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大容量太陽光&ビルトインガレージの家

2014年レオハウスで大容量太陽光とビルトインガレージ(インナーガレージ)付の家を建築。家の庭に家庭菜園も開墾しました。

2社に絞っての検討

2013-12-16 06:28:23 | 太陽光発電
色々見比べましたが、まず4社の中ではレイアウト提案に特徴が無く、価格が高いだけの桧家住宅は我が家の中で真っ先に脱落・・・。最後に訪問した時にその内容をお伝えしお断りしました。
営業さんはお断りの内容に納得と言う感じで、「今後ご縁が有る様であればその時は是非」という事でした。
お断りすると最初に払っていた1万5千円はきちんと返却。
桧家住宅の断熱に関するマンガ冊子は奥様の勉強の為に非常に役に立ちました。ありがとうございます。

次に脱落がアイフルホーム。提案も金額も悪くは無いのだけどもレオハウスに比べての価格差を埋める何かが無い事と、断熱工法の慣れに懸念が有る事等が理由。
こちらの地区のレオハウスは吹き付け断熱をバンバン建ててますので、その差がどうしても不安になってしまう・・・。
アイフルさんも最後は一気に値下げしてきて、最終値引き前のレオハウス価格に近い所まで落ちました。
両社ともウレタン断熱仕様が入っていますので、ウレタン断熱仕様が無ければ坪30万円台後半。両社とも同じように「タマに価格では負けるかも?」と言っていましたが、全然そんな事なかったですね。
アイフルさんの営業さんは最後はかなり食い下がっておられたので、お断りを伝えると非常に残念そうにされていて、「万が一他社さんで問題が有ったりした場合はまた来て下さい」との事でした。

2社さんとも営業さんが良い方でちょっと申し訳なかったな~という感じです。

という事でレオハウスかイシンホームかいずれかとなった訳ですが、標準提案ではあまりにも価格差が有る事、レオハウスの方がレイアウト提案内容が良い事等から「標準仕様もしくは小容量太陽光を載せるのであればレオハウス」という事に。

そこで迷うのが10kw以上の大容量太陽光を載せるのであればどちらにするか・・・?

当然レオハウスの方が総金額で安くつくのですが、大容量ではそんなに我が家が有る地区では実績が多くない、どんな仕上がりになるか雰囲気がつかめないなどの問題が。
10kw以上の大容量ソーラーを乗せるのが流行り出したのはやはり昨年の全量買取が始まってから、昨年まではそれを勧めていたメーカーも非常に少なかったかと(イシンくらいだったのか?)。
そのイシンホームは10kw以上の大容量ソーラーの実績が豊富でその部分の施工に信頼が出来、どんな仕上がりになるのかも分かります。街中を走っているとイシンホームの10kw以上の太陽光の家はいくらでも見かけますし、建築中の家もこれまたたくさん見かけます。しかし値段差が・・・。

そこで太陽光のシミュレーションを比較してみますが、レオのカナディアンソーラー(太陽光モジュール以外は三菱電機製)対イシンSIソーラー(オリジナル台湾製)の性能、価格比較という事になります。
我が家の地区や屋根形状ではレオのカナディアンの年間発電量パネル1kwあたり1181kwなのに対して、イシンSIソーラーは年間発電量1178kwとシミュレーション上はほぼ拮抗しています。
レオハウスが10.35kwを提案してきたのに対してイシンは11.34kwの提案だったのでその分が年間の売電額の差として出ていた程度。
イシンの方はパナソニックのエココルディスの様に屋根が太陽光モジュールです!という様な提案(実際は屋根の上にパネルが乗っている訳ですが綺麗に乗せていてそうは見えない)なので10kwを少々超えた提案が来ています。2階のレイアウトなども太陽光モジュールを屋根上に綺麗に乗せる事を考えてレイアウトしている様です。
対してレオの方はコストも有り忠実に10kwを超えたあたり、という提案なので10kw程度ですが屋根の上に太陽光が乗った形です。
最初はそれは変かな?と思っていましたが、実際にパース図を見るとそんな変でも無い・・・。
いずれもガルバリウム鋼鈑の上に太陽光モジュールを乗せる工法で、固定資産税などは変わりません。正直ガルバが防音、防熱の面であまり好きではないので、カタログ等にある太陽光が全面乗ってしまってガルバの面がはみ出ていない方が良いのですが、現実的には中々それは難しいです・・・。

10kw以上搭載の仕様で価格はkw当りで行くとカナディアンソーラーが40万円を超える当り(税込諸費用込)なのに対して、29万円/kwとカタログに書いているSIソーラーの価格は実際は38万円程度。カタログほど安くはないがカナディアンソーラーと1割近くの価格差が有ります。
どちらにしても太陽光システム自体には大きな差が無いと言えます。

経年劣化についてはカナディアンは1年目は97%以内、2年目以降は毎年0.8%以内の出力保証これを25年目まで保証するという様になっています。それ以内で保証するという事は一般的な出力低下率はこれより小さいという事です。
対してSIソーラーは20年目でも96%以内という20年間で4%しか出力低下をしないという話です。
但し必ず20年以内で4%以内という出力保証をしている訳では無いようです。
カナディアンの出力低下率(というか出力低下に対する保証)でもパナソニック製のHITの10年81%に比べると非常に小さいという所が有りますが、SIソーラーの出力低下率はいくらシリコン純度が高いとは言え普通の単結晶モジュールとしては異常に低く「本当か?」と思う点が有ります。

営業マンの説明はイシンはひたすら大容量の良い所のみアピールしてくる上、イニシャルコストの差を気にしてか諸経費は安めに説明してくる訳ですが、レオの方は良い所、悪い所、必要コストを説明した上で我が家の意向でどちらでも、というスタンス。

あとはどちらにするか・・・?
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レオハウスで太陽光の提案をもらう

2013-12-15 06:37:37 | 太陽光発電
イシンホームに行って以来太陽光にすっかり魅了されている我が家。
私もガレージの事そっちのけで太陽光の事を考え込んでいます。

太陽は乗せないという方針から小さいか大きいかだけで太陽光は乗せるという方向へと確実に変わっています。しかしイシンホームの価格は結構高い・・・。
加えて正直Eco-i換気を除いてレイアウトや内装・外壁の選択幅、設備スペックはレオハウスの方が好みです。
太陽光+Eco-i換気のイシンか、提案・価格・設備仕様のレオか・・・。
そこでレオハウスさんにも太陽光の話をすると、「ご提案します!」という事で提案+シミュレーションを頂く事になりました。
確か当初担当Nさんに太陽光のお話を言われたような気がしますが、その頃は全く検討していなかったので「考えてません」と言ったような・・・。


レオハウスの太陽光は「カナディアンソーラー」です。一応カナダのメーカーという事になっていますが、製造国は中国です。最近は色々なメーカーが太陽光を扱っていますが、実際どこのメーカーも製造は中国製ばかりです。
私はカナディアンソーラーをあまり知らなかったのでどうかな?と思っていたのですが、世界的には太陽光モジュールで5本の指に入るメーカー(国内メーカーで5位以内に入っているメーカーは無い)一般的な単結晶モジュールでは中々の発電効率の様です。
太陽光モジュールは夏場の高温状態になると出力が低下する「PID(電圧誘起出力低下問題)」が発生する事が分かっているのですが、カナディアンのモジュールはパナソニック製やシャープ製等と並んで海外の研究所にてPIDによる出力低下が無い事を検証の結果認められたのだそうな。結構イイではないですか~。
パワコンは以前は国内メーカーの物(三菱電機)だったのですが、最近カナディアンのオリジナルに変更になった模様。


レオハウスの場合、「大人気の家」で太陽光を乗せるとなると2つの方法が有るようです。
一つは「大人気の家+オプションでソーラー追加」。2つ目は「大人気の家Solar」を選択する方法。
大人気の家Solarは太陽光システムはこのお値段、という物では無く、ホームページでも出ている様に坪単価が大人気の家+4万円という物です。但しこの4万円は建物本体価格に含まれる為、それに応じて諸経費もかかってきます。実際の所、坪4.6万円程度になります。

その価格で搭載できる太陽光の容量も決まっていて、坪数に応じて増えていくという物です。大体35坪程度で4kw程度くらい、50坪で6kwくらいかと。

それに対してオプションで乗せると太陽光一式この価格という事で金額が入ってきます。
この場合オプション追加なので諸経費等はかかってきません。

大人気の家Solarか大人気の家+Solarオプションかどちらが得か10kwソーラーを乗せるパターンで計算してもらいましたが、価格は同じでした。
ちなみに10kw乗せるとなると大人気の家Solarの標準容量では全然不足しますので、追加オプションで太陽光モジュール不足枚数分と、パワコンの大容量化が入ってきます。

結局我が家では4kwの太陽光で見積価格で150万円超、10kwの太陽光で400万円超程度という価格でした。
4kwならそのまま切妻屋根でも乗りますが、10kw超となると片流れ屋根になるというのも大きな違い。
我が家は切妻の提案が非常に気に入っているのですが・・・う~ん、片流れか~。

後はシュミレーションをしてもらって、どの程度の売電価格になるかを比較したいなと。

レオさんの(担当Nさんの)太陽光に対しての営業スタンスは、イシンの様に「滅茶苦茶儲かります!」と大容量太陽光についての美辞麗句だけを並べてガンガン勧めてくるという物では無く、こっちが興味が有る様であればあーいうのも出来ますよ、こーいうプランも可能です、とこちらの意向を聞きながらじわじわおススメしてくる感じ
話の内容もメリットだけでなく、色々とかかる費用(系統連結の問題やメンテナンスコスト他)やメリットデメリットもきっちり説明され「10kw載せてもそんなに爆発的に利益が出る訳ではありません。色々経費も掛かりますので。でも最終的に100~200万円くらいは利益として出るのでは?と思います」という感じです。
イシンの様に自信満々で言い切られてしまうと「そうなのか~・・・」と思ったりしますが、どちらかというとレオさんの言う話やコストの方が信憑性が有ります。
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10kw以上の大容量太陽光・・・?

2013-12-12 05:22:59 | 太陽光発電
少し前頃の太陽光発電って家庭用3kw程度で200万くらいした上に、10年程度で急激に発電モジュールが劣化してたので、私の中では「元が取れない全く役に立たない設備」「自己犠牲してまで地球の為に役に立ちたいと考える余裕がある人が付ける物」「優良企業とアピールをしたい企業が付ける物」という認識でした。

しかしいざ自分の家を考えると「震災とか来た時の為に太陽光発電乗せときたいな~・・・」などという考えが。当初検討中の頃はそんな事を奥様に言っても「即却下」だったのですが、イシンホームに行って以来奥様の方が積極的に



太陽光発電、改めて仕事の上でも色々調べてみると大分技術革新してます(私が興味持たなかったからですが)。
昔は発電モジュールの寿命は10年程度と言われていましたが、現在は素材自体の改良が大幅に進み劣化に対して強くなった為、大体どこも20年以上は持つという事で性能保証も付いています。
モジュールも年々発電効率が低下しますが、今主流の物は最低でも20~25年で80~85%の性能維持を保証していますね。家の寿命に近いだけ持てば十分です。
但し発電する直流電源を交流電源に変換するパワーコンバーターは大抵10年しか保証が無く、10年以上経過して使用していて地域の電力へ影響が出た場合などは問題になる可能性もありますので、実際10年以上持つかどうか以前に基本的に10年ごとに交換する必要が有るかと。

システムも以前の様に蓄電池を設けて家で使う分だけを稼ぐわけでは無く、蓄電池レスで昼は余剰電力を売電し、発電しない夜間は安い夜間電力を購入する「余剰売電」方式が主流ですね。
又、モジュールの発電効率やパワコンの変換効率も上がっていて前述の余剰売電方式や、10kw以上で可能な全量売電方式等、いずれの方法をとっても早ければ約6~7年、遅くとも10年以内には太陽光設備の増額分程度は回収が出きる見込み。
我が家は家が南向きで日照率も比較的高く、家の南に何かしら太陽光発電にまで影響が出る家が建つ見込みも無いので太陽光発電に適しており、そこで元が取れて若干家計の助けになるんならいいんじゃないか?という事に。

そこで考えるのが、産業用契約になる10kw以上を載せるか、家庭用レベルで4~6kw程度を載せるか・・・
昨年から開始された「再生エネルギー固定価格買取制度」によって10kw以上の発電は余剰売電に加えて産業用向けの全量買い取りが選べる様になり、全量買い取りの場合、自分の家で使用する分は全て電力会社から購入、太陽光発電はただただお金稼ぎに集中します。
大きいのは今の売電価格(本年度は税込約37.8円)を「20年間」保証されるという点ですね。売電価格は年々下がっていきますし、ドイツなどの太陽光先進国の状況を見ていると将来的に売電というシステムが無くなる方向に行くかもしれませんが、それでも今やっておけば今の買取価格を20年間は保証されるので、20年間の売電で設備にかかったお金と一緒位のお金は儲けとなって返ってきます。
20年目以降は余剰売電に変えて家の光熱費低減にでも使えれば良しとすべきかと。

対して4~6kwとなると従来からの余剰売電が一般的で、昼間売った分を夜間は買うという方法で大体光熱費が0円かちょっと儲かるかと言う程度。但し売電価格(38円)は「10年間」しか保証されないので、10年経ったら光熱費がある程度減になる程度しかメリットは無くなります。パワコンの更新やその他もろもろも考えると、10年間でなんとか太陽光にかかった費用が回収できて、10年目以降は太陽光無しの家より光熱費が少ない家になる程度と考えるべきかと。



私的にはリスクを考えると屋根の遮光も兼ねて4~6kw程度が良いかな~とも思うのですが、奥さんは家計の事を考えるとやはり10kwが気になるらしい・・・。
加えてローンのシミュレーションをしても4kw乗せるのと10kw乗せる場合では毎月の返済に1万円も変わらないんですよね。
それで月平均3~4万円の収入が有るというのは大きいです。
10kw以上となると家の設備と言うより一つのハイリターンの投資ですね。
加えて屋根全面に太陽光が乗ると完全に屋根が遮光される事になり、室内の温度上昇の防止などその効果もかなり期待出来ます。

私が気になる大容量太陽光のリスクは・・・

①屋根がほぼ片流れ屋根になって、かなり全体的なバランスを要求される。
似合わない家となるとかなり見た目が悪い。

②屋根=太陽光となるので、先々雨漏りなど屋根に問題が出た時などの修理や屋根が劣化した場合の改修、塗り直しが困難。
その時一旦モジュールを下ろすのか?という事になる。

③太陽光モジュールの破損が出た場合に備えて保険に入っておく必要がある。
太陽光売電ありきの予算になるので、それが無しと言うのは問題あり。
とりあえずイシンで勧められたのは火災保険に風災の特約を付ける方法で、これであれば比較的安価に済みそう。

④先々太陽光モジュールに寿命が来た場合、屋根をどうするかも含めて再検討、改修の必要がある。下手をするとモジュール無しで意味のない片流れの屋根だけが残る事になる。

⑤売電価格が保証されなくなる20年後までに出来るだけ節制して住宅ローンを繰り上げ返済しておかないと、丁度20年先、高齢になってきた頃に最も家計が苦しくなってしまう
10年固定のローンを組もうとしているので、10年先で返済金額アップ、20年先で売電無しとダブルパンチとなる。

⑥何と言っても「売電価格の20年固定」が生命線で、万が一世情の大きな変化や電力会社に問題が有り売電価格を見直しされるとなると返済計画が破たんする

等々。特に⑤と⑥が一番のポイントですね。

やり替えなどが出来ない家の屋根で投資をしてしまって良いものか?

太陽光を乗せるか、どこまで乗せるのか悩みます・・・。
ちょっと前までは全く考えてもいなかったのに・・・。
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