介護の仕事をはじめて1か月経ちました
全てが新しい経験で、正直、身体的にもメンタル的にもしんどいなと思うこともありましたが、なんとか1か月が経過しました
帰ったら、へっとへとでした(笑)
絵本で、虎がくるくる回ってバターになる、その気持ちがわかるくらい(笑笑)
そして、これまでこんなに体全体を使って仕事をしたことがなかったので、私の身体、よく持ちこたえてくれました
利用者さんの笑顔にエネルギーをもらいました
この1ヶ月、私は日勤業務しかやってないんですが、利用者さんの排泄介助、人工肛門の方のパウチの処理、管を入れてる方のお小水の処理、利用者さんをベッドから起こしたり寝かせたり、着脱のお手伝い、てんこもりの汚おむつの処理、レクリエーションの進行、フロア内の消毒、食事介助、飲水介助、各部屋へのおむつの補充、加湿器の水入れ、入浴用の着替えの準備、入浴後にでた洋服を洗濯業者へ渡す準備、シーツ交換、リハビリのサポート、口腔ケア、申し送り、パソコン入力などなど
まあいろんな業務があることを知りました
しかも、介助といっても利用者さんが何ができて何ができないかを把握して、介助方法も人それぞれなので、その人の対応を覚えてなくてはいけません
ましてや1日のなかでも体調や気分の変化もあるし
ようやく担当フロアの50人の利用者さんのことがアウトライン的にわかるようになり、何をどうすればいいのか利用者さんの日常がわかるようになりました
例えば、利用者のAさんは、左片麻痺なので右側に介助バーがあるトイレに連れていくとか
利用者のBさんは、目が見えないので、「今、トイレにきました。これから車椅子から立ち上がりますね。目の前に手すりがあります。手を伸ばしてしっかり握ってください。足を床に降ろしてください。はーい、立ち上がりますよ。いちにのさん、便器に座りますので左に2歩移動しますね。ズボン下ろしますねー。はい、便器に座りますよー。ゆっくり腰を下ろしますねー」と一つ一つの動作に対して声に出して案内するとか
とにかく利用者さんを転倒させないように、バランスを崩しても倒れないように支えながら、、
全介助のCさんは、立位も座位もできないので、ベッドから車椅子の移乗、車椅子からベッドへの移動は私が抱えて移動するしかありません
身体的に麻痺があって認知はない方、100才超えで立位はしっかりしているけれど認知がある方
毎日毎日会っていても「はじめまして」と言われる方
コールがあり部屋へ行ってみると「財布がなくなったー」と訴える方
トイレに行って今、ベッドに寝かせたところなのに、またコールがなり「トイレに行きたい」と訴える方
転倒防止のセンサーが鳴り、部屋に行ってみると立ちあがろうとしている方
部屋に入ってみると、あら、臭いが、、便失禁をしている方
まあ、とにかく50人の利用者さんの日常があり、私たちはその日常に寄り添わせて頂くだけなんですが
他のスタッフのように素早くできなくてまだまだ慣れないことはたくさんありますが、利用者さんもそんな私に付き合ってくださり、私に身体を預けてくださるので、ほんとにありがたいです
私の母もこんなふうにしてもらってるのかなぁ、、と思います
次は2か月目をめざしまーす
写真は施設の立春です