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自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

消費増税を許すな!

2015-11-28 10:33:04 | 政治・国防・外交・経済

[HRPニュースファイル1514]http://hrp-newsfile.jp/2015/2512/

文/幸福実現党石川県本部副代表 宮元智

◆重税にあえぐ国民

昨年4月から消費税が5%から8%に上がり、昨年暮れの衆院選では、安倍政権は消費増税の先延ばしを掲げておりました。

「今はまだ十分景気回復していないから増税しないけど、2017年には景気に拘らず必ず上げるけど、いいね?」

ということを問うた選挙でもあったのですが、自民党は圧勝し、安倍政権は一応、この増税路線は信任を得たと思っていることでしょう。

しかし、中曽根内閣は売上税の導入に失敗後退陣しています。

竹下内閣も消費税導入後退陣。他にも退陣の要因はあったとはいえ、増税は政治生命を賭けてやるぐらいの覚悟が必要なことです。

しかし、安倍内閣は前回の増税からわずか3年後に、2回目の消費税増税を決めています。こんなことがあっていいのでしょうか?

すでに国民の間では重税感が半端ないものになっています。消費税だけではなく、国民に十分知らされないまま様々な税金や保険料が上がっています。

年金の支給額は減り、介護保険料は増えてしっかり天引きされています。

また、ガソリン代の半分近くは税金で、ガソリン税(揮発油税)と石油税(温暖化対策税)、しかも消費税がこれらの税金に対しても(つまり二重に!) 課せられています。

先年起業して小さな会社を営んでいる私の後輩は、

「いろんな税金がかかって、簡単に黒字が出せないようになっています。こんなに税金がかかるなら、フリーランスでやっていた方がマシだったと思うこともありますよ。」

「起業して少しでも世の中の役に立ちたいと思ったが、これでは稼ぐ気力も失せてきます。安倍さんも口では『景気回復最優先』と言いながら、本当はお金を稼ぐことが悪いことだと思ってるんじゃないですかね。」

と怒りをあらわにしています。

◆消費税の誘惑

平成10年から25年の税収を見ると、合計では38.7兆円から51兆円の間を上下しています。

[財務省] 一般会計税収の推移
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/010.htm

税目別に見ると、消費税が9.8兆円~10.8兆円。法人税は6.4兆円~14.7兆円、所得税は12.9兆円~18.8兆円。

[財務省] 主要税目の税収(一般会計分)の推移
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/011.htm

法人税と所得税は、景気により激しく変動しますが、消費税は、景気に拘らず10兆円前後と安定しています。景気に拘らず、安定した税収が見込める。財務省が消費税を増税したいという誘惑にかられるのも非常にわかりやすいですね。

でも、景気が悪い時でも同じ額の税金を納めなければならない国民の身にもなってください。

消費税は、お金持ちも貧しい人も平等に、同じ税率がかかるものですから、貧しい人の負担が重くなります(これを「逆進性」と言います)。弱者救済の観点からも、消費税は上げるべきではなく、むしろ下げるべきだと思うのです。

「軽減税率」も議論されていますが、どれを対象にし、どれを除外するか、とても難しくなります。

生鮮食品と加工食品に分けようと言っても、麺類は良くて、加工前の粉ならば対象となるのかならないのか、冷凍麺は加工食品となってダメなのか、刺身の盛り合 わせは良くて、フルーツの盛り合わせはどうなのか、それは果たして公平なものなのか否か、政治家や官僚が決められるものなのでしょうか。

消費者も、売る方も税務署も大変です。みんなが大変な軽減税率などやめて、みんな平等に、スパッと減税すれば「三方良し」です。

◆幸福実現党は庶民の味方!

税金は元は人様のお金です。自分のお金ならばいざ知らず、人様のお金をとって他の人にバラまけばそれは「鼠小僧次郎吉」の世界です。

いかに「義賊」と言われようと、泥棒は泥棒です。富裕層からたくさん税金を収奪してバラまくという行為は、政府の名の下に、合法的に泥棒をしているのと同じことではないでしょうか。

幸福実現党は、お金をバラまくようなことはいたしません。減税と大胆な金融緩和と規制緩和、そして未来産業への積極的な投資によって、国富を増大させます。

国 富が増え、世の中全体が豊かになって、成功し豊かになった人が、利他・愛他の精神をもって、弱い人や力のない人、若い人に手を差し伸べる。そして可能な人 には、自助努力の精神を促して自立し成功していけるように導いていく。これが健全な「福祉」の未来像であると考えます。

まずは、庶民を苦しめる消費税を5%に戻しましょう。そうすれば、高齢者や貧困層の負担が軽くなります。そして、国民の可処分所得(自由に使えるお金)が増えます。

◆「自由の大国」へ

安倍総理が消費増税を先送りしたのは、それまでにアベノミクスが奏功し、景気回復したら国民も税負担に耐えられるだろうと思ったからだと思いますが、残念ながら、うまくいっていません。

そもそも、消費税を8%に上げたのが失敗だったのです。日銀総裁が「異次元」と自賛するほどの金融緩和をやりながら、一方で増税しては、アクセルを踏みながらサイドブレーキを引くようなものです。

結局、このままではお金は市中に回らず、デフレ脱却も景気回復も夢に終わってしまいます。

安倍首相は、「最低賃金を千円にせよ」と社会主義国家並みに介入してきています。無理矢理賃上げを要求するより、あっさり消費税を減税した方が、個人消費は活発になります。

自民党内には「企業の内部留保に課税せよ」という共産党並みの案もあるとか。安全保障関連の政策は評価したいと思いますが、この政権には、少し「国家社会主義」を好む傾向性があるように思われます。

幸福実現党は、この国が国家社会主義化しないように、国民の自由を守り、「自由からの繁栄」を目指します。

 

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昨年暮れの衆院選

消費税に関する安倍さんの言い方口調はそれまでの政治家のように玉虫色でよくわからない方も多かったのではないでしょうか。

ただ同じ玉虫色でも安倍さんには国防をもっと強化してくれるのではないかという期待感が大きく、国民はどどどっと票を入れた。

産経などはアベノミクスへの期待感も一緒に扇いでいた。読売もその流れだったかもしれない。

保守各紙がそんな感じだったので保守系は安倍さんが一番ってノリ。

だけど

中国の脅威にいち早く気づき国防を2009年の段階で考え訴え、経済政策にも誰よりも明るい幸福実現党を取り上げるマスコミは皆無だった。

日本全体に蔓延する宗教に対する偏見だ。そして、新しい政党への懐疑心もあると思う。

なぜなら日本では新しい政党が当選しずらいように選挙ルールが設定されている。

これは憲法からくる考え方ではないでしょうか、イデオロギーの強い政党が立ってそれが当選してしまったら日本はまた戦争へ突っ走るかも・・・・みたいなアメリカ仕込の考え方。これ染み付いてしまっている人多いです。「戦争へ突っ走る」と左翼みたいにはっきり思っていなくても、危険に思っているというところは同じ。特に若いくて頭の良いしっかりした人は学校教育から影響を受けています。若くして保守的だと自覚する人もイデオロギーが危険と思っている。これが左翼教育の正体なんだなと感じますね。

はっきりいうと、どの政党もイデオロギーは強く持っています。

じゃなきゃ政治なんてできないでしょ。

ただ、ひた隠しているだけ。

例えば、自民党。

保守の顔しているけど、安倍政権で見えてきた国家社会主義的傾向。

これは言わずと知れた強いイデオロギーの現れです。つまり国家社会主義というイデオロギーです。

始めからは見せずに小出しに小出しにして国民を慣らしながら、増税を繰り返し、社会保障という名のばら撒きに持っていく、その実、増税で得た多くは実際何に使われているのかが国民には見えてこない。

口に出して言わないだけで、社会主義という一定の立派なイデオロギーの元に行われている政治ですよ。

むしろ、共産主義、社会主義の人ほど自分がそうだなんて言わないですよ(笑)。だから彼の国々は〇〇人民共和国だの〇〇民主主義人民共和国だの言ってるんでしょ。

何も表明しなくていい日本のような社会ほどそのイデオロギーを広めるにはうってつけなのではないでしょうかね。

宗教だけが危険なイデオロギーだと思っている節があるようですが、政治も宗教と同じくそういうものを持っているんです。

だから政教分離なんてなんの幻想だろうってはなし。

むしろ、政治家は政教分離と謳っていたほうが国民を騙しやすいというものですよ。だって自分達の考え方を言う必要が無いからです。アレやりますコレしますだけ言ってればいい。わたし達はこういう考えのもと政治を行いますって言わなくていいんですから。

国民は返ってそれで騙される確立が高くなる。

というより、もはや、戦後70年、そろそろおじいちゃんおばあちゃんのと言ってもいい代から宗教教育されずに育った“わたし達”には“物の考え方”を云々いわれても解からないから、何を言われても騙されているとしか感じないというところまで堕ちています。

わたしの父母も、幸福の科学の言っている事が解からないと、こんな始末です。

こんな簡単なこと言っているのに、習得できるかどうかは別として。言っていることくらいは理解できるでしょう。子どもにだって理解できるくらいの教えですよ!

自分や他人の心のあり様を仏と照らして善悪を学び、善悪が把握できて善である心のあるべき姿を描けたらそこから発展していきましょうというただそれだけの教えです。

仏が実在するから善があり悪も派生する。それをコントロールする術を人類は仏(根本仏)から教ってきた。だから信仰が人生と切り離せないんでしょう。

たったそれだけの真実。それが理解できないって、どゆこと?

ま、家族から社会が見えてくるということですね。




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