あれやこれや期待

下鴨神社で、消防車の運動会。
今年は最後までいてみたら、このママ友が少ないじょいフルが、知り合いのママさんに4人も会ったから、
もしかしたら左京区中のママさんが来ているイベントなのかも知れない。
最後の記念撮影の時間に、リンスケさんは居並ぶはしご車やらポンプ車には目もくれず
真っ先に救急車の前に向かったので、子どもが一人も集まっていなかった救急隊のお兄さんが
嬉しそうに救急車の中を見せてくれて、中に乗り込んでキョロキョロしているリンスケさんを見ながら
この子が救急車に乗るのは人生でこれが最後でありますようにと思う。
医者か看護師か、または救急隊の人として乗るのは別として。
お昼寝の後、3時に家を出て、倉敷に着いたのは5時半前。
山陽本線で、日に焼けて真っ黒な丸刈りの高校生の子が席を譲ってくれて、
何というか、とても優等生タイプには見えない感じの、
進路相談で先生に「てかフリーターでええし」とか言いそうな感じの男の子が
何の躊躇もなくサッと席を立ってくれたので、かえってすごく嬉しかった。
リンスケさんが「どうしておにいちゃんがせきをかしてくれたの？」と言うので
「優しいお兄ちゃんだからだよ、優しくてかっこいいね」と言い聞かせたのだけど
母が意図したことは伝わっただろうか。
進路相談で先生を困らせても、電車で席を譲れる男になるのだよ。
ブリちゃんの実家でまた赤ちゃんを見せてもらう。
ダイチくんが作るレゴの完成度の高さにびっくりして
どうりでブリちゃんがお盆明けからレゴレゴと言う訳だと納得。
リンスケさんがあんな風に黙々とレゴで遊んでいたら賢そうだし、
今のデュプロよりずっとレベルの高い創作活動になりそうだし、
あれやこれや期待して、誕生日はレゴという気持ちが固まってきた。

酒臭いとかいうこともなく

さすがに夜はちょっと涼しくなったと喜んでいたら、昨日の夜はムシムシしていて
クーラーをつけて戸を閉めて寝ていたら、朝になっても部屋に日が入らないせいで
3人揃って7時40分に起きるという大寝坊をしてしまい、10分で作ったブリちゃんのお弁当が
生姜焼きと、お好み焼きと、白米が足りなくて半分玄米、という訳の分からない組み合わせになる。
ブリちゃんのお弁当がそんなことになったのは、昨日の夜が暑かったせいだ。
ブリちゃんを送り出す頃からもう暑くなり始めたので、午前中はどこにも出ないことに決めて
じょいフルはブラウス作り、リンスケさんはその横で粘土をしたり、紙を切ったりレゴをしたり。
前はミシンを出す度にケンカになっていたけど、最近は針とかスイッチの辺りはヤバいと分かったみたいで
触ろうとしなくなったおかげで、作業がスイスイと進む。
始めると何時間でも没頭しそうなミシンを中断して、お昼はブリちゃんのお母さんにもらった
鴨方の冷し中華を作る。
中華麺なのにかんすい不使用の貴重な無添加麺で、ぜひリンスケさんに食べさせてやろうと思ったのと、
昨日ブリちゃんに作ったのがすごく美味しそうで、じょいフルも食べたくなったのと。
リンスケさんには記念すべき生まれて初めての冷し中華だったのに、栄養のことなんかを気にして
きゅうりとかの他に、茄子と鶏肉を味噌炒めにしたのまで適当に乗っけて、
全くらしからぬビジュアルの冷し中華に仕上げる。
リンスケさんの分はお醤油と酢とみりんでタレを作って、二人でおいしいねーおいしいねーと食べていたら、
みりんのラベルの「アルコール13.5%」というのが目に入って、不精してみりんを煮切らずに使ったので
リンスケさんの冷し中華には相当量のアルコールが入っているんじゃないかと不安になったところに
リンスケさんが「眠たくなってきた」とか言うので、気が気じゃなくなって
2割くらい残った冷し中華は取り上げて、2歳児がアルコール中毒になったらどうしようと思いながら
水をたくさん飲ませて寝かせる。
幸い、死んだように眠る、とか、顔がやたら赤い、とか、息が酒臭い、とかいうこともなく
普通に2時間くらい寝てすっきり起きてきた。
リンスケさんと総社のインダストリーで買って帰ったベーグルのおやつを食べて、
4時半くらいのやっと日射しと熱気がマシになった頃に図書館へ、この日初めての外出。
行く前は、くまくんの絵本のページを破ってしまったことを「としょかんであやまらないとねぇ」と
あんなに言っていたのに、いざ返しに行くと抱きついてきて目を閉じているだけというヒヨりぶりで、
この歳の恥ずかしいとか決まり悪いとかの感情はどういうものなんだろう。
ブリちゃんは出張前で帰りが遅くなると言うので、アイリスの最終回を一人で観て、
今まであんなに銃撃戦でも爆破に巻き込まれてもあり得ないような不死身を貫いてきたのに、
あのラストは、韓国ではラストをあんな風にするのかと、韓国的盛り上げ方に納得がいかないオチ。
1時に帰ると言うブリちゃんに、カレーうどんをお鍋に仕込んで先に寝る。