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心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

「清里フォトミュージアム 久保田博二 アジアの肖像」展の見学

2009-07-16 05:36:06 | 写真
清里フォトミュージアムで、久保田博二様写真展、「アジアの肖像」ダイトランスファーコレクション を見学してきました。

この写真展のことを知ったのは、11日の夜食後ロビーのテレビを眺めていたところ、「久保田博二写真展のお知らせ」と言うテレビ番組が放映されていたのです。
ロビーの隅っこにある棚には、写真展の案内パンフレットが置いてありました。


裏面には更に詳しく紹介されている。


非常に判りにくい処にありますが、カーナビを頼りに何とかたどり着けました。


    パンフレットに割引券が付いており、しっかり利用してくれたのはカミさん
   


ダイトランスファーと言っても名前すらご存じない方が殆どのプリント方法。
C・M・Y・Kマトリックスフィルムをインキ(ダイ)に、浸して、専用紙へ密着転写する。 多少の経験はあるのですが、バランスをとることが非常に難しく、フィルムの癖、最終イメージの持ち方をキチンと意識して作業を進める必要があった。

今日では材料も全く入手不可能で、利用はほぼ不可能と考えて間違いないだろう。

大きな弱点としては、レジスターピンを使用して、4回の転写を行うためピントが甘い。
マトリックスフィルム以上のプリントが不可。(大全紙まで!?)

かなり渋い発色に惹かれたことのある方は多いはず。

写真展では、暗めで渋い階調が殆ど。
プリントには人柄が出るように感じる。



写真展の内容の裏側には、久保田様が日頃から不安に感じておられる食糧事情が一貫して感じられた。
若き日に東京大空襲を経験され、各地を転々とされた苦労の幼少時代が、生き様として感じさせられた写真展でした。

入り口には、40年ほど前撮影の手伝いをした大全紙のカメラが置いてあった。
メーカーは違ったけれど大変懐かしいイベントでした。


中庭には椅子が置いてあり、草木を眺めることも可能。



小休止の後、中庭を散策。かわいらしい妖精をゲット。




          ひっそりと静かな瞬間を過ごさせて頂きました。
         


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