感染症内科への道標

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コロナウイルス:武漢株

2020-01-22 | 日々の出来事(管理人)

コロナウイルスは呼吸器感染症の原因となり、稀に強毒株が発生し公衆衛生上の強いリスクとなります。

日常診療(渡航診療)でも頻回に検出しますが、低毒性株でも肺炎(二次性を含む)になる場合は経験します。

国立感染症研究所サイト

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

 

今回の武漢株について、MERS-CoV, SARS-CoVより低毒性と見受けられますが、伝染性は他のコロナウイルスと同等の伝染性を有する可能性があります。

各段階に応じて適切に対応となります。

 

 

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