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そうだ 長崎へ行こう! 福島編

2012年11月14日 09時25分47秒 | 日記

今回の旅の目的のひとつ
「福島の観音様を見に行きたい!」という友達の願い。

長崎の福島ってどこ?観音様って?

友達のおじいちゃんがかつて働いていた福島の炭鉱。
その場所におじいちゃんが建てた観音様があるらしい。

長崎県松浦市福島町鯛ノ鼻


ただそれだけの情報を元に、とりあえず車を走らせてみた。

無謀だよね~と思いつつも、
近くまで行ってその辺の人に聞いてみよう~なんて気軽に行ってみたが、
歩いてる人なんてまったくいない!
お店も家も対向車もない!

え~~~~こんなところに観音様があるんかい?

唯一の目印 鯛の鼻入口のバス停

そこから海に向かってうっそうと茂る草を掻き分け獣道を走る。

ここはどこ、私は誰?
日が暮れたら遭難するよあたし達!


辿り着いた場所は船着場と産廃場

どんよりと曇る空

山側には廃墟と化した木造の家がぽつりぽつりと建ち並ぶ。
なんだか不気味で写真は撮らなかった。

もう帰ろうよ・・・

そんな言葉は聞こえなかったのか、
友達は産廃場で重機を動かしているおじさんに話しかけていた。

オイオイ・・・

長崎の人は親切だと聞いていたが、本当で。
重機を止めて話を聞いてくれた。
そして記憶にあるその観音様の場所まで案内してくれるらしい。

軽トラに乗換えてやってきてくれたおじちゃん

傾斜のキツイ山道を、
友達を乗せて観音様まで連れて行ってくれた。

山の中腹から海を見下ろすように建てられた観音様
台座には友達のおじいちゃんの名前が 
昭和27年 建設 鯛之鼻XX長 XXXXX と 彫られていたらしい。



親切なおじさんは友達と観音様のツーショット写真も撮ってくれた


まさか観音様が見つかるとは

家に帰ってから鯛ノ鼻炭鉱について調べてみたところ、
廃墟マニアにはなかなか有名な場所らしいです。
いろんなマニアがあるもんですね・・・

写真が美しいブログがあったので、こちらもどうぞ。

鯛ノ鼻炭鉱 響の倶楽部活動



・映画「にあんちゃん」の中に見る昭和34年の鯛ノ鼻炭鉱の風景