「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

老健退所後の父の様子

2024年06月07日 20時31分58秒 | 介護
父は3月1日に自宅で転んで腰椎2か所の圧迫骨折をしたため、1ヵ月間入院生活をしてその後老健でリハビリをしてもらい、5月30日に自宅に戻ってきました。しかしリハビリをしたとは言え、入院前の様に自分の足で歩ける様になった訳ではなく、自宅では現在車椅子での生活になっています。
そんな父のその後の様子です。

まず玄関の段差ですが手作りのスロープで対応しています。このスロープは兄が脳梗塞で車椅子生活をしていた時に作った物なのですが、処分せずにそのまま残しておいて良かったです。車椅子に乗った父と椅子を押す私の二人が乗っていてもびくともしないほどしっかり作ったので安心なスロープです。




そして食事です。入院前は普通食を自分でお箸を使って食べていましたが、入院生活の時点で柔らかい介護食になってしまい次の老健でもずっと同じ介護食になっていました。私の希望では刻み食でお願いしていたのですが、97歳と高齢のこともあって万一食べ物が喉につかえたり誤嚥を繰り返してはいけないと言う配慮だったのでしょう、ほぼ「流動食か?」と思える様な食事内容になっていたんです。この為退所前にネットで介護食を何種類かセットで購入しておいてお粥は私が作ることで食事の準備を考えました。しかし介護食では食欲も湧かないだろうと帰宅初日の夕食では少しですが普通食を細かく刻んだ物も用意しておきました。

この刻み食がだめなら用意しておいた介護食を改めて出せば良いやと考えていたのですが、父は久し振りの刻み食でもごく普通に咀嚼して食べていたのでホットしたのでした。ひょっとすると受け付けてくれないのかもと思っていたので食べようと思えば食べれるのだ、と確信した次第です。その後はずっと私が作った刻み食とお粥を用意しています。

今朝の食事内容です。
お粥は冷凍しておいたご飯120gを解凍して鍋に入れ、ほぼ同量のお湯を入れて火にかけ塩を少々振って作ってます。
焼鮭を崩した物、卵豆腐、コロッケ半分、卵のマカロニサラダ、5色マメ、ゆずなます。
お箸とスプーンを使って完食でした。そして飲み物は麦茶をコップ半分と食後に煎餅を食べたいと言ったので歌舞伎煎餅を1枚と牛乳もコップ半分飲みました。


夕食も量的には朝食とほぼ同じくらいを完食しています。


昼間の父の様子はと言うと、老健から戻ってきた翌日から日曜日以外は毎日デイサービスへ通っています。朝は9時前後に、夕方帰宅は5時前後にそれぞれ施設の車で送迎をしてくれるのですが、朝の準備に時間が掛かると考え今週いっぱいは朝だけ私が車で父を施設へ送り届けています。
朝起きる時にも時間が掛かりますし、ベッドから車椅子への移乗や朝のトイレだったり朝食も父と母とは30分違いで別々に作って用意したり、父は食事を食べ終わるのに1時間掛かることもあるし、また二人の朝の薬にデイサービスへ行く準備など私の仕事量が多くて時間の制約があるとどうしても焦ってしまい父を急かすことにもなってしまうのです。しかし老健からやっと自宅に戻れた父ですから自宅では急かされることなくゆったりと過ごして欲しいと思っているのでペースが掴めるまでは時間を気にせず準備が出来てから父を施設へ送り届けることにしたのです。この方がお互いイライラせずに済むだろうと考えてのことです。

今日で1週間が経ちましたが、お蔭さまで今朝などは父の起床から家を出るまでの時間がとてもスムーズに事が運んでいます。なので来週からは施設の車で迎えに来てもらっても焦ったり急かしたりせずに予定の時間までに準備が出来そうです。明日にでも連絡して送迎を全て施設にお任せしようと思っています。


そして便通ですが、相変わらず薬に頼って4日ないし5日間隔になっています。
現在は寝る前にマグミット錠250mgを2錠、そして朝デイサービスへ行く前にピコスルファートナトリウムを4滴ないし5滴を飲ませています。こうすることで今のところは昼間デイサービスにいる間に結果が出ているとの連絡があって私はまだその処理をせずに済んでいます。今後もずっとそうなると助かるのですが。

明日はデイサービスへ行く前に父を眼科医院へ連れて行きます。点眼薬がなくなりそうなんです。近所の開業医ですが入口にはスロープがあったり検査室、診察室などすべて車椅子のままOKですし、トイレも車椅子のまま入れる造りになっているので大変助かっています。バリアフリーになっていることに感謝です。

コメント (4)
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