心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

午前2時の電話 → 8月15日午前6時40分 母が永久の旅立ち。

2015-08-15 17:18:11 | 病院・介護

一寸遅くなってベッドに入ってまもなく、電話が鳴りました。

 

母のお世話になっている3Ai病院介護士さんからでした。

「お母さんですが14日午後10時頃戻されました。 処置をして順調でしたが先程から声かけをしても応答が無くなりました。

出来れば来院をお願いします。」

 

午前2時10分、急いで着替え、車に飛び乗りました。

2時半、左入交差点通過。

 

2時40分病院到着、非常口を守衛さんが開けてお待ちかね。

業務用エレベーターで病室階へ

酸素マスクを付け、ベッド脇には白い端末。

母は、肩を揺らしながら息をしていました。

 

介護士さんから、

「血圧がいつもは90くらいですが、今は180くらい。脈拍も極端に多いので要注意状態です。」

との説明。

 

そのまま、眠い目をこすりながら、

かといって眠る訳でも無く、2時間が過ぎました。

 

5時頃は寝息も安定してきたように見えたので、

「あと20分ほどしたら帰ろうか?」

といいながら居ると介護士さんが来室。

爪の先に何かを当てている。

 

立ったまま、暫く会話をしていると、

話をしている途中、(午前6時半)カミさんの顔色が変わった。

 

「お母さんの息が止まった!!」 と、泣き声!!!

 

 

介護士さん何も言わず、ナースステーションへ・・・・・。

 

暫くして、見慣れない男性と来室。

目を灯りで確認、胸を聴診器で確認。

 

「午前6時40分ご臨終です。」

 

 

 

えっー?!?!?!?!?!?

 

母が死んだ???????????

 

そうか・・・・・

その瞬間がとうとう来たのか?!?!

 

介護士さん、

「40分ほどで、御遺体を待合室へ連れて行かれますので、お待ち下さい。」

 

声が随分遠く聞こえる・・・・

 

 

弟たち、母の友人、田舎の近所の方々、従姉妹など思いつくまま連絡を入れる。

 

 

電話の途中、呼ばれて待合室へ

身動きしない母が、横たわっていました。

 

いつかは死ぬとは思っていたけど、・・・・。

あれだけ気丈な母が死んだのか??

 

 

 

この病院とタイアップしている葬儀屋さんがあると知らされ、相談。

建て直した我が家へ一度も来ることも無く亡くなった母。

 

家から送り出して上げたい!

 

まず家へお願いします! と私。

担当者さん、「余計に予算が掛かりますが、・・・・。」

 

「お願いします!」と私

畳が好きで特に設えた和コーナーで僅かに休んで貰いました。

子供やちびちゃんも、焼香に来てくれました。

 

これで、母を父の元へ送り出す気構えが出来ました。

業者さんに再び来て貰い、搬送車に乗せて貰い霊安室へ安置してくれるそうです。

 

ここで午前の部は終了。

2時間しか寝ていない目にはまぶしすぎる空。

ブランチを頂いて帰宅、打ち合わせに備えます。

 

8月15日(土)は終戦記念日。

戦争に振り回された母の人生をこの日で締めくくったのは、母らしい生き様。

1945年水杯を交わし、ハルピンへ出向いた母。

MPに連れ去られた父を追いかけ、20kを往復した母。

月半ばを過ぎると、食べ物が水っぽくなっていた昭和30年ごろ、

「お代わり!」と、茶碗を出したとき、泣かれた。

 

小さな体で、「努力」  「忍耐」  「奉仕」 「愛」 を魅せてくれた一生だった気がします。

 

小さな巨人に相応しい「小さな家族葬」を、執り行いたいと思います。

 

とても狭い会場で、家族と身内だけの通夜と葬儀をお願いしました。

(再来訪して戴いたセレモア担当者と相談)

従って、家族だけの葬儀には案内がありません。

葬儀のお知らせは、私が急遽作りました。

16日通夜、

17日葬儀

その為、17日は忌引き休みを戴く事になります。

 

会社へファックス、上司と同僚へは電話。

焦りながらも思いつく事柄全てが終了。

 

子供家族と夕食でもしたいな・・・・。

一寸疲れて、一寸緊張!

 

おふくろ、ありがとう!

ご苦労様でした!!

 

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 15日の歩数は、僅か1,426歩でした。



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