神奈川県庁合唱団

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良寛相聞を歌うために1

2011-10-21 02:12:42 | 曲解説
良寛相聞は4曲で構成される組曲です。
相聞とは男女の相思を詠みあう歌で、この曲は江戸後期の禅僧「良寛」とその弟子「貞心尼」の間で交わされたものです。
1.相聞Ⅰ/パストラーレ
2.手まり
3.君や忘る道
4.相聞Ⅱ/夢のあとに
の、4曲ですが、「手まり」良寛の有名な詩で、相聞歌ではありません。
良寛の人柄を伝える、紹介のような形で取り上げられたのかと考えてます。
のこりの3曲が相聞歌ですが、詩が書かれた順番は演奏順と逆で、4曲目の相聞Ⅱが、出会いの頃、3曲目が愛情が高まっていく頃、そして1曲目は、すでに相思相愛の頃となります。
出会った時の、一番感情の動いていく詩を終曲に取り上げることで、組曲としてのドラマチック性を高めたのかと考えてます。
各曲の詳細は次回に


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