り込んできます。
この二人は演技面でもそうですが声の相性もとても良いと思います。
もううっとり。北澤さん邪魔だったよ(爆)

The Point of No Return
今日は色っぽかったです、とっても。
「したがぁ~~~~えぇ~~」がもの凄く粘着系でしたし(笑)
「振り向くな~」も囁くように。腰砕けもんでした。
それに応えるように高木さんも凄い色っぽく。
昨日高木さんが指輪をはめられているときに微笑んだように見えたと
言いましたが、今日もやっぱりかすかに柔らかい表情になったような
気がします。なんだか嬉しかったな~。
何だかんだ言っても高木クリスティーヌは本能的にファントムに
惹かれているんだろうなぁって思いました。

怪人の隠れ家
高井さんの怒りは今日も凄かったです。
高木クリスティーヌの気持ちは・・・やっぱりまだよく分かりません。
ただ、もの凄く悲しそうなのは分かります。
両手を広げてラウルの前に立っているときの表情はどのクリスティーヌよりも
悲しい表情なんですね。
でも彼女は最後、きっぱりファントムと決別できているような気もします。
だけどラウルに手を引っ張られて出て行く時のファントムを見つめる目が
とっても切ないんですね・・・彼をひとりぼっちにするの?って感じで。
あぁ、分からないよ~~~!!
分からないと言いながらも最後は涙。
あれほど惹かれ合い求め合っていた二人なのに・・・
ファントムも彼女を手放したくなっただろうな~。
なんかね、高木さんだったらそのままファントムといたらいいのに~って
思っちゃうんですね。
だって高井ファントムと凄いお似合いだし(笑)
今日は最後、ファントムの「夜の調べと共に~」の後に拍手が起こりました。
びっくりした(@_@)
あのシーンでの拍手は初めてだった。
それ程高井さんが凄かったってことかな。

昨日に引き続き今日の舞台も最高でした。
この二日間、観劇できて本当によかったです。
それにしても後を引くな~高木クリスティーヌは。
プログラムを見ていて、沼尾さんのクリスティーヌも恋しくなりました。
やっぱり私のベストクリスティーヌは彼女なので。

観劇前はちょっとドキドキしてしまいましたが
結果的には大満足の二日間でした。
高井さんのファントムも素晴らしく、歌・演技ともにまたまた
惚れ直してしまいました。

次に行く頃はクリスティーヌがチェンジしてる頃かな~。


オペラ座の怪人  高井治   
クリスティーヌ・ダーエ  高木美果
ラウル・シャニュイ子爵  北澤裕輔
カルロッタ・ジュディチェルリ  種子島美樹
メグ・ジリー  荒井香織
マダム・ジリー  秋山知子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン  小林克人
ウバルド・ピアンジ  半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 田代隆秀
ムッシュー・ルフェーブル  鈴木周
ジョセフ・ブケー  塚本伸彦

オペラ座の怪人 11/22(火)ソワレ

2005-11-22 | オペラ座の怪人
約3週間ぶりのオペラ座の怪人。
前回の観劇のことを思うと、緊張せずにはいられませんでした。
いつもよりソワソワ落ち着かない、でもテンションはめちゃくちゃ高かったです。
なるべく平静でいよう、高井さんだけじゃなくちゃんと舞台を見るんだ!と
心がけはしましたよ。心がけはね。
今日は印象に残ったところを少しだけ(高井さんと高木さんが主です)。

ハンニバル
リハーサル見学の時から思っていたのですが、高木さん痩せましたよね。
ウエストの辺りがすっきりされたように思います。
相変わらず可愛らしいクリスティーヌ。
支配人の紹介があっているときも足元を扱ってマイペースな感じです。
舞台上手でメグと手を握っている時の高木さんの表情、ファントムを思っているのか
現実の世界にはいない空気です。
私は高木さんの表情がすごく好きですね~。

Think of Me
以前気になった高木さんの歌。語尾をブツっと切ってしまうのは
以前よりは気にならなくなりましたが最後の「あ~~~い~~~~、ブツっ」
はちょっと気になりました^_^;
改善するのはなかなか難しいのでしょうか。
Think of Meはやっぱり沼尾さんのがいちばん好きかな。
最後の伸びもすごく綺麗だし表情も好きです。
あぁ、沼尾さんのThink of Me聴きたくなってきた。

楽屋のシーン
高木さん、やっぱりところどころイントネーションがおかしい部分がありますね。
これが改善されるともっと好きになるのですが・・・
高木さんのおっとりとした雰囲気と動作が今日はとても色っぽく見えました。
北澤さんのラウルともとってもお似合いでしたよ。
北澤さんちょっとパーマかけましたかね?くりんっとしているように見えました。
高木さんの「もう子供の頃の私たちじゃないのよ・・・ラウル」というセリフが
とっても寂しげに聞こえました。
セリフはまだぎこちない部分もありますが高木さんの演技には惹き付けられます。
変に艶をつけず自然に表現されているというか・・・

ミラー~The Music of the Night
今日のミラー~The Music of the Nightは、元気に歌っている高井さんが
そこにいるというだけでもう嬉しくて幸せで・・・
ただただ高井さんの歌声に身を委ねるだけでした(クリスティーヌみたいだ)。
ミラーのシーンは特にドキドキでしたよ~。
あまりに緊張しすぎてよく覚えてないですもん^_^;
でもすごい声量と勢いだったのは覚えています。
高井さんお帰りなさいっ!!って感じですかね。
今日は他の方より高井さんのマイクの音量大きかったような気がしました。
気のせいかなぁ~。高井さんの声量が凄かったのかもしれませんが響き方なんかを
聴いているとやっぱりマイクの音量かな~という気がします。
ちょっとザラついてる?と思うこともありましたが、よく声は出ていました。
いつもより男らしく力強く聞こえたな~。
クリスティーヌに対して、どうだっ!!とでも言っているかのように
力強く支配していました。
そして、何だか歌うのをとても楽しんでいるようにも見えた。
もう本当に嬉しくて泣いちゃったよ。
こんな感じで細かいところはよく見てないというか覚えてません^_^;
でも高木さんもしっかり見ましたよ~。
ここの高木さんはすごいの!前回見たときも言いましたが
うっとりを通り越してどこかにイっちゃってるんですね。もう危ないくらい。
ここだけではないのですが、高木さんはファントムの声を聞いたり
ファントムを思ったりするとき、まるでノイローゼを起こしているのか?!
というような表情になる時がありますね。
いや、ノイローゼは言い方悪いかな・・・
とにかくもうファントムを思うと平常心ではいられないという感じかな。

支配人のオフィス
リハーサル見学会の小林さんの印象が凄くよかったのでいつもより
小林さんに目がいってしまいました。
こんな感じで演じているけど、素でしゃべると本当に物腰柔らかで
素敵なんだよな~なんてことも考えてしまいました。
ちょっと気になったのが北澤さんのラウル。
前回見たときより更に冷たくなっている印象。
クリスティーヌといっしょの時は本当に柔らかくて優しい笑顔なんだけどな~。
支配人や他の人に対しての表情は険しいか冷たいか。
ファントムに対しても熱く対抗するというより、フンっ!という感じかな。
佐野さんみたいに他の人にまで優しく、とは言わないのでもう少し丸くなって欲しい。
今の感じではクリスティーヌ以外にはつんけんしてる印象です。
今の北澤さんだったら、最後クリスティーヌがラウルを選ぶのがちょっと納得
いかないかな~。お金持ちだから?外見がいいからなの?って思ってしまう。
ちょっと辛口になってしまいましたが、北澤さんは歌は上手いしカッコいいし
ラウルにはぴったりだと思うので、頑張っていただきたいです。

All I Ask of You
上ではちょっと辛口になってしまいましたが、このシーンの北澤さんは好きです。
クリスティーヌといっしょだと目じりが下がってとても素敵な笑顔を見せてくれます。
それに他のシーンは割りとクールな感じですが、このシーンは結構積極的な感じ。
高木さんもラウルと一緒で本当に嬉しそうなのですが、時折見せる寂しそうな表情が
やっぱり印象に残りますね。
北澤さんと高木さんのカップルはお似合いですね~。微笑ましかったです。

エンジェル像の中の高井さん
今日は凄かったんですよ!!
「これ程の~~~」の怒り具合も最高潮でしたし、声量も凄かった(@_@)
「ぞ~~~~~~~~」も伸ばす伸ばす。
あの怒り具合と声量と伸ばし、この東京公演で私が見た中ではいちばんだったかも。
鳥肌たちましたから。
一幕が終了して高井さんの歌と演技を思い出し、思わずニヤリとしてしまいました(笑)
だって嬉しかったんですもん。

幕間で隣に座っていた若い女性の会話が聞こえたのですが
「リハーサルの時司会してた人がちょっと気になる・・・
だって凄く優しそうな人だったでしょう、だから気になっちゃって
目が行っちゃう。ちょっとカッコいいかな~って思っちゃった。
だって凄く優しそうだったもん、リハーサルの時」
こんな感じで、優しそうな人だったね~と何度も言っていました。
小林さんのことですね。でも彼女の気持ちよく分かるわ~。
だって小林さん超素敵だったもん。
私もあんな風に物腰が柔らかな感じの人好きだわ~

話はそれましたが、2幕

支配人のオフィス
ここでも目がいくのはやっぱり高木さんのクリスティーヌです。
「ラウルそんな酷いこと・・・」と歌いだしたときはまだいいのですが
だんだんおかしくなっていくんですね。
ここはノイローゼ気味といっていいでしょう。
それくらい高木さんのクリスティーヌは現実の世界からどこかへ飛んでしまってます。
ラウルに言葉をかけられても意識は別のところ。
2度目ラウルに歌いかけられるところでやっと現実の世界に戻ってくる感じなのですが
表情を見ているとよーーく分かります。
本当に別世界へ行ってしまっていたのね~。
彼女にとってファントムというのは現実の世界のものではないのかも。

墓場にて
「夢に響く歌声・・・・現れ」の部分を歌い終わった後の高木さん、
肩で息してます。そこに立っているのが精一杯なんでしょうか・・・
前回はここがちょっと弱いかな~と感じたのですが、今回はよかったです。
彼女の寂しげな雰囲気がこのシーンにぴったり。
ファントムの声を聞いた後は目をパッチリと開いて信じられないような表情。
ここの高井さん今日は力強かった。圧倒的。
彼に従うしかないそんな力強い歌声でした。
高木さんの歌声が加わるともう鳥肌。
とてもいい感じに二人の声が混ざり合っています。
手を上げてファントムの元に歩む高木さん、後姿からもう正常でない状態というのが
分かります。
この二人の間にラウルが割り込む隙あるんだろうか・・・と思ってしまった。

The Point of No Return
ここの高井さん、今日はやっぱり力強かったような気がします。
しっとり色っぽくというより力強く。
いや、もちろん色っぽいのには変わりないんですけどね。
というか高木さんの表情、演技を見ていくうちにどんどん官能的なシーンに
なっていったかなーという感じです。
高井さんもぐーーっとクリスティーヌに顔を近づけますしね。
ファントムの声を聞き体を撫で上げる高木さんの色っぽいこと。
前回は色気が足りないな~と思ったくらいなのに、今回はドキドキした。
まだファントムとは気づいていないはずなのに、声に反応しちゃった?
フードの上から頬擦りしても高木さんはしばらくファントムとは気づきませんね。
他のクリスティーヌに比べるとちょっと反応遅めかな。
でもファントムと気づいてもそれ程拒絶はしていないように思います。
そして今日いちばん気になったのは、ファントムがクリスティーヌに指輪を
はめるシーン。気のせい・・・じゃないと思うんですけど
高木さん、指輪をはめられてる時ちょっと嬉しそうに微笑んだように見えたんです。
この後、ファントムの仮面を計画通りに剥いでしまうけど、
この場面ではその事は忘れていたかのように、微笑んでいた・・・と思うんです。
そしてここでまた高井さんの迫力。
「共にどこまでも二人で~」が凄かった。

ファントムの隠れ家
前回と同様、最初は怒っているような高木クリスティーヌですが
「母にも嫌い抜かれて・・」とファントムが歌いだすと伏目に。
醜さは顔には無いと言われても高井ファントムはやっぱり表情を変えませんね。
前回村さんのファントムを見たことで、いい意味でまた二人のファントムを
比較することができたのですが、高井さんは不器用なファントムという印象を
改めてもちました。愛情をうまく表現できない、悲しみもうまく表現できない
クリスティーヌに分かって欲しいけど、ちゃんと伝えられないもどかしさを
今日は見ていて感じました。
最後はとにかく怒っていました、とても激しく。
上手く愛情を表現できないから、もう激しく怒ることしかできないんですね。
あぁ、この人を誰か包んであげて欲しいと思いました。
ベールを外すシーンは今日はちょっと悲しかった・・
高木さん、ベールを外した後手に持ってしばらく見ていたのですが
我に返ったかと思うと、何これっ!という感じでポイっとしてました。
高木クリスティーヌも普通の精神状態ではないんですよね。。
ベールを見つめていて我に返ったというか。
でも高木さんのキスと抱擁は本当に優しい・・・
高木さんのキスは愛情のキスなのか同情のキスなのかまだ私には
ちょっと分かりません。
本能的に病的なまでにファントムに操られてきたクリスティーヌが
最後にやっと自分を取り戻し我に変えるという感じでした。
でもファントムに出て行けと言われてもなかなか立ち去らない。
北澤さんが「クリスティーヌ!」と言って引っ張っていってました。
高木さんのクリスティーヌは不思議ですね~。本当に不思議。
よく分からないから引き込まれていくのかな~。
ラストの高井さん、今日は本当に堂々としていて眩しかったです。

カーテンコールはいつもより一回多かったのですが
他の方よりゆっくり、幕がおりてゆくまで客席に手を振ってくれる高井さん。
相変わらずですが嬉しいですね~。
こういうところに高井さんの優しさを感じます。

今日は高木さんの感想がメインになってしまいましたが
明日は高井さんメインでいけたらと思っています(^_^)

最後にちょっと気になったのですが、ラストファントムが消えるシーンで
椅子にマントをかぶせますよね。
あのマントが大きくなったような気がしたのですが・・・気のせい?
あんなもんだったっけ?あー気になる。
でもきっと気のせいだろうな。


オペラ座の怪人  高井治   
クリスティーヌ・ダーエ  高木美果
ラウル・シャニュイ子爵  北澤裕輔
カルロッタ・ジュディチェルリ  種子島美樹
メグ・ジリー  荒井香織
マダム・ジリー  秋山知子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン  小林克人
ウバルド・ピアンジ  半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 田代隆秀
ムッシュー・ルフェーブル  鈴木周
ジョセフ・ブケー  塚本伸彦

行ってきます!

2005-11-22 | オペラ座の怪人
先程オペラ座の怪人、リハーサル見学会に参加してきました。
残念ながら高井さんの登場はありませんでしたが楽しませていただきました。
小林さんがとてもソフトに話されるのでビックリ!
厳ついイメージがあったもので・・・素敵でした~~。
詳細は後ほどアップしたいと思います。

それでは舞台を見てきます!
あ~~ドキドキするなぁ。

うわぁ~~~~~ん(T_T)

2005-11-17 | オペラ座の怪人
キャストボックスに高井さんの名前が!
もう嬉しくて嬉しくて泣いちゃったよ(T_T)
あぁ、すぐにでも見に行きたい・・・
早く高井さんに会いたいよ~~~。

・・・
・・・

岩盤浴に行って温まってきました(^_^)
さて、改めてキャストボックスを見てみたのですが
何とジョージに村さんの名前が追加されているのですね。
ついでにザングラーには光枝さん。
広瀬さんが抜けることで今回のこのような状況になったのでしょうか?
それにしても村さん・・・いつ休めるのでしょう。
もうすぐアスペ~が終わりますから、そしたら村さんもようやく
休めるといったとこでしょうか。。
光枝さんもジョージからザングラーへのチェンジは大変でしょうね。
四季の役者さんは本当に本当に大変ですよね。

高井さん、来週戻ってくるか来ないか・・・と思っていたのですが
まさか週末に復帰されるとは。
喉の調子は大丈夫なんだろうか?それがいちばん気になります。
でもキャストボックスで高井さんの名前を見たときは本当にホッとした~
喉を痛めてしまったのではないかと気が気でなかったですから。
今日は村さんが舞台に立たれたようですが、きっと明日から高井さんに
交代なんでしょうね。
19日から千葉の妹のところに行きますが、とりあえず今週は我慢です。
まさか来週また村さんということはないと思うので(汗)、
来週に賭けたいと思います。
このまま行くと高井ファントム、高木クリスティーヌ、北澤ラウルかな。
すっごい楽しみだーーー!
でも北澤さんがそろそろ怪しいかな~。
柳瀬さんがラウルに来てくれたりしたら言う事無しに幸せなんですが。。
私、柳瀬さんのラウル一度も見たことないので是非見てみたいのです。

もうひとつ気になるのは李香蘭のキャストです。
昨日は11月16日のみのキャストでしたが今日見ると18日まで伸びてました。
でも何故に18日?
土日のキャストは??
沼尾さんの仕上がり待ち・・・だったりするのかな。
こちらもワクワクしますね~。
あぁ、京都がもう少し近ければ・・・

オペラ座の怪人 10/30(日)

2005-10-30 | オペラ座の怪人
キャストごとに

村さんのファントムは本当に久しぶりでした。
福岡公演以来だったので、当時の事を思い出しちょっと懐かしくなりましたね~。
ちょっとクスっと笑ってしまう箇所もありましたが、最後は泣かされました。
やっぱり最初は高井さんとの違いにどうしても目がいってしまいますね。
長い間高井さんばかり見ていたので仕方ないのかもしれませんが、
全くと言っていい程歌い方も演技も違う村さんのファントムは新鮮でした。
新鮮と言っても村さんのファントムを見るのは6度目なんですけどね^_^;
ちょっと面白かったのが二人のファントムはそれぞれカッコつけのポイントが違う(笑)
特にマントを外すシーンは本当に対照的です。
村さん、意外と無頓着なのかな?と思ったかと思うと、すごくキメキメポーズだったり。
何か可愛かったですね、村さんファントムは。
この辺の話は置いておいて・・・
随分前に二人のファントムについてお話しましたが、村さんと高井さんとでは
クリスティーヌに対する愛情の種類が違うように私は感じました。
高井さんは異性として男としてクリスティーヌを愛するのに対して
村さんは父親のようにクリスティーヌを見守り育ててきた・・という感じでしょうか。
今日の村ファントムからは哀愁が感じられ、The Music of the Nightも何だか
すこし寂しげに見えました。
この子は手放したくないけどいつかは離れていってしまう・・・と既に
分かっているかのようで・・・切ないThe Music of the Nightでした。
The Point of No Returnでは「殿様」のあと間髪いれずに「パッサリーノ」。
あーー村さんだーーーって思いましたね(笑)
このシーンかなりテンポが速かったです。
このナンバーはもうちょっとゆっくり歌って欲しいところです。
クリスティーヌの後ろに回りこんでから村さんは結構動きます。
ここも高井さんと対照的なシーンのひとつですね。
そして今日いちばん印象に残っているのがラストです。
クリスティーヌに「けがれは心の中よ」と言われた時の村さんの悲しい目が
忘れられません。ここは高井さんは表情をあまり変えませんが
村さんは本当に寂しそうな表情をしていました。
キスをされた後、力なくクリスティーヌを突き放しよろけるようになったファントム・・・
ラストは村さんの悲しく寂しげな表情が切なくて涙が出てしまいました。
こんなに愛情を注いだのにやっぱりお前は去って行ってしまうのか、
でもそれは分かっていたこと、仕方のないことと受け入れているように見えました。
多分村さんのファントムは最後までクリスティーヌの幸せを願っていたはずです。
村さんは柔らかい愛情を持ったファントムだな~と今回改めて思いました。

苫田さんのクリスティーヌは前回見た時とちょっと印象が変わっていました。
10月頭に見たときは、とにかくファントムが好きなの!という印象だったのですが
昨日と今日と見て、ファントムより私はラウルが好きなの!という印象に・・・
苫田さんは表情が豊かですし、ちゃんと表現もされていると思います。
ただ、私がクリスティーヌに求める精神的な儚さや危うさが無いかな・・と。
ファントムが付け入る隙が彼女にはあったのだろうか?と。
一見弱そうに見えて実はかなり強いクリスティーヌなんじゃないかと思います。
そして、やっぱり演技がちょっと何といいますか・・・
作った演技というか何と言えばいいか分かりませんが、どこか不自然さを
覚えるんですね。
クリスティーヌの心情を一生懸命に演じているのはよく分かるのですが
‘演じてる’という印象が強くて・・・
割とオーバーな演技をする沼尾さんは凄く好きなんですけど・・・
この違いは何なんでしょう。自分でもよく分かりません。

北澤さんのラウルは、今日よく観察していたのですが結構細かい部分で
表情の演技してたりして面白かったです。
ただ、北澤さんのラウルはクリスティーヌに対しては最高の笑顔を見せて
くれるのですが、他の人に対して(マダムやメグetc)ちょっと冷たいような・・
佐野さんの優しいラウルに慣れてしまったのでしょうか。
ちょっとだけ冷血なラウルに見えてしまいました。
でもラウルに関しては・・・よく分からないですね。
世間知らずな若造・・・だとしたらクリスティーヌ一筋で他は構わない感じの
今の北澤さんのラウルでもOKかな。
でも私は佐野さんの包容力のある優しいラウルが好きだったので
北澤さんにはもうちょっと丸くなって欲しいかな。
マスカレードなんかで見せる笑顔は最高に優しくて素敵なので
北澤さんもきっと佐野さんみたいに包容力のあるラウルになるはず!
私としては、最後クリスティーヌと共に去っていく、彼女が選択する人な訳ですから
やっぱり納得できる人がいいんですね。
この人になら任せられる・・・そんなラウルになって欲しいです。
どうしてもファントム側から見てしまうので^_^;

とりあえず今日は主役3人の感想です。

昨日はあまりのショックで夜もなかなか寝付けませんでしたが
あまり引きずるのもよくないかな~と思い気持ちを入れ替えて本日の
観劇に望みました。
やっぱり舞台を見ていると昨日の事が思い出されて、辛くなってしまうことも
ありましたが、高井さんのいないオペラ座の怪人、いつも偏りがちな観劇に
なってしまいますが今日は本当に演目を楽しんでくることができました。

でもやっぱり高井さんの事は気になります・・・
大事に至ってなければいいのですが。心配はそれだけですね。
たまたま昨日の調子が悪かったとか風邪をひいて喉の調子が悪かったとか
それなら心配ないと思うのですが、喉に問題が起きていたら・・・と
悪い方向に考え出すとキリがありません。
歌えない・・・以前の問題だったと思います昨日の高井さんは。
あそこまで声が出ないのに何故出演しなくちゃいけなかったのかと
ちょっと腹立たしくも思いますが。
こればっかりは私は何と言おうとどうにもなりません。

どうか高井さんの喉が元にもどりますように
また元気になって汐留に戻ってこれますように

後になって、取り越し苦労だったねー!と言っていたいです。


オペラ座の怪人  村俊英   
クリスティーヌ・ダーエ  苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵  北澤裕輔
カルロッタ・ジュディチェルリ  種子島美樹
メグ・ジリー  荒井香織
マダム・ジリー  戸田愛子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン  小林克人
ウバルド・ピアンジ  半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 立岡晃
ムッシュー・ルフェーブル  岡本隆生
ジョセフ・ブケー  塚本伸彦



村ファントム素晴らしかったです

2005-10-30 | オペラ座の怪人
やっぱり今日のファントムは村さんでした。
きっとそうだろうと思っていたので、というかそう願っていたので
キャストボードを見たときは安心しました。

村さんのファントム・・・とてもよかったです。
私は今まで凄くもったいないことをしていたような気がしてきました・・・
以前の私だったら、ファントムが高井さんじゃないというだけで
感動できない楽しめない、という先入観があったと思うんです。
でも、今日は本当に素直な気持ちで舞台を見れたんですね。
そして村さんのファントムに泣かされました。
まさか村さんのファントムに涙するとは思ってもいなかったので
自分でもびっくりでしたが涙が止まりませんでした・・・
昨日の高井さんのことが頭をよぎらなかったといえば嘘になりますが
村さんのファントム、本当に本当に素晴らしかったです。
落ち込んでいましたが、素敵なファントムを見せてくれてありがとう。
という感じです。

まだ東京にいるのですが、自宅に戻ったら改めて感想をアップします。

オペラ座の怪人 10/29(土)ソワレ 追記

2005-10-30 | オペラ座の怪人
昨日の分が全然感想になっていなかったので
ちょっとだけ付け加えておきます。
が、普通の精神状態で見ていなかったのでそれ程書くこともありませんが。

久しぶりの北澤さん、以前見たときは常に眉間にしわを寄せていた
印象ですが、昨日はかなり自然になっていたように思います。
北澤さんはファントムを本当に憎んでいるようで、ファントムの
ことになるとかなり怖い顔になります。
クリスティーヌに向ける笑顔はとっても優しいんですけどね。
北澤さんの優しい笑顔が今回は救いでした。
本当に人のよさそうな笑顔ですよね・・・
実際、とても優しい人だと聞いたことがありますがあの笑顔を見ると納得です。
次はまた沼尾さんとのコンビで見てみたいな。

苫田さんのクリスティーヌは本当にお上手に演じられていると思います。
感情を込めて熱演されているのですが・・・
私の心には響いてきません。
うまく言い表せないのですが・・・ちょっと不自然に感じました。
ファントムに対する愛情もあまり感じられなくて・・・
いや、演技を見ているとファントムに酔っているようなんですが
何故かラスト、ファントムに対する愛や優しさを感じられず。
昨日は高井さんがあんな状態だったので
最後、ものすごくファントムが孤独に感じたんですね。
だから最後は優しく包んであげて欲しかったんです・・・
でも何でかな、ちょっと冷たく感じてしまいました。

小林さんは随分長い間出ていらっしゃいますが
見るたびに面白くなっていますよね。
開口が気になる以外は大好きです。
新聞を投げるシーンはちょっとハラハラしますが。
あれ難しいんでしょうね。軽くやっていた青木さん凄い!

荒井さんのメグ大好きです。
本当にかわいくてハンニバルでは荒井さん一点集中で見てました。
ダンスもすごく綺麗だし言うことなしにベストメグです。


これくらいかな・・・
今日はしっかり見てこれると思います。
おそらく村さんのファントムを見ることになると思うのですが
昨年の3月に見て以来なので約1年半ぶりです。
いつも高井さんのファントムばかりなので、たまには別の方のファントムを
見るのもいい刺激かもしれません。
思いっきり舞台に浸ってこようと思います。


オペラ座の怪人  高井治   
クリスティーヌ・ダーエ  苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵  北澤裕輔
カルロッタ・ジュディチェルリ  種子島美樹
メグ・ジリー  荒井香織
マダム・ジリー  戸田愛子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン  小林克人
ウバルド・ピアンジ  半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 立岡晃
ムッシュー・ルフェーブル  岡本隆生
ジョセフ・ブケー  塚本伸彦


オペラ座の怪人 10/29(土)ソワレ

2005-10-29 | オペラ座の怪人
今日はあまり感想を書く気分ではありませんが、
現実を受け止めるために敢えて残しておきます。

高井さん、全然声が出ていません・・・
痛々しいどころじゃないです。
福岡で見た悲惨な状態どころでもないです。

最初の「私の宝物に手をだすやつ」の出だしを聞いて
あれ?いつもの高井さんと違う・・・
抑えて歌っているというより、出したくても出ないという感じ。
ここからもう胸騒ぎが・・・

The Music of the Nightは目をつむってこのナンバーが終わるのを
祈りながら待つのみでした。
もう見ていられなくて。。。

そしてこれ以降はもう高井さんが心配で心配で舞台どころではなく・・・
一生懸命に舞台を見ようと心がけたのですが・・・辛かったです。
それでも北澤さんや苫田さんもちゃんと見ようと頑張りました。

すみません、今日はこれ以上舞台の感想は書けそうにありません。
一晩眠ると落ち着くかな・・・

どうか、高井さんが来週からお休みに入りますように・・・
いや、明日からでも!
明日のキャストボードに

‘オペラ座の怪人  村 俊英’

とあったらどんなにホッとすることでしょう・・・
とても一晩で復調する状態ではなかったと思います。
どうにか明日、ジョージを別の方に任せて村さんにファントムを!!
あぁ、ただ調子が悪いだけならいいけど。。
喉潰しちゃってるわけじゃないよね??

もうだめです、思い出すと涙が出てきちゃって・・・

・・・
・・・

お風呂に入ってちょっと落ち着きました。
四季の公式HP、キャストボックスに村さんの名前が追加されていますね。
ということは明日村さんファントムかな。
正直ホッとしました。
また今日のような高井さんを見ることを考えると・・・辛すぎます。

高井さんは長期出演し続けていると、時々痰がからんだように
なってしまうことがありますよね。
今日はずっと痰がからんでいるような歌声でした。
歌声・・・声すら出ない状態だったのではないでしょうか。
あんな高井さんを見たのは初めてでした。
きっと本人がいちばん辛かったんじゃないかな・・・

The Music of the Nightでは目を開けることができませんでしたが
客席の静けさがこんなに苦痛に感じたのは初めてでした。
誰か咳き込んでくれないかな・・・だれかガサガサ音立ててくれないかな
誰か高井さんの歌を邪魔して欲しい・・・
別に注意を引いてしまうようなことをして欲しい・・・
とまで思ってしまいました。
2幕はもうテープでいいから・・・と思っていたのですが
高井さん力を振り絞って頑張っていました。

1幕終了後に隣に座っていた方たちが、
ファントムの歌がちょっとね~声も・・・と話しているのが聞こえました。
本当の高井さんは違うんです!と心の中では言っていましたが
今日の舞台を見るとそう思われても仕方なかったかもしれません。

高井さん、早ければ明日からお休みに入るかもしれませんが、
数週間後元気に戻ってきてくれたときには、必ず会いに行きます!
だからゆっくりゆっくり休んで喉を休ませてあげてください。
そしてまた素敵な歌声を聞かせてくださいね!!

二人の新人クリスティーヌ

2005-10-03 | オペラ座の怪人
先週末は運よく二人のクリスティーヌを見ることができました。

散々感想は書きましたが、まだ引っ張らせてもらいます。

土曜日に見た苫田さんは、本当に見事に演じられていたと思います。
歌も演技も安定していて、デビューしたての新人さんとはとても思えない。
変な硬さも見られず、生き生きと演じてありました。
すでにファントムへの情はたっぷりですし、というか
私はファントムを慕ってるの、好きなの!と言わんばかりです。
でも、何故か私の心にはちょっと響いてこなかったのです。何故だ??
こればっかりは好みの問題でしょう。それだけだと思います。
あそこまで理想のクリスティーヌを作り上げているのに、入り込めなかった。
嫌いとは全然思わないんですけどね。むしろ可愛らしいと思いますし
凄いなーーーと本当にビックリしましたから。

日曜日に見た高木さんは、最初に見た瞬間からちょっと不思議な感じが・・・
ピンと来るというか・・・もの凄い期待感でいっぱいになりました。
昨日も言いましたが、これまで見てきたクリスティーヌとは雰囲気や演技が
ちょっと違っているのが新鮮でした。憂いを感じさせる表情が何とも・・・
クリスティーヌにぴったりだと私は思いました。
完成度や歌・表現の上手さは苫田さんの方が長けているかもしれませんが
高木さんの無垢な演技というか・・・何と言えばいいのか言葉が見つかりません。
とにかく彼女の演技はスーーっと私の心に入ってきました。
精神的な儚さ、何かの拍子でホロホロっと崩れてしまいそうな、そんな印象です。
ファントムは彼女のそんな‘隙’に入り込んだのかなぁと。
そして、気になる高井さんとの相性ですが・・・とてもいいと思います。
The Music of the Nightでファントムをじっと見つめる高木さん
そしてクリスティーヌをじっと見つめながら歌う高井さん。
その二人の空間が信じられないくらい濃厚で、今までにないくらい心臓が
ドキドキドキドキ・・・
沼尾さんに並ぶくらい高木さんのクリスティーヌ好きかも。
まだ完成されていないからこそ、この先どう変化していくのか。
きっと期待を裏切らない素敵なクリスティーヌになるのではないかと思ってます。
できれば次も高井さんと高木さんで見たい!

土曜日の苫田さんも素晴らしかったのですが、実は記憶がもう上書きされちゃって(^_^;)
どんどん記憶が・・・忘れつつ・・・(汗)

最初は名前も聞いたことないお二人にちょっと不安もあったのですが
週末自分の目で確かめて、すごい人たちが出てきたなーと思いました。
そして、嬉しかったですね。
思った以上に収穫のあった週末でした。
突発でしたが行ってよかったです。

オペラ座の怪人 10/2(日)

2005-10-02 | オペラ座の怪人
今日は泣いてきました・・・だって切なかったんだもん(;_;)
そして初めて見る高木さんのクリスティーヌ・・・私ハマるかも。
彼女の演技好きですね。
昨日、理想のクリスティーヌを演じていたのに苫田さんには
違和感を感じ入り込めなかったんですね。
でも今日は、もう途中から涙がポロポロ流れてしまって大変でした。

ハンニバル
昨日と同様初めて見るクリスティーヌにドキドキしながら・・・
高木さん顔立ちははちょっとキツめの美人。
アルプに写真が載っていましたが、実物の方が何倍も可愛いです。
そして、ちょっと独特の雰囲気があるな~と思いました。
ちょっと憂いの帯びた表情、その寂しげな雰囲気がよかったです。
ルフェーブルが新支配人を紹介している時、佐渡さんや苫田さんは宙を見て
心ここにあらずという状態(沼尾さんはどうだったっけ:汗)。
高木さんは普通に足元をいじっています。
五東さんもそうだったな~、村田さんもだったっけ?
まだこのシーンではクリスティーヌは目立ったことはしていませんが
何となく、「あ、私高木さん好きかも・・・」と思いだしたんですよね。

Think of Me
歌声は綺麗です。時々沼尾さんに似てるな~と思う事も。
ちょっと語尾をブツっと切るのが気になりました。
もっと余韻を残しつつ伸びやかに歌ってほしいです。
表情は豊かでしたよ~。笑顔だったかと思うとふと寂しげだったり。
高音は他のクリスティーヌに比べるとちょっと弱いかな・・・
そうそう、高木さんは動きがかなりゆ~~~っくりしています。
マスカレードの時も思ったのですが、ダンスはかなり苦手そうです。

楽屋のシーン
楽屋に入る前、メグの呼びかけの後のファントムの「クリスティーヌ」を
聞いた後、自分の楽屋の方を覗き込むように見ていました。
あそこから聞こえたのかな?って感じで。
他の方はしてなかったはずです。
楽屋で靴を履き替えたりティアラを取るシーンも本当にゆっくりおっとり。
特にティアラを取るところは、他の方は結構慌てて取ってるのですが
高木さんは客席の方を向いて座って、ゆっくりゆっくり・・・
でもその姿がとても綺麗だったな~。
ラウルとの再会では、鏡越しにラウルを見る表情がみるみる明るくなるのが
印象的でした。右頬に出るえくぼがとってもキュートです。
高木さん、歌っている時は大丈夫なのですが、やっぱり台詞となると
ちょっと聞いててハラハラする部分があります。発音がね・・・
多分すごく気をつけて喋ってるんでしょう、他のクリスティーヌに比べると
台詞はとてもゆっくり喋ります。
その辺を気にしなくてよくなればいいのですが・・・
でも、高木さんの演技はわざとらしさが無いというか、いかにも演じてます!
という感じではなく、自分の感情のままを表現しているように見えました。
五東さんの演技を見てる時と同じ感覚でした。
決して派手でもオーバーでもないけど、ジワ~~っとくるような。

ミラー
今日の高井さんは、やる気満々ですか!?ってくらい
出だしの迫力がありました。
わぁたしの宝物に手を出す奴、無礼なかぞうめ愚か者め~~」って感じ。
特に2回目の‘わ’にはドスがきいていました。
ファントムの声を聞いた高木さん、みるみる目が潤んできます。
もう現実の世界にはいない様子。

The Music of the Night
まず、今日はここでやられました。
今日は高井さん、昨日より声が出てた(マイク音量のせい?)
声も昨日より太く感じたな~。
表情の方はやっぱり笑顔は見られないのですが、もの凄く力強くて男らしくて。
でも柔らかいところは優しく。
でもねやっぱり今日は高木さんですよ。
気のせいか他のクリスティーヌよりファントムの方向を向いてる時間が
長かったような気がしたんですよね、あれ?と思いながら見てたら・・・
客席の方に向いた高木さんの頬に涙が・・・
びっくりしたよー(@_@)
このシーンでファントムの歌を聞きながら涙を流すクリスティーヌは
見たことなかったから本当にびっくりしたし、いい意味で衝撃的でした。
で、思ったんですよね、あの涙を見たら高井さんは笑みを浮かべながら
歌えないんじゃないかな~って。
高木さんの涙と高井さんの男らしさと柔らかさの相乗効果で私もウルウル。
ここでの高木さん、うっとりしているのを通り越してる感じでした。
もうこの時、クリスティーヌはファントムのものになっていました。
そして「新しい未知の世界へ二人で旅立つのだ」の部分。
それまでの表情とは変わって、急にパッと笑顔になります。
えぇ、二人で行きましょう付いて行くわ!と言わんばかりの笑顔です。

ベッドで目覚めるクリスティーヌ。ファントムを見つけたとたん
「あ、いたっ!」と子供のような笑顔に。
仮面を取ろうとするシーンの高木さんは、本当に無邪気で
仮面の下に醜い姿が隠されているとは夢にも思ってない様子。
いたずらっ子な表情がとってもキュートでした。
取った瞬間も、やった!って感じで笑ってるんですが
「待て!何をするこいつめ」と言われて顔が青ざめます。

All I Ask of You
今日はここでも泣いてしまいました。
ラウルとクリスティーヌが愛を確かめ合うシーンですが
とにかく切なかったんです。
高木クリスティーヌ、ラウルと一緒で笑顔も見られるのですが
やっぱりどこか寂しげなんですね。
そして、愛を確かめ合うというよりクリスティーヌがラウルに
「何があっても私を放さないでね、救い出してね」と言ってるように思えて・・・
高木クリスティーヌはこの後に起こることを予感しているかのよう。
もしラウルがいなければ、自分はファントムに付いて行ってしまう・・という
恐れと不安があったんじゃないかと私はこのシーンを見て感じました。
だからかな、もう切なくて切なくて泣けてきちゃって(;_;)
もういいじゃん、ファントムに付いて行きなよ!って言いたいくらいでした。
そして、高井さんの怒りも凄い凄い(@_@)
自分の為に涙まで流した彼女がラウルと愛を誓い合う・・・
でも気付いて!クリスティーヌはあなたを思ってるのよ!
だけどファントムはそれどころじゃありませんよね、激しく怒っていました。

墓場にて
歌に入る前の「夢にひびく歌声」の部分、出だしミスりました?
ちょっと先走ったかな。オーケストラとあっていませんでした。
このシーン、憂いのある高木さんにはピッタリの場面だったと思います。
ただ、ちょっとこのシーンの高木さんは大人しすぎる感じがしたかな。
でもね良かったな~と思ったのが、「力を与えて」と歌った後
見るからに身体の力が抜けて、抜け殻状態になってました。
他のクリスティーヌも寂しそうにしてるんですが、あそこまで肩を落として
とぼとぼ歩くクリスティーヌは初めてみたかも。
だからこそ、ファントムの声を聞いたときの復活がよかった。

The Point of No Return
感想のまーえーにぃー!
パッサリーノ@マーティンさん。頼みますよぉ~。
とても好きなシーンなのでワクワクしていたのにさぁ。
ピアンジに黒いマントを着せるの思いっきりしくじってました。
身体にかける部分がねじれていたようで肩にはかけられず、
フードだけをかぶせようとしたら、慌てていたのか半場さんの顔が
すっぽりフードをかぶってしまいました。ファントムのように・・・
しかも肩にはかかってないから頭だけにフードが・・・
吹いちゃったじゃん。笑っちゃったじゃん。笑うシーンじゃないんだよ!
だいたい、大助花子の大助に似てるってだけで笑えるんだからさ(爆)
それ以上笑わせないで下さい。
変な前置きになりましたが、このシーンの高木さんは他のクリスティーヌとは
違った演技をしますね。
その前に高井さん。今日の歌は色っぽかったよ~~(>_<)
「したがぁ~~・・・えぇ~~」の‘・・・’の溜めとか
「振り向くな」の‘振り’の部分が囁く風だったりとか。ドキドキしたぁ。
高木さんは、このシーン、どのクリスティーヌよりも純粋な雰囲気です。
お酒を飲んだ後、他のクリスティーヌは酔って色っぽくなるのですが
高木さんは普通に一度目と同じように横をフッと向くだけ。
ここは酔ってほしいなぁ~。
そして身体を撫で上げるシーンも、お腹辺りで終了。でももの凄く肩で
息をしてるんです。
ちょっと新鮮でしたね~。これもアリかも。
そして高井さんの顔の寄せが近い近い。ここでもドキドキ。
ここの歌は高木さんちょっと弱いかな~という気もしましたが
ファントムとの絡みは良かったと思います。
まず肩あたりに手をおいてからそっと指を絡ますんですね。
そして、ファントムと気付くところでは、これまた他の役者さんとは違う
というか反応が遅め。しばらく頬をつけている感じです。
で、気付いたときの表情がまた印象的でした。
ビックリというより悲しい表情。

ここまで言っておいて何ですが、高木さんの演技って言葉で言い表し辛い。

今日の私の席からはフードを外す高木さんの表情はよく見えませんでしたが
高井さんの表情はよく見えました。
クリスティーヌに指輪をはめて、愛おしそうに彼女の手を見つめてました。
この時の高木さん、どんな表情してたのか見たかったー!

ファントムの隠れ家
最初はちょっと怒ってる感じの高木さんでしたが、ファントムが
「血に呪われた運命・・・」と歌いだすと、伏目がちに。
ここでも高木さんの演技はそれ程激しくないのですが、何かが
伝わってくるんですね~。
「悲しみの涙今憎しみに変わる」の部分も‘憎しみに変わる~’の部分を
強調するでもなく、どちらかというと抑えた歌声です。
(五東さんもそうですね)でもね、何故かここで涙がゴーって(;_;)
ここから最後まではもう涙涙。
高木さんのキスは優しいキスですね、抱擁も包み込むようにふわ~っと。
あれでファントムが愛情を感じないわけ無いよ。
隠れ家から出て行くシーンはもちろんファントムから目を離さないクリスティーヌ。
ラウルに引っ張られながらも途中で立ち止まります。
確か昨日の苫田さんはラウルにしっかり腰あたりを抱かれて去っていったように
思うのですが、高木さんは手を繋いで。
途中で立ち止まったからかなぁ。
高木さんはどちらかというと引っ張られないと動けないというより、
引っ張らないととファントムの所に戻ってしまいそうでした(;_;)

そして指輪を返しに戻ってきますが、ここでもちょっと表情が見えず。残念!
でも立ち去ろうとする時、ファントムと少しずつ離れていく手が印象的。
そして袖にはける時には目元に手をやっていました。泣いていたの?


今日も初めて見る高木さんの感想がメインになってしまいましたが。
高木さん、まだ荒削りな部分も見られますが、今後が非常に楽しみです。
演技のスタイルというか根っこにある部分というのは、今後変化していっても
変わらないものだと思うんですね。
私は高木さんの演技スタイルかなり好きです。
高木さんって不器用な人なんじゃないかな~って気がします。
だから上手く演じるというより、感じたままを表現するという感じでしょうか。
いかにも作り込んだ演技じゃないところに好感もてました。
自然に演じようとしているのではなく、今私が見ているのは高木クリスティーヌの
心情そのものなんだな~って。
The Music of the Nightの涙も、きっと自然に流れたものなんじゃないでしょうか。
この先、どんどん成長していく可能性を持った方だと思います。
彼女のクリスティーヌ、今後も見たいと思わせる演技でした。
いや~楽しみが増えましたよ。高木さんのクリスティーヌが見れてよかった。
昨日の夜、友人と食事をしながら、もう観劇は控えようか・・なんて話を
していたのですが、今日のような舞台を見せられるとね。ダメだわ。
今日は高井さんもよかったですし、大満足でした。
カーテンコールで高井さんが登場したら拍手が大きくなるのはいつものことですが
今日は特に凄かった。鳥肌たったもん。

とりあえず思ったままにざっと書きましたが。
思い出した事があればまた後日。


オペラ座の怪人  高井治   
クリスティーヌ・ダーエ  高木美果
ラウル・シャニュイ子爵  佐野正幸
カルロッタ・ジュディチェルリ  諸英希
メグ・ジリー  松元美樹
マダム・ジリー  戸田愛子
ムッシュー・アンドレ  林和男
ムッシュー・フィルマン  小林克人
ウバルド・ピアンジ  半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 田代隆秀
ムッシュー・ルフェーブル  鈴木周
ジョセフ・ブケー  岡智