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「介護もトライアスロンも楽しんで」

95歳の母を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年数回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

ペースメーカー3回目の外来

2014年02月23日 19時56分11秒 | 心臓ペースメーカーその後

10日も前の話ですが、13日(火)に大和成和病院でPM外来に行ってきました。結果から言いますと「まったく問題がなく、もうペースメーカーを入れていることは忘れてもらっても良いですよ。気にせず生活してください。」とのことでした。

実際、走ったり泳いだり腕立て伏せもやっていますからもう何も心配はいらないのでしょうね。ただ走っている時の心拍数が気になってしまうのですが、「そこら辺りも気にしない方が良いですよ。」とのことでした。それと電池の消耗具合ですが、今の状態(電圧閾値0.5v)から考えるとあと8年ぐらいは持ちます、とのことでした。初回交換が68歳、とその次は76歳ぐらい、人生の内であと2回取り替えるようになるのでしょう。でもその次は80歳を越えてからですからそこまで欲張ってはいけませんよね。

今回の検査データの一部ですがペーシング率です。
Total VP   11.4%
As-Vs    37.5%  自脈でAもVも動く  
As-Vp      2.1%  Aだけ自脈
Ap-Vs    51.1%  Vだけ自脈
Ap-Vp      9.3%  AもVもPMで動いている

A=心房、V=心室、s=センシング、p=ペーシング

ところでPMが記録しているエピソードのデータですが、今回の検査では11月17日の戸田マラソンでのデータは残っていなかったのです。データ量が多くて最初のころのデータは上書きされて消されていました。3ヶ月間のデータ全ては容量の関係から全てを保管するのは難しいようです。
で、次回の外来予定は5月です。先生は6月で良いと言ってくれたのですが4ヵ月後では相当量のデータが上書きされてしまうために私から5月でお願いしますと言って頼んだのでした。


さてさて、今月19日で心臓手術(心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症)後丸5年が経ちました。そして翌20日は私の誕生日で今年で還暦を迎えたのでした。はぁ~、もう60歳になっちゃいましたね~。本人には60歳なんていう自覚は全くありません。いつまでもあまちゃんのまんまです。まあ息子達がまだ今年大学と高校に入学する年齢だというのもあるのでしょう。本人はまだまだ若いつもりでいます。これからも60歳なんていう気は持たずに、家族には迷惑もかけるでしょうが人生これからまだまだ楽しんでいこうと考えています。

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ペースメーカー2回目の外来

2013年11月16日 18時09分17秒 | 心臓ペースメーカーその後

昨日14日(金)夜勤から帰宅後10時から大和成和病院でペースメーカー植え込み手術後2回目の外来診察を受けてきました。

結論から先に言いますと、「心房細動や期外収縮という不整脈は何度も出ているのですが、今すぐに薬の服用が必要な段階ではありません。このまま経過観察し、3ヵ月後の来年2月にまた外来予約をしてください。」と言うものでした。

心房細動や期外収縮が現われていても投薬の必要がないということについての説明は次のようなことでした。

不整脈が起こって怖いのは血栓ができてそれが脳に飛んだりして脳梗塞などの原因になるからなのですが、不整脈があるからと言ってそれがイコール血栓に繋がる訳ではないそうです。不整脈以外に糖尿病や高血圧症があり、また高年齢だったりと言った要因が重なった時にその危険が高まるそうです。私の場合はそれらの症状がありませんので今すぐ治療が必要ということにはならないそうです。

なのでとりあえずホッとできました。また3ヶ月後に予約を取ったのですが、まあこれから数年は特段の変化はないのでは、と思っています。

さて、ペースメーカー(PM)の検査で下記が判りました。

今年の8月15日以降PMがエピソードとして記録していた心房細動は49回でした。同じ日に何回も記録されていた時もありますので日数的には23日です。そして今回は打ち出された検査結果の用紙(Arrhythmia Episode List)を頂いてこれたのです。この記録と私の記録を比較することが出来たのでとても良かったです。今後も検査の度にこのリストを頂こうと思っています。

このリストから判明したことは下記です。

1.自身がランニング中に装着している心拍計の誤作動

ランニング中に身体に着けていた心拍計の電池残量が残り少なくなっていたために起こったと思われる誤作動ですが、このことは心拍計の誤作動だったということで間違いはありませんでした。

私の心拍計の記録では10月21日(月)から電池交換する前日の28日(月)までの間に心拍数が180以上を記録していた日が5日間もあったのですが、この記録はPMのエピソードとして残っていませんでした。

2.エピソードの心拍数

以前PM技師の方と電話連絡をした時にエピソードとして記録されるのは心拍数がいくつ以上の時なのかという私の質問にたいして、180以上だという答えを頂いていました。しかし今回頂いたリストにはそれより遥かに低い期外収縮と思われる不整脈もデータとして残っていたのです。

具体的には9月25日ですが、この日は夕方4時半から大和のスポーツセンター体育館内のジョギングコースで12km走っていました。私の心拍計では3kmから4kmの間で最大心拍数195というデータが残っていましたが、PMのエピソードにはこの数値はありませんでした。しかし、PMの打ち出したリストにはこの日この時夕方4時55分にFast A&Vとして105/112と言う心拍数の不整脈があったのです。時間はまさにぴったりです。Aは心房、Vは心室のことだと思いますが私の勉強不足で実際にはどのような不整脈なんでしょうか?時間のある時に調べてみたいと思います。

3.スイム中の心拍数

引地台の温水プールで泳いでいる時は心拍計を装着することができませんので泳いでいる時にどの程度まで心拍数が上がっているのか、またその時に心房細動があるのかないのか、と言うことについて今までは全く分かりませんでした。しかし今回のリストに水泳をしている時のデータが載っていたのです。

11月3日(日)夕方6時からクロールで1km23分かけて泳いでいましたが、その時にPMはSVT-STとして1分3秒間に渡り167/167と言う心拍数を拾っていました。これがどう言う意味を持つのか不明ですが、単純に心拍数が167まで上がったという訳ではないようですね。これも今後勉強しなければいけません。

4.運動中以外の不整脈

49回(23日)の不整脈発生の内45回(22日)は全てランニング中やスイミング中の不整脈でした。唯一4回(1日)はスポーツをしている時以外に起きていました。

11月8日 
00時54分  0時間00分51秒  110/49  AT/AF
01時13分  0時間03分10秒  101/52  AT/AF
01時50分  1時間27分08秒  368/50  AT/AF
03時18分  1時間36分08 秒 390/50  AT/AF

上記がそのデータです。この日の仕事のシフトは前段なので深夜のこの時間帯は就寝中です。このリストを頂いた時はこの内容まで確認できませんでしたし、先生から特別に説明もありませんでした。今日こうしてブログの記事を作成している最中に発見した次第です。深夜就寝中にこんなに長時間に渡って心房細動と思われる心臓の動きがあったんですね。過去には無かったことです。特段問題はないんでしょうかね?

前回PM外来の1回目のデータではAT/AFは6回で9分40秒がmaxでした。今回はそれが1時間36分のmaxとなっています。まあ投薬の心配も要らないと先生が言ってくれているので問題はないのでしょうが、次回2月の外来時にはこのあたりのことについて聞いてみようと思います。


そして、昨日のブログでBCTのプッシュアップ(腕立て伏せ)について再開したことを書きました。これは昨日のレントゲン検査とPM自体の検査においてPM本体やリードには全く問題がないと言われたからなんです。

仕事中や普段の生活においても、またBCTを行っていたり水泳をしていることで胸筋回りにかなりの負荷が掛かっていることを自覚しているのですが、特段の問題がないのであればあまり気にせずに今まで通りやっていても大丈夫ではないかと思いました。今回プッシュアップを再開して次回2月の外来までとりあえず続けることにします。2月の外来の結果でその後どうするのか、その時点で改めて決めたいと思います。

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ペースメーカー初回の外来

2013年08月16日 19時30分30秒 | 心臓ペースメーカーその後

昨日はブログにアップ出来ませんでしたが、大和成和病院でペースメーカー植え込み手術後の1ヶ月検診を受けてきました。その検診結果の報告です。

9時10分に病院到着。受付けを済ませ待合の廊下へ行くと待合はほぼ満席状態でした。脇に折りたたみの椅子が畳んで置いてあったのでそれを広げて座ったほどでした。最近はいつ行っても空いていたのにこんな混雑を見るのは久し振りです。しかし予約をしているので15分ほどして採血と血圧測定で処置室へ呼ばれました。
昨日の血圧は126-74でした。

その後また10分ほど待たされ今度はペースメーカーの機能チェックです。5番の部屋へ案内されました。待合の廊下の一番奥の部屋なのですが、ここに入ったのは初めてのことです。部屋へ入ると左側にベッドが置かれています。ここに横になってPMのチェックを受けるのですがこの部屋はPM患者の機能チェックの専用部屋だったようです。

ベッドに横になるといつものように右胸上のPMの上にパソコンのマウス状のものを置きチェック開始です。電池電圧やリードの抵抗値などの確認、途中では強制的に心拍数を上げたり(自分の感覚では100bmp程度だったと思います)もしていました。

検査中は検査技師の方と手術後の生活状態について色々おしゃべりをしていたのですが、彼女から「8月3日、5日、8日に何かしましたか?」と質問されました。この日にちに私は直ぐにピンときました。実は私もこの後の菅原先生の診察時に聞こうと思っていたのですが、ジョギング中に自分の心拍計に記録されている心拍数が190台や200以上と言う時があったのです。(この時の様子はそれぞれ当日のブログ記事でアップしてあります。)そのジョギングを行った日が検査技師の方が言った日にちなのでした。心拍計の誤作動かとも思っていたのですが誤作動ではなかったようです。と同時にPMがデータを記録していたことが分かりとてもビックリしたのでした。で、検査技師の方に「その日はジョギングをしていて自身が使用している心拍計の記録で最大心拍数が200以上になっていたのでこの後に菅原先生にこの事を話してみようと思っていたんです。」と言いました。技師の方の話しではPMに記録されているデータではfast A/Vとして22回(max MR214)、AT/AF 6回(9分40秒max)という記録が残っていたそうです。また時間も夕方5時頃ですよね、としっかりと時間も記録されていました。

私の「PMは何日間のデータを保存しているのですか?」という質問に対しては、異常データのみをトピックスとして保存しているそうで、異常値が何もなければ何も保存されないと言うことでした。また容量もあるのでいっぱいになれば古いデータから消されていくそうです。

私がジョギング中に身体に着けている心拍計はほぼ正確にデータを取りこんでいたことになります。と言う事はキロ6分半で走っている時に心拍数が200を超えていたのです。これは正常ではありません。心房細動が起こっていると言うことです。技師の方からはカルテにデータを添付しておくので菅原先生と今後の対応を話し合ってください、とのことでした。

4年半前に心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症の手術を終え、今回PMを植え込むまでのこの4年半の間にもランニング中に心拍計の誤作動かと思える200前後の心拍数は何回も記録されていました。毎回ベルトが緩かったからだとか勝手に誤作動だと決め付けていましたが、どうやら以前から心房細動は起こっていたと考えるのが妥当のようです。

PMの検査後は10時からレントゲンと心電図の検査を受けました。その後また待合で待つ事になったのですが、この時には更に多くの患者さん達がいて待合では座る事ができずに受付け前のロビーの椅子に腰掛けていました。40分程は待ちましたでしょうか、やっと菅原先生がマイクで私の名前を呼んでいるのが聞こえてきました。

菅原先生からはまず、7月9日にPMのメーカーであるメディトロニクス社が行ってくれた私が働いている工場での漏洩電磁界の全9ページからなる調査報告書を手渡されました。結果は事前に連絡を受けていましたが、更なる詳細調査が必要と考えられるような、影響を避け得ないほどの基準値を超える記録はなかったと記されていました。これはコピーを取って会社へ提出することになります。

その後は傷口の様子を見たりレントゲンの写真を確認したりしましたが、特に問題はなかったようです。そして肝心の心房細動の話しになりました。心房細動を改善するには薬で抑える方法とメイズ手術があります。私は先天性の心房中隔欠損があってまた開胸手術を受けているためにメイズ手術を行っても果たして心房細動が改善されるという保障はできないそうです。心臓の壁に穴があいていたり心臓にメスをいれていると信号経路の遮断が起こっている可能性があるためです。また薬を服用するとなると走る時だけ飲むということは出来ず、1年365日毎日飲むことになるそうで、まだそこまで薬に頼る状況ではないとのこと。何も運動をしていない普段の生活の中で突発的に心房細動が起こっているならそれは薬で抑えないといけないのですが、あくまでも運動中のことだけなのでそこまでの心配はいらないようです。取りあえず暫らく様子を見る、走る時は必ず心拍計を装着して心拍数をチェックしながら走ることは必要だそうです。またこの心房細動があるので、次回の定期検診は6ヶ月後ではなく、3ヵ月後の11月に予約を入れることになりました。

心房細動が起こっていることが現実のこととなり、本人としては少なからずショックを受けました。しかし、先生から走ってはいけないとは言われませんでしたし、運動はして良いそうなのであまり神経質にならない方が良いのかもしれませんね。とは言え、心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症の手術、ペースメーカーの植え込みそして今回心房細動と出てくるとちょっとナーバスになってしまいます。まあ、「なるようになる」と思っていて毎回何とかなっているので今回も何とかなって欲しいものです。

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