防衛省が地上配備型の迎撃システム「イージス・アショア」の導入費用について、当初2基で約2000億円としていたものの、6000億円を超えると試算していることが分かり、波紋を呼んでいます。
政府は2023年を目途に、イージス・アショアを秋田県、山口県に1基ずつ配備する計画を進めています。
⇒このニュースについて産経新聞が、「費用については『2基で約2千億円』と説明しているが、ここに含まれるのはミサイル発射システムやレーダーなど主要装置のみで、実際の運用に必要な弾薬庫など関連施設は入っていない」(23日付)と報じているように、内訳を見れば、費用が増大することは想定されていました。
もともと防衛省は、装備の調達費を小出しに計上し、国民の反発をできるだけ招かないようにする傾向があります。しかし、そうした世論を騙すようなやり方は、国防強化への理解につながるのか疑問です。
やはり、防衛省を含む政府は、「国民を守るために必要なものは必要である」としっかり説明したうえで、国防強化に踏み出すべきです。
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2017年12月10日付本欄 イージス・アショアでも、日本は3割しか北ミサイルを迎撃できない
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13886
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政府のこうした国民を騙すやり方、こんなこと、どの社会にも通用しませんよ!
異常な在り方です。
国防もそれにかかる税金の流れも、絶対に胡麻化してはならない案件です。
そんなことは普通の人間であれば判断がつきますよね。
しかも、それだけお金をかけながら装備される武器はたいして国民を守れないときている。
このセンスの悪さ。
まず国民に知らせず自分たちで勝手に進めるやり方は、社会主義か共産主義的なやり方ですから。
現政権をやけに推す人たちは、「官僚がそうさせているのだ」と言いたいところだろうと思いますがしかし
これまでの政権と現政権が慢性的にこうしたやり方をダラダラと伝統的に続けているということに変わりはない。
こうしたところを問題提起しない今いる与野党議員も、どいつもこいつも駄目だということ。