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げなだべげな

長崎から福島へそしてさいたまへ→そして長崎へ

認知症であっても、、

2025-07-22 17:30:00 | 日記

今日は、若年性認知症の当事者・丹野智文さんの講演を聴いてきました。

どうしても、生の声を、息遣いを、間近で感じたかったのです。

丹野さんのことを知ったのは、数年前の大学の認知症ケアの授業でした。

著書を読み、レポートを書くという課題がきっかけで、それ以来、心に残り続けていた方です。

ステージに立つ丹野さんは「認知症の人」ではなく「丹野智文さんという一人の人間」だと。


39歳で若年性認知症と診断されてから12年。

「できること」と「できないこと」を自分で把握し「できないことだけサポートしてもらう」と話される姿に、静かな強さとしなやかさを感じました。


仙台から長崎までひとりで来られ、

「まだまだ希望があります」と語る丹野さんの言葉は、私の胸に深く届きました。

でも、こうした講演が必要とされていること自体、まだ私たちの社会が“共生”には遠いのかもしれません。


丹野さんは言います。

「認知症になった途端、日常や尊厳が奪われる」

「一番近い家族が、優しさのつもりでその人らしさを取り上げてしまう」と。


私たちは、「よかれと思って」先回りしがちです。

けれど、その行動が、当事者の苦しみを深めてしまうこともある。

周囲の目線ではなく、当事者の立場で考えること——

その「意識の変化」が何より大切だと感じました。


認知症になっても、高齢者になっても、障害があっても、

人は誰でも「自分らしく生きる権利」がある。

その当たり前が、もっと当たり前に尊重される社会であってほしい。

「できなくなったこと」ではなく「まだできること」に目を向けること。

誰かの代わりに決めるのではなく、本人の声に耳を傾けること。

目の前の人を「状態」ではなく、「一人の人」として見ること。


そんなちいさな意識の変化が、

誰かの尊厳や笑顔を守る力になるのだと思います。

優しさのかたちは、人それぞれ。

でも、「その人らしさを奪わないこと」——

それは、私たちみんなにできる優しさかもしれません。


さあ,私も私にできることを考えながら、再提出となったソーシャルワークのレポートに取り組みます(笑)

社福を目指して、、私自身の歩幅で

こんな貴重な時間を作ってくださった主催者の長崎県認知症グループホーム大会の皆様に感謝

長崎が愛に溢れる街になるといいな





それぞれの海の日

2025-07-21 21:01:00 | 日記
家族ラインに私が「長崎の今朝の海だよー」と写真をアップしていたら

娘からは「神津島に来てるー」とこの写真が


伊豆諸島に友達と旅行中とか

夫からは日本海の海が


向こうに見えるのは佐渡島だとか

息子からは千葉の海


いつもは、バラバラな家族だけど、、

海で繋がってる、、みたい、、だわ







選挙

2025-07-20 09:21:00 | 日記
最近の私は、朝はゆっくり

今朝も起きてはいましたが、ベッドでうだうだしてました

朝7時に携帯の電話がなりました

こんな朝に電話するのは近所に住む90歳の叔父しかいません(笑)

毎朝5時前に起きる叔父にとっては「もうみんな起きてるでしょ」という感覚だから(笑)

歩く自信がないから選挙に連れていってほしい、,と

今から起きてシャワー浴びて準備するから1時間後に迎えに行くことにしました

私は不在者投票済み

朝早いせいか投票所にいたのは高齢者ばかり

車椅子できてる人、夫婦で杖ついつきてる人

ほとんどの方がなんとか頑張ってここまで来ている感じです

手すりもなく階段登るの、大変そうだったので、思わず声をかけさせて頂きアテンドさせて頂きました

案内係の役所の人,そこで立って見てるんだったらあなたが手をかせばいいのに、、

超高齢化の現実を感じつつ、みんながいたわりあおうという世の中にはまだまだ遠いな、、と感じた朝でした

しゃんしゃん歩けるたくさんの若者たちが、選挙に行きますように