最近発売されるのデジタルカメラは、1220万画素のCCDが標準のように搭載されている。
しかし価格は、5万円を切る価格設定となっている。
しかし、デジタル一眼レフカメラは、1000万画素を少し越えたくらいでも10万円以上するが、存在価値はなくなるのだろうか?
最近発売されて携帯に搭載されているデジカメは、500万画素のものが在るとか聞いた。デジタルカメラが不要!と言う声も聞かれる。
本当にそうなのだろうか?
画素数というのは、確かに重要ではありますが、全てでは無いと考えます。色やシャープに写ると言うこととは又別の次元の話と考えた方が良い。
私が使っている、キャノンのデジタルカメラEOS-5Dの撮像素子の大きさは23.8×35.8ミリだったと思います。これで1280万画素と言われている。標準レンズは50ミリ。
家内の使っているデジタルカメラは、キャノンEOS Kiss DigitalX。これは1000万画素しかない。素子は、22.5×16.5ミリと言う感じだったと思う。標準レンズは、約35ミリと考えられる。
通常のデジタルカメラと言われている種類の標準レンズは、7ミリ程度が多いようだ。とするとCCDのサイズは4×5.5ミリくらいと考えられる。
携帯のカメラのレンズは、5.2ミリと言う標記を見た。勝手に推察すると3×4.5ミリとか言うサイズであろうか。
画素数は重要とは思うが、画面サイズとも言い直すことの出来るCCDの大きさはもっと重要と考えています。
米粒をかめば米の味はするでしょうが、粉に近いほど細かく砕かれた材料は味わうことは出来ません。


別の例で考えれば、時速100kmで疾走する自家用車でベンツと国産S社の軽ワゴン車があるとしたら、どちらの乗り心地がよいだろう。
同様に、受光部のCCDサイズの小さいデジタルカメラが大きいCCDを持っているデジタル一眼などを上回ると言うことはあり得ないと考えています。
(あくまで同時期に発売されているという条件で)
素人判断で画素数だけを追うより、市場の価格を信じ方が良いと言うことでしょう!

一番問題のあるのは、画素数のみを宣伝するカメラメーカーでしょうか?!
実際に撮影された画像で、暗く写ったり、明るく写りすぎたデータを修正しようとしても、今日の通常デジタルカメラはデータに余裕が無く修整はほぼ不可能です。この余裕をもう少しは、デジタル一眼の方へ振って欲しいものです。
更にレンズの歪みをもう少し減らして、広角側に拡げたレンズを付けて販売して欲しい。
