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《本記事のポイント》
- 中国政府は生きた人間から臓器を摘出している。
- 脳死による臓器移植も、「生きたまま」の摘出と同じ。
- 中国の残虐行為を止めるとともに、霊的真実を知る必要がある。
中国メディアが、昨年亡くなった中国国民100万人あたり、臓器を提供したのは3人だったことを報じている ( 3日付Record China)。
記事によれば、臓器提供希望者は増えているものの、実現した臓器提供は4080例であり、死亡した国民100万人あたり2.98にとどまったという。だが、これはあくまで中国政府が公表できる"正式"な数値であろう。
中国では違法な臓器売買が横行しているが、それは個人や組織によるものだけではない。中国政府自らが"率先"して進めている犯罪的な行為がある。
政治犯やウイグル族、法輪功信者から臓器摘出
カナダの人権活動家らが2016年6月に発表した報告書によると、「中国では年間6万から10万件も、受刑者からの臓器摘出が行われている」という。受刑者の多くは、中国共産党が「政治犯」「思想犯」と認定した、ウイグル族やチベット族、キリスト教徒、法輪功の信者などだ。
これだけでもおぞましい話だが、さらに、受刑者からの臓器摘出が「生きたまま」の状態で行われているという内部告発もある。100万人あたり3人という数の裏には、おびただしい数の残虐行為があることを忘れてはならない。
脳死の人は臓器摘出の痛みを感じている
受刑者からの臓器摘出や、生きたままの臓器摘出は、誰の目にも明らかな非人道的行為であるが、臓器移植というシステム自体にも問題がある。
現代医療は、脳死を人間の「死」と決めつけ、脳死状態の人間から臓器を摘出している。しかし、霊的に見た正しい人間の死とは、通常、呼吸が止まってから24時間後に魂と肉体をつないでいる「霊子線」が切れる時であり、脳死の段階では、この霊子線はつながったままだ。
したがって、脳死の時点では魂と肉体は分離しておらず、本人の意識は、メスで切られる痛みや、臓器を取られる恐怖を感じている。
このような霊的真実を考慮すれば、脳死の段階で臓器を摘出することは、まさしく「生きたまま」臓器を取っているのと同じことと言える。中国政府が行っているような残虐行為を、世界各国も「合法的」に行っている、ということだ。
移植後の拒絶反応の真相
もちろん、そのような霊的真実を知った上で、他の人を助けたいという思いで臓器移植に同意するのであれば、愛の行為として成立することもある。
だが、そのような知識がないまま臓器移植が行われれば、臓器を摘出される痛みと恐怖によって、あの世への安らかな旅立ちが妨げられてしまう。
臓器移植後、拒絶反応なども多数報告されているが、これは、臓器提供者の霊が臓器移植を受けた患者に取り憑いて起こっている面もある。
中国政府による残虐行為に異を唱えるとともに、脳死状態での臓器移植が、実は生きたまま臓器を摘出する行為と変わりないという霊的真実を知る必要がある。(片岡眞有子)
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