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シリーズ ねばる男 第五回(最終回)

2004-12-31 | ねばる男
前回までのあらすじ…

タオル・タッパー・ワリバシ・ペットボトルと、非常にお粗末な材料ながらも何とか納豆製造器を作り上げたがわっち。残すは空腹との戦いのみ。最後に笑ったのはがわっちか、それとも…

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完成まで残り7時間半・・・

今思えば、長かったようで、あっという間だったような。

食料のないがわっち邸で唯一の希望、自家製納豆

ペットボトルにお湯をセットした直後も気になって仕方なく、コッソリ蓋を開けて中を伺って、またしばらくしては蓋を開け、時折お湯の温度をチェックしたり・・・


そして6時間が過ぎた頃、うっすらと大豆の表面が白くなってきているのを確認し、感動に耽る。

今、目の前で確かに発酵が行われているのだ!!これを目にして空腹を気にしていられるだろうか?否!


日が暮れかけ、遂に大豆をセットしてから計8時間が経過した。

そのままでは温くて美味しくないとのことなので、一旦冷蔵庫にて冷やす。
そして暫く置いた後に再び取り出して、蓋を開けた。





タッパーの中には―――うっすらと納豆菌の大雪原が広がっていた。



出来上がった納豆に醤油をかけ、かき混ぜる。

ゆっくり、じっくりと食す。

煮た時間が足りなかったためか、大豆が少々硬い。
また、発酵時間もギリギリだったため、糸の引きもさほど強くない。

しかし、

自らの手で納豆を作ったことへの感動、それを食べれる喜びが、何よりの味わいだった。

こうしてねばる男は何とか飢えをしのぎ、またひとつ成長したのだった。



そして後日、棚の奥から大豆の缶詰をもう1缶発見
ねばる男のセカンドステージが始まろうとしていた・・・


おわり

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2 コメント

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なんだか。 (テド)
2005-01-01 18:35:45
ちょっと感動してしまいましたよ(笑)

できるとは思ってみなかったので。

あきらめて、鍋で煮て、食べたんじゃないかなとか

思ってました(笑)

これは失礼しました。



凄いですね。納豆菌、ちゃんと生きてるんですね。

りっぱな、納豆だと思いますよ。

とりあえず飢えがしのげただけでもよかったです。



って、もう1缶!

どうなるんだろう!(笑)



では、がわっちさん。

今年もますます納豆と共にあゆんでくださいね。

よいお正月を!(27/100)
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Re:なんだか。 (がわっち)
2005-01-03 17:01:27
コメントどうもです、でもって明けましておめでとう

ございます。



初めてつくったにしてはまあ何とか様になって

良かったかな・・・というのが個人的な印象です。

失敗していたら多分煮てそのまま平らげていた

ことでしょう。



今度は実家にて乾燥大豆を手に入れたので、そっちで

トライしてみようと思います。



27/100とは一体…って、100米マラソン!!?凄ッ!
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