陶芸 その2は削りの会だった
ロープのような太さの粘土で大まかな容器を作り乾燥させる
それを小さなカンナのような ヘラのような道具で
どんどんどんどん削っていく
「いまの10倍ぐらい削っていいよ 厚さを気にしながら」
っていう声が遠くの方で聞こえた気がしたが・・・
やってしまった
削りすぎて穴をあけた!!!
私 本当に不器用で 雑で 乱暴で・・・
それを日々隠すために かなり慎重に生きているんだって事に 今 気がついた
「穴はあとで埋めればいいよ」
そんな当たり前のような一言が胸に刺さる
そうじゃん 失敗したっていいじゃん
頭ではわかっていても
他人には言えても
自分が一番恐れてる
陶芸は思考を止める作業なのかもしれない
手の感覚だけで作り上げる世界は
頭でっかちな世の中には 貴重な体験じゃないだろうか
というより 私には必要な時間だ
削って 薄くして 穴を開けて 足をつけて
さて 何が完成するんだっけねぇ?
陶芸教室アトリエ工房 花人
◆体験教室について
体験教室は随時受付ています。
体験と言っても一日教室では、ありません。
作品制作に必要なすべての工程
①形をつくる②削って形を整える③釉薬を掛けるまでを体験できる本格的なコースです。
教室の雰囲気を味わってください。
◇手びねりコース 3800円(全3回、材料費込み)
◇ロクロコース 5800円(全3回、材料費込み)
(HPより抜粋)