「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

両親の介護状況

2024年07月30日 21時47分31秒 | 介護
6月に老健から自宅に戻ってきた父ですが、その後夜間の尿漏れに困っていることを以前のブログで書きました。しかし最近はほぼ尿漏れは起きていません。

父は腰椎2か所の圧迫骨折をしていて症状固定なのですが、就寝時に仰向けの状態では腰に痛みが出ている様で必ず身体の右側を下に、あるいは左側を下にしてしまいます。仰向け状態を維持出来ないのでベッド上でのオムツ(テープで止めるタイプ)とパッドの交換が出来ないんです。ではどうやっているかと言うと、手摺を持って立ってもらいその状態でオムツ、パッドの交換をしているのです。

しかし立った状態での交換だと正しい位置にオムツをセット出来ず、また身体に密着させることが難しいのでこのため当初は起床時にはオムツから尿が漏れ出してしまいシーツや衣類を濡らすことが度々だったのです。連日シーツや衣類の洗濯をしていた時期もあったのですが、毎日これでは私の身が持ちませんし、精神的にも参ってきます。何とかしないと、と言う気持ちが強く毎日のオムツ交換は必死でした。立ったままでのオムツ交換でも正しい位置に来るように、そしてオムツ内のパッドのセットの仕方も工夫したり、それらを身体に密着させる様に試行錯誤してました。そんな工夫の甲斐があってここ数週間で尿漏れは少量が1回あっただけです。介護の素人ですが何とか毎朝の洗濯作業から脱却したいという気持ちが実を結んでいます。

現在夜用のテープで止めるタイプのオムツの尿の吸収回数は5回分でパッドは6回分の物を使用しています。最初のころ尿漏れが頻発している時は10回吸収のパッドを使ったりしていましたが現在そのパッドは使用しなくなってます。

そして防水シーツですが、当初はこの防水シーツの肌触りが悪い様に感じ、特に暑い夏の間は父も嫌がるだろうと想像して肌触りの良いシーツの下にこの防水シーツを敷いていました。尿漏れしていた時はしょうがないことと思いながらシーツと防水シーツの両方を洗濯していたのですが、途中からは肌触りのことよりも洗濯物の量を少なくするために一番上に防水シーツを敷くことにしました。でもこれが通常の使い方なんですね。病院や介護施設などでもそうしている様です。私が肌触りの事まで気にし過ぎていた様です。

そして父の便通ですが、寝る前に便を柔らかくするマグミット錠を服用し、朝に下剤ピコスルファートナトリウムを飲んでもらってます。以前は両方とも夜に服用だったのですが、昼間デイサービスで出してくれることを期待して下剤は朝に変更したのです。しかし残念ながらデイサービスにいる間に出たのは1度だけで最近は夜中に出る様になってます。それも5日から7日周期。施設だと緊張しているせいなのかと思っています。夜中にされてもオムツの中で納まっているので起床後に風呂場に連れて行き汚れたところを洗い流すだけで済んでいます。
とまあこんな状況になっているので下剤の服用も以前の様に寝る前に戻した方が良いのかと検討中です。

父の食欲ですが自宅では私が用意した食事はほぼ完食です。相変わらず1時間程度掛ってますが。ただデイサービスやショートステイ先では完食することが少なく、主食8副菜8程度です。家では父が好きそうな物、完食している物を出すことが多いのですが、施設では好みに関係なくメニューが決まっているので父の嫌いな、あるいは食べつけていない物が出ていて残しているのかも知れません。このあたりは不明ですが、夏の暑さでも食欲が落ちていることはないので心配はいらないのでしょう。

一方母ですが、昨夜は夜中0時過ぎに階下で大きな声で「誰か来てー!」と言う叫び声で起こされました。慌てて下に降りて台所にいる母に話を聞くと動悸がして目が醒めて慌てた様でした。狭心症で薬を服用していますがそのせいだったのか、ベッドへ連れ戻し横になってもらうと落ち着いてくれてホッとしたのでした。歩いて台所まで移動し大声を発することが出来るのですから大したことはないのでしょうし元気な証拠なのかもしれません。夜中に起こされるのは困りものですがこの程度で済んで良かったです。

母のことで困りごとは一時期風呂に入ってくれなくなって手を焼いていましたが、先週からまたお風呂に入ってくれる様になりました。どういう訳なのか特別何か対策をした訳ではありませんが、気分屋なところもあるので暫くしたらまた入らないと言い出すのかもしれません。母はデイサービスでの入浴は頑なに拒否しています。入るとしたら自宅の風呂だけなんです。その都度私が介助しているのですが、取り敢えずまた入ってくれる様になってホッとしてます。

その他の困りごとはショートステイに行った時に薬の服用を拒否することが度々です。施設でも無理強いはしないので帰宅時に連絡帳を見て飲まなかったことが記載されていて知ることになります。1日ぐらいなら問題はないのでしょうが、連泊する時に毎回拒否する様だと問題が出るかも知れませんね。この辺りをどうするか考えておかないといけない案件でしょう。

母の食欲は父よりも旺盛で尚且つ早食いです。用意した食事以外に冷蔵庫からバナナやアイスを自分で出して食べたりもしていて水分の摂取量も1日2リットル以上飲んでいる感じです。便通も毎日です。

母は現在要介護3で歩行がおぼつきませんが最低限のこと(着替えや排便)は自分で出来ているので、そして最近は暴言もほぼなくなってきているので手が掛かることはそれ程ではないです。とは言え食事の準備や家事をしたり薬の管理が出来る訳ではないので手が掛かっていますが、私にとってこれらは介護の内には入らない事柄です。

現在のところ両親共に平穏な日々となっています。しかしコロナに罹ったりすることもあるでしょうし、母は大腸の憩室からの下血で入院という過去がありますので油断は出来ないのです。両親共無事に酷暑の夏を乗り越えてくれることを切に望んでいます。

コメント
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