Effectiveness of a group B outer membrane vesicle meningococcal vaccine against gonorrhoea in New Zealand:a retrospective case-control study
Helen Petousis-Harris, et al
Lancet 2017
淋菌:年間7800万人が発生しており耐性化が進んでいる。現時点ではワクチンはない。近年、キューバ、ニュージーランドとノルウェーで髄膜炎菌B型ワクチン接種後に淋菌発生の低下が指摘されている。
淋菌と髄膜炎菌で疾病は異なるが、遺伝子型は似ている
髄膜炎菌B型ワクチン3回打ち⇒2004-2008(20歳以下)
ニュージーランドで効果を後ろ向きに検証
性病クリニックを受診し淋菌、クラミジアと診断された15-30歳。髄膜炎菌B型ワクチンを接種することができる方。
6ヶ月前までに3回接種:接種済み、1-2回接種:部分的接種済み
ケース:淋菌陽性 コントロール:クラミジア陽性
全国で35の性病クリニックを同定し、24のクリニックに参加を打診、11クリニックが参加。人口の64%をカバー。淋菌:培養もしくは遺伝子検査、クラミジア:遺伝子検査
1759件の淋菌、15090件のクラミジア、1329件の同時感染。15067受診者
⇒初回データ確認可能1241件(淋菌)、12487件(クラミジア)
1241名中:ワクチン未接種(632) 51% 部分的(98) 8% 接種済み(511) 41%
12487名中:ワクシン未接種(5310) 43% 部分的(753) 6% 接種済み(6424) 51%
ワクチン接種 vs. 未接種: Adjusted OR 0.69 (0.61-0.79 p<0.0001)
部分的に効果ありとの結論
New Zealand OMVワクチンに比べ現行のワクチンはOMV抗原+NHBA, fHbp, NadAなどが含まれており今後の検討が必要である。
Helen Petousis-Harris, et al
Lancet 2017
淋菌:年間7800万人が発生しており耐性化が進んでいる。現時点ではワクチンはない。近年、キューバ、ニュージーランドとノルウェーで髄膜炎菌B型ワクチン接種後に淋菌発生の低下が指摘されている。
淋菌と髄膜炎菌で疾病は異なるが、遺伝子型は似ている
髄膜炎菌B型ワクチン3回打ち⇒2004-2008(20歳以下)
ニュージーランドで効果を後ろ向きに検証
性病クリニックを受診し淋菌、クラミジアと診断された15-30歳。髄膜炎菌B型ワクチンを接種することができる方。
6ヶ月前までに3回接種:接種済み、1-2回接種:部分的接種済み
ケース:淋菌陽性 コントロール:クラミジア陽性
全国で35の性病クリニックを同定し、24のクリニックに参加を打診、11クリニックが参加。人口の64%をカバー。淋菌:培養もしくは遺伝子検査、クラミジア:遺伝子検査
1759件の淋菌、15090件のクラミジア、1329件の同時感染。15067受診者
⇒初回データ確認可能1241件(淋菌)、12487件(クラミジア)
1241名中:ワクチン未接種(632) 51% 部分的(98) 8% 接種済み(511) 41%
12487名中:ワクシン未接種(5310) 43% 部分的(753) 6% 接種済み(6424) 51%
ワクチン接種 vs. 未接種: Adjusted OR 0.69 (0.61-0.79 p<0.0001)
部分的に効果ありとの結論
New Zealand OMVワクチンに比べ現行のワクチンはOMV抗原+NHBA, fHbp, NadAなどが含まれており今後の検討が必要である。
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