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大容量太陽光&ビルトインガレージの家

2014年レオハウスで大容量太陽光とビルトインガレージ(インナーガレージ)付の家を建築。家の庭に家庭菜園も開墾しました。

断熱仕様の変更をお願いする

2013-11-17 08:59:23 | 仕様検討
そこまで断熱やら気密に拘るなら工務店とかに家を建ててもらって、断熱や換気の所は自分の好きに設計すればいいんじゃないと?という感じではありますが、何せ家は断熱や換気だけで出来上がる訳ではないので、やはり住宅会社に任せる必要があります。あとコストも重要です。

そんな事もあって今あるタマホームの仕様で何とかもうちょっと断熱増し仕様が出来ないか考えてみました。
タマホームの大安心の家の断熱仕様は壁面:マットエースZIDAI(旭ファイバーグラス)90mm、天井:同左 155mm、床下:カネライトフォーム65mmです。
旭ファイバーグラスのサイトからマットエースZIDAIは既に消えていますが、それでも今現在着工の家でもこれを使って来るって事は、余程タマこれを大量仕入れしているんだろうなと。
だから断熱仕様の変更等はさせない訳かな?


天井はグラウウールなので断熱増しは結構簡単ですね。
タマホームに任せずに自分で住み始めてからアクリアマット等の天井用グラスウールを調達して今のグラウウールの上に積めばよいなと。元々の155mmに155mmを後で積んだら合計で300mm程になるのでいくらグラウウールといえどそこそこの断熱性能にはなります。
床下はカネライトですが、あまり床下は重要視しなくて良いようにも思いますが、後で断熱増しするのであれば床下に潜り込んでカネライトフォームかスタイロフォームを貼っても良いなと。


問題は壁面ですね。後で自分で内装を剥いで何かをするのは大変だし奥さんが絶対に許さないでしょうから、なんとかタマホームに追加仕様をお願いできないものかな~と。
うちはメーターモジュールなのでタマホームでは壁柱は4寸です。という事は100mm以上の空間が有ります。少しでも隙間は少なくしておきたいですし、そういえば旭ファイバーのカタログを見ているとアクリアマット等の壁面用は105mmがあるなと。
これを入れてもらう事をお願いしよう、と担当営業S氏に断熱増し仕様について問い合わせをしてみたのですが・・・・結局回答はもらえないまま。そのまま進めるのだったらこれって出来たのかな~?

もう一つ、サッシを全部樹脂サッシ(タマホームでは愛仕様がそれ)に変えてもらう事が出来るのかなと問い合わせてみたのですが、こちらは出来る模様。
「大体20~30万円くらいになります」との事。サッシ変更で20~30万か~。結構高い!
タマホームの営業マンS氏は我が家に高断熱仕様は全く勧めてくれず、「標準仕様で十分ですよ」なんて事を繰り返し言うので奥さんはその金額は認めてくれそうにもありません・・・。
私が思う様な安いなりでも高断熱高気密的コンセプトは奥さんの理解が得られず難しい・・・。
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家の断熱性能を検討する(3)

2013-11-16 05:20:28 | 仕様検討
で、結局はどれが一番いいのか、というとそれは人それぞれ何を重視するかによって異なり必ずしも一様ではありません。メリット、デメリットをふまえて自分で選ぶべきです。
「必ずこれです」何て言うのはそれを売りたいセールスマンだけです

・断熱性能(気密性):ウレタン>セルロースファイバー>グラウウール
・防音性能:セロルースファイバー=グラスウール=ウレタン?
・防火性能:グラウウール・セルロースファイバー>ウレタン
・価格:セルロースファイバー>ウレタン>グラスウール

但し頼む所が不慣れな工法をお願いするのだけは全くダメですね。どれもこれも材料以上に現場の施工レベルや施工の仕方がキモとなりますので、実績が無い業者に実績の無い工法を頼むのはクレームの元です。

私はどれ?と言われると今はタマホームがグラスウール工法しか出来ないので仕方なくそれになっていますが、好きに選べるなら「ウレタン」ですね。理由は断熱性能を一番重視しますし、家、ガレージ内への外部湿度の侵入を最大限シャットアウトしたいからです。家の中で発生する湿気は換気で排出しますし、調湿したいなら「エコカラット」等でやります。
正直防虫効果のある物やインク系薬品が混ざったものが家をかこっているというのは「本当に大丈夫なの?」という個人的な疑念が残ります。何せ国内での長期実績が少ないので、本当に問題が無いかもうちょっと様子見したいな~というのが本音です。私は意外と手堅いタイプなので、実績が多く良いも悪いも明確になっている工法に頼りたいという所です。
あとこれはマニアックな意見ですが、正直セルロースファイバーの利点の調湿性能という点、これがちょっとな~と。どんな断熱材でも吸湿すると断熱性能が低下しますので、それをわざわざするのは気が引けます。これが住宅以外ではセルロースファイバーの欠点となり、一般的な施設や設備ではセルロースファイバーはほとんど使用されません。

マニアックな私ではなく一般的にはどうなのか?というと今の世の中、お金の事を除いて好きに選択するとなるとセルロースファイバーを選択される方が多いように思います。
セルロースファイバーを使う会社もどんどん増えていますよね。やはり自然にやさしい材料、グラウウールなどよりも高い気密性、断熱性、人にやさしい調湿性、シロアリも安心な防虫性能というセルロースファイバーのアピールポイントがうけている様に思います。実際に上記の様にグラウウール、ウレタン、セルロースファイバーの各性能を比較しても、唯一セルロースファイバーは他の素材より最も劣る性質が無い断熱材でもあります。一番優れているか、他の断熱材に準じて優れているか、総合力としては一番高い断熱材です。
木の家は木材原料メインで作るっていうのも「木」というブランドで統一感が有って良いかなと。材料としても柱もセルロースファイバーも木同士ですからなじみがいいかも?
建築会社で現場監督をやっている私の知人は数年前に自分で設計して家を建てたそうですが、当時はこれが最高だと思ってウレタンをたっぷり吹いたらしいですが、今立てるならセルロースファイバーを検討するな、という話をしていました。

話が戻って今回はタマホームでは他工法は望むべくもないのでグラウウールで行きますが、まあグラウールも悪くはありません。グラウウールでもきちんと施工すれば問題が出る訳でもありませんし、何と言っても安いので断熱に拘りが無い人、特にランニングコスト等気にしない人、温暖な地区の人で寒さとか気にする必要が無い人など、そこにお金をかける分他の物にお金をかける事が出来ます。加えてグラスウールメーカーが言う家が揺れた時の影響の少なさなども間違いが無い所です。
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家の断熱性能を検討する(2)

2013-11-15 05:25:20 | 仕様検討
2)セルロースファイバー


最近はやりの断熱材ですね。
日本で普及したのは比較的最近(調べるまで知りませんでしたが本格的に普及したのはここ最近ですが、日本でも使用され出したのは意外に古い様です)で、海外では昔から使用されているという断熱材です。古紙再生の断熱材で、簡単に言うと「紙」です。リサイクル品という事でエコ、環境に良いというイメージが有ります。
私は最初これを見た時「紙なんかを断熱材として壁の中に入れたらダニとか虫湧きまくりだろ~」と思ったのですが、それを防ぐ為にホウ酸等の化学薬品が混ぜられており、虫に弱い素材を化学薬品の力で防虫しているという代物です。
素材自体の断熱性能は「この中では最低」です。セルロースファイバーを紹介するメーカー、工務店のホームページには「断熱性能が高い」等と書かれていますが、その言い方は必ずしも正解ではありません。
素材自体の熱伝導率は高性能グラウスールなどと比べても明らかに高い(断熱性が低い)です。
それだったら高断熱はウソか?というと全くウソという訳ではありません。
セルロースファイバーは壁の中に直接「吹き込む」工法ですが、これによって壁内一杯にセルロースファイバーが充填されるので、充填部分は木と断熱材の間に隙間が発生しません(但しサッシ廻り等細かい部分はどうかな・・・?と思う点はありますが、私はセルロースファイバーの施工現場を見た事が有りませんので何とも分かりません)。
これによって気密性はグラウウール工法より非常に高くすることが出来(それでもウレタン工法より低く高気密は無理)、低い断熱性能と高い気密性を合わせるとそこそこの断熱効果にはなります。加えて壁内の隙間が無い為、全工法の中で最も壁内結露が発生しにくい断熱工法となります。
又、セルロースファイバーは元々素材自体が吸音性が高めで、さらに気密性が高いためにかなり高い防音効果を発揮するようです(但し一般設備などでは用いられない材料でどの程度の防音効果があるのか実証データがありません)。
加えてグラスウールと同等の防火性能を持つようです。グラスウール施工の会社のサイトを見ているとグラウウールの方が防火性能が高い、セルロースファイバーの施工会社のサイトを見ているとセルロースファイバーの方が防火性能が高いと実験などを紹介しているのを見ていると正直面白いです。
しかしセルロースファイバーの一番のメリットは「調湿性」ですね。元々素材が紙なので水分を吸収しやすく、放出し易い性質を持っています。これは原材料である木と同じです。
木の家は多湿時には吸湿し、乾燥時には放湿する特性を持っていますが、これと同じ効果がセルロースファイバーに期待できます。
ただ日本で普及したのが最近で有る為他の材料に比べて長期の検証実績に乏しく、果たして海外と違い多湿な日本で長期の使用において問題が無いのか、湿気たり乾燥したり長期間置くうちに特に壁内のセルロースファイバーが沈んできて壁面上部に隙間が出来たりしないのか、多量に混ぜられている化学物質(ホウ酸や含有インク液)が人体に影響がないのか(一応F4★規格の様ですが、あくまでF4★はホルムアルデヒドの発散量制限のみの話で、それ以外の有害物質の有無とは関係が無い)その辺については未知数の要素があると思います。私的にはその部分の良し悪しは正直判断しかねます。
あと最大のデメリットは「価格」ですね。3工法の中でも最も高価となります。
セルロールファイバーを押す業者さんはやはりメリットを売りたいのか、グラウウールやウレタンのデメリットを強調しセルロースファイバーの利点を若干誇張している所が有る様です


3)ウレタン吹き付け


これも昔から色々な設備、施設など多用途に使用されている工法です。住宅用途や施設用途に使用されるウレタン材はホームセンターなどに売っている1液性のウレタンスプレーと異なり、2液混合の物となります。当然断熱性能も違います。
原液の2液を噴出時に混合、壁などに付着したウレタンは泡の様に膨張し、数秒で硬化します。
何と言ってもウレタンは3工法の中で断熱性、気密性がダントツです。
断熱性能は言うまでも無く、一旦木などに付いてしまったウレタンは剥がすのは無理、削らないと取れません。家の柱、構造体へ完全に密着して硬化、ウレタン自体が構造体の一部となってしまうので、気密性も他の工法とは比較にならないほど高いという利点があります。
木造工法で高断熱高気密を目指す家や、Q値、C値にこだわる場合には必須の工法です。
(グラスウールやセルロースファイバーで高気密は無理です)
ウレタンにも色々な種類が有り、現在住宅用に主に使われているのは断熱性もソコソコよく、経年変化で断熱性能が変化しにくい、値段もソコソコの材料です。凝るならばマイナス何十度という様な冷凍施設に使用されるようなさらに熱伝導率の低い高性能ウレタンも有ります。
断熱性能や気密性能が良く他の施工方法を主とする業者でもそこは批判する事も出来ないポイントである為、一般的には防火性能など、特にセルロースファイバー業者さんや信者さんからは防虫性や耐震性、透湿性が無い事などが攻撃の的となります。
防火性能の話をする時、石油は燃えますよね、石油で出来ている材料で家をくるむなんて怖いですよね、なんて話が良く書いてありますが、当たり前ですが普通に使用されているウレタン材量は難燃性で有る為、ウレタンを伝って燃え広がっていく、それが有る為によく燃えるという事はありません。但しグラウウールやセルロースファイバーに比べると防火性能は非常に低いかと。そもそも防火材料としては不適です。
防虫性能はウレタン自体は固形物なのでそこに虫が湧いたりというのはしませんが、要はシロアリです。シロアリがウレタンが大好きでそればかり食べるような話は嘘ですが、実際に家をシロアリに食い散らかされると、躯体木材から柔らかいウレタン材へ侵入、柔らかいのでどんどん食い進められていく可能性は否めません。ちなみにセルロースファイバーは薬剤の防虫でそれが防げると謳っていますし、グラスウールは元々隙間だらけの繊維ですのでシロアリが通っても食べられていった時の性能低下は少ないと思われます。
耐震性というのは前述の通りウレタン材は完全に建物に密着して硬化する為、特に木造工法など地震で家が揺れるとウレタンが割れるという指摘です。住宅では有りませんが実際にこういう事によりウレタンにクラックが入っているのを見た事が有ります。可能性は無いとは言えません。
グラウウールは少々建物が揺れても変化が少ない工法ですし、セルロースファイバーは柔らかい材料が隙間に詰めてあるので、家の揺れに追従して隙間は出来にくいと思われます。
又、良かれ悪かれ透湿性が低く、そこからの水分の出入りはありません。いい意味部屋の中に湿気が入りにくいのですが、逆に言うと部屋の中で発生した湿気は自然には抜けませんので24時間換気など部屋換気との組み合わせが必要です。
その他では防音性能が高いように思われていますが、実際には素材自体の防音性能はグラウウールなどよりも低く、かわりに気密性が非常に高い事でトータルとして防音性能が良い、という感じです。セルロースファイバーの断熱性能などと同じ考え方です。
価格はグラウウールより少し高く、セルロースファイバーよりは安いという所です。
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家の断熱仕様を検討する(1)

2013-11-14 05:58:28 | 仕様検討
現在の我が家は平屋です。何せ暑くて寒い。その為にエアコンを付けたりしますが、光熱費がばかになりませんし、冬などエアコンをかけっぱなしだとのどがカラカラになるのでタイマーで止めるのですが、保温性も皆無で朝になると外とあんまり温度が変わらないほど凍えるような寒さです。
もちろん一番は窓からの冷えでペアガラスなどは必須品ですが、出来るだけエアコンを使わずに暑さ寒さを避けるには家の断熱性、気密性も重要です。
何せエアコンをかけなかったらガレージの中がムンムンというのも避けたい事態です

その為の断熱材ですが、私は仕事柄ウレタン発泡やグラスウール等については一応熟知しているつもりです。色々なハウスメーカーへ行って知らないふりをして話を聞いていますが、皆さん自分のとこの工法こそベストです!という言い方をしますね。ネットで見ても大体そんな感じですが、嘘というか誇張も多いように感じます
せっかくのアピールポイントなので、そうする気持ちもわかりますが・・・。そんな事で住宅業者でも資材メーカーでも無い私が私なりに特に壁面・天井に使用される断熱材についてまとめてみました。

1)グラスウール



最もメジャーな断熱材です。古くから住宅だけでなく色々な設備等でも使用されています。ガラスで出来た化学繊維です。
ボチボチの断熱性、機械や装置、施設の騒音を抑える為にも使用される程の非常に高い吸音性、非常に燃えにくく高温の設備の保温にも使用されるなど高い防火性能があるというのが特徴です。
そして一番の特徴は各断熱材の中で「最も安い」という事です。
規格として14K、16K、24K等という物が有り、数字が大きくなるほど断熱性が高くなります。
但しグラスウール自体も従来のグラスウールと「高性能」グラスウールが有り、通常グラウウールの24Kが高性能グラウウールの14K、16Kと同等の性能となります。
この為、断熱性能を確認する時は〇〇Kという数字だけでなく通常品なのか高性能なのかという所も見る必要があります。高性能グラウウールは住宅用ウレタン発泡に近い断熱性能を有しています。
じゃあグラスウールって断熱性もいいんだね?という事になると必ずしもそうではありません。
確かに高性能グラウウール自体は断熱性が高いのですが、壁などに設置するグラウウールは一般的に袋に入っており、木造住宅ではこの袋の「みみ」を壁の柱に打ち込んで固定していきます。
しかし固定は出来ているものの柱とグラスウールは完全に密着している訳ではなく、柱間の寸法とグラウウールの寸法も現場の誤差の関係で必ずしも同一ではない為、隙間も有ります。
この為気密性は低く、これが断熱壁としてのトータルの断熱性能を低下させている原因となります。そんな事で断熱性と気密性トータルすると、断熱効果は「ボチボチ」なのです。
よくグラウウールは虫が湧き易い、カビが生え易いなどと書いてある記事も見ますが、ガラス繊維なので普通の繊維よりも吸湿性も低く、素材的にカビが生えたりしやすいという事は全くありませんね。但し上述の通り壁の中で隙間や空間が出来やすい工法で断熱・気密性もボチボチなので、壁内グラスウール近辺で結露が起きやすく、結露が発生するといくら化学繊維と言ってもカビなども発生してしまうという訳です(コンクリートであろうが金属板であろうが水が断続的につくとカビが生えます)。

グラスウール自体は信頼のある物ですし、これで断熱層とする事を否定はしませんが、たまにグラスウールを使っていて高断熱高気密をアピールしている会社が有りますが、正直グラウウールを使って「高断熱高気密」は無いだろう、と思います。
計算上、数値上だけそうする事は出来るかもしれませんが、上記特性の為に本当の意味での高断熱高気密の家は出来ません。

コスト安さによって未だに施工数は多いようですが、断熱性、気密性を追求する・性能を重視する・他社との差別化を図るメーカー、工務店ではウレタンやセルロースファイバーにとって代わられています。
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ガレージ床を検討する

2013-11-11 05:50:30 | 仕様検討
ガレージの土間部分の仕上げ、まずはそれがガレージ仕様の一つ目の課題です。
土間コンクリートは透湿してしまいますので、コンクリートのままではまずい・・・。
防湿の為にも最低限の塗床が必要ですが・・・
私のガレージのイメージはよくある塗床仕上げとかチェック柄のマット仕上げとか、そういうのとは違います。やはり木な感じが良い。


ちなみに今のガレージはコンクリートそのままですが、オイルなどの汚れを防ぐ為にも一般的に言われる塩ビシート、クッションフロアと言われるものを敷いています。
ホームセンターで買ってきて敷いたのですが、来客さんが遠目で見ると「お、すごい。木の床にされているんですね」とは言われますが、近くで見ると表面の凹凸が無く安っぽさが際立ちます。
加えてこれは厚さが薄く、バイクのセンタースタンドなどを建てていると破れたりしてしまいます。元々ガレージ用ではない訳ですが、タイヤの跡がついたりして結構汚れやすいです。
私も定期的に掃除機をかけてパーツクリーナーでごしごしと床を拭いています。あと単車のセンタースタンドを立てる所は切ったベニヤ板を敷いて直接シートの上にスタンドなどを立てない様にしています。


そういった破れなどの心配が無く、タマホームにも依頼できそうな仕上がりとして「スタンプコンクリート」はどうかな?と。
デザインコンクリートとも言われるものですが、コンクリートの仕上がり時に型を押し付けて模様を作り塗装をするものです。屋外でもよく使用されているので耐久性ありますし、貼ったりするものではないの何かが剥離したりする可能性は有りません。
一応これでタマホームの営業さんに打診をして、可能かどうか、可能であればいくらになるのかを聞いてみる事にしました。結局答えは返ってきませんでしたが・・・。


理想はやはり木の板の敷詰めですね。DIYも可能ですしオイルとかで汚れてもそれがいい雰囲気になりますし、コンクリートと違って何か落として破損してもそれもいい味になります。多分土間は断熱無し仕様になるので、安い土間塗装をした上で薄い断熱材と木の桟木を置き、それから木の板を打てば最高だな~。
ただ結構予算が要りそうです。あとどう考えても5cmくらいは入り口付近で段差が出来るのが難ですね。


安く上げるDIYで可能な方法として「デザインタイル」も有りますね。
最近はビンテージ風などという物も有り、これもいい選択肢だな~と。
ホームセンターで物が有ったので見てみましたが厚さが5mmほど有り、中々良い感じでした。
厚さや硬さ、材質については色々あるようです。
塩ビシートより分厚く中には結構硬いものもあり、万が一破れたり破損してもその部分だけ変える事も出来るし補修性も高いですね。
しかし安いと言ってもそこそこお値段はします。

という事でとりあえず木の板張りかデザインタイルでDIY、というのが今の所の検討結果。
どちらにしてもDIYなので急いで決める事も有りません。
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屋根裏換気を検討する(2)

2013-11-08 05:22:21 | 仕様検討
そこで別案を考えたのですが、タマホームは変わった物を付けてと言っても無理だろうし、それか「保証できません」とか言いそうだし・・・と調べていたらいいものを見つけました。


タマホームが標準の瓦メーカーとしている「鶴弥」で「エアフローPLUS」という商品が。
これは棟部分の屋根瓦の下に開口を開けて仕込み、棟部分から自然換気をしてくれると言う代物です。これを棟に付ければ夏場の暑い時期になり天井内が高温になると軒部分から給気して棟部分から排気するという空気の流れが出来そうです。
機械換気よりも換気量は微弱ですが、もちろん自然換気器具なので電気代ゼロ。
これなら奥さんもOKしそう。


タマホームやってくれるかな~と棟換気をやって欲しい話を改めてすると案の定消極的ご意見だったのですが、資料を渡して内容を説明、タマホームで標準で使用されている瓦メーカーの商品で有る事を伝え、契約にはこれをやってもらう事が・・・的な雰囲気に持って行くと「OKです」との回答が。
一つやってもらうにも色々と調べないといけないな・・・。
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屋根裏換気を検討する(1)

2013-11-07 06:04:58 | 仕様検討
2階天井内の断熱の工法によって異なるのですが、一般的に木造住宅の天井裏換気は

①天井内にこもる湿気の排出
②天井内にこもる熱の排出による室内への影響の低減

の2つの目的で行います。

現在の我が家は平屋です。何せ暑くて寒いのですが、特に夏になると天井から異様な暑さが伝わってきます。古い家なので天井裏にまともにグラスウールが敷いてありません。
近年では地球温暖化なのか異常なまでに暑い日が増えてきています。
そんな事もあるので新築の家については特に2階が灼熱の暑さになったり、エアコンが中々効かないと言う事が無いように作りたい訳ですが、タマホームの仕様を見ていると?な所が。
屋根断熱ではなく天井断熱なのに2階天井内の換気がないような・・・・。

グラスウール断熱が150mmの厚さで2階天井に乗っているのは良いのですが、当然屋根からの暑さが全て天井内にかかってきて天井内が灼熱の暑さになるはず・・・。
仕事で色々な建物の天井内を見る事がありますが、夏になって外が35℃とかそのくらいの気温の場合、天井内換気がしっかりしていない建物は天井内の暑さが軽く50℃を突破していたりという状態になり、これは建物にとっても好ましくないと思われます。
その為に『天井面の断熱』の場合は天井内の熱気を自然換気か機械換気で排出し、天井内が異常な熱気になったり室内へ影響を及ぼさない様にする必要があります。

タマホームの仕様では、「軒換気」以外の換気が見当たりません。
そこで担当営業さんに聞いてみましたが、「天井裏換気ですか?軒換気があるから大丈夫です」との事。いえいえそんな訳ない・・・。


軒換気とは軒部分に軒天ボードや換気口、換気見切りなどを付けてそこから軒裏や天井内の換気を行う物です。タマホームさんはこの軒換気部分に見てくれが良い換気見切りを付けている事を一生懸命アピールしてくるのですが、私的にはそんな事はどうでも良い

冒頭の①の湿気の排出においては軒換気は有効と思います。
空気は湿度を含むと重さが増し、下へ下へと移動します。天井内の下部に軒がありますので、湿度を含んだ空気はココから下へ出ていくと思います。
但し私が望む②の熱気の排気にはまるで役に立ちません。空気は熱くなると体積が膨張、密度は低下し軽くなるので上へ上へ移動します。


天井内では屋根面へ、棟の部分へ移動しようとする訳で、ここに棟換気があると自然にその換気口から屋外へ空気が排出されて行くわけですが、棟換気が無ければ熱気はどこからも抜けません。もちろん軒換気口などから出ていくわけも有りません。

この話は屋根形状が「切妻」であれば、外壁対面で換気口を付けたり、天井内排気用換気扇を付けたりをし易く意外と簡単に対策が出来ます。問題は屋根が「寄棟」の時です。
うちの計画では目下寄棟となっているので、この為だけに切妻に変えようかとも思ったのですが、タマホームでは寄棟が基準で、切妻はオプション対応でお金がかかります。
そんな事もあって切妻への変更は奥さんがあまり良い顔をせず
それではと寄棟のまま天井内にパイプファンを付けてダクトを付けて天井内の機械換気を・・・と思ったのですが、「電気代削減の為に電気代かけて対策するなんて元も子もないでしょ」と言われ別案を検討する事に
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インナーガレージと長期優良住宅仕様

2013-11-06 05:42:33 | 仕様検討
タマホームと最終段階の打合せをしている時に、『インナーガレージがある為、長期優良住宅仕様に出来ません』との話が。
詳しく聞いてみるとインナーガレージの土間はコンクリートで断熱性に乏しく、長期優良住宅の認定を受ける為には計算上一定の断熱性を持つ必要があり、インナーガレージの土間が起因してこの必要な断熱性を確保できないという説明。
それでは対策は?とお聞きした所、『ガレージ土間に断熱材を埋設する方法があります』との事でした。要はスタイロフォームやカネライトフォームといった類の断熱材を土間配筋前に敷設して、その上に通常のコンクリートを打設する方法。
それではその金額は?とお聞きした所、次の打合せ時に『長期優良住宅は申請費用とそれによるコスト削減効果と比べるとあまりお得ではありませんので、皆さん長期優良住宅は付けていません』との話が・・・。
どうもタマホームありがちな営業先行で話が進んだ所、設計士のチェックが入ってNGのパターン。
長期優良住宅の良い所を最初からかなりアピールされていたのにそれはないんじゃないの?
結局こちらの支店、もしくはその担当さんでこういった施工をした事が無いので金額算出が出来ないだけでは?・・・と思いつつも、現状ガレージの土間下断熱にかかる金額のみが目立って、その後のコストに効果が無いと言う形に話を持っていかれているので、当然奥さんの目が厳しくもなり、最終的に『それでいいです』との話に・・・。

長期優良住宅の申請をどうするかについては一旦後回しにする事にします
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1戸建暮らしでこんな点を改善したい

2013-10-30 05:43:36 | 仕様検討
今は古い1戸建に住んでいるのですが、以前の記事で少し触れましたが、自分で家を建てるなら絶対こうしたくは無い、改善したいと思う点も色々勉強になりました。

①家の断熱、気密性は重要
ただでさえ寒い1戸建、光熱費に確実に跳ね返ります。
特に窓からの影響は大きいので窓は出来るだけ断熱性を上げたいです。
ちなみに現在の我が家は夏や冬のピーク時期は光熱費で軽く2万円をオーバーします。
レンジはガスで給湯はボイラーなのですが・・・。
それだけでなく、夏は外出から帰るとすさまじい暑さですし、我が家が有る地区は冬もかなり寒い方なので、冬は朝凍えそうで暖房が利くまで布団から出れません。
以前床をはぐった時も床防熱材も無かったし、天井裏覗いた時にも壁に穴開けた時にもグラウウールが見当たらず・・・断熱材とか皆無かと思われます。

②給湯はボイラーを使用したくない
給湯関連で、これだけは。何せ灯油の補給が手間です。今時無いですけど。
ボイラーの作動音が深夜や早朝では付近に響き渡ります(3年ものですが)。
あと家族が増えると追い炊きできないのも不便です。

③部屋の内装は出来るだけ白い方が良い。
部屋の壁紙が暗い色だと同じ照明でも部屋が確実に暗くなります。
あと狭く感じるのでリビングなどではNGです。現在の我が家は壁が木目なので照明を付けていても、照明が暗くなった?と思う程暗く感じます。

④寝室のあるエリアに風呂を作ってはいけない。
小さな子供がいるから余計ですが、寝室と風呂が近いのはNG。
音がうるさく子供が起きると困るので、残業で夜が遅いと家に帰って風呂に入れません。
あと寝室が湿気ます。

⑤家の中にガレージがある場合、気密性が重要
バイクなのでガソリン臭がしたり、メンテナンスをすると色々な匂いがします。
これがガレージだけきちんと気密出来ない状態で有るので、室内に匂ってくる事があります。インナーガレージはきちんと他の部屋と気密が取れる事が重要です。

⑥庭木は最低限が良い
庭木が多いと蚊とか虫が多いですし、切るのも大変、落ち葉の掃除も大変と大変な事ばかりです。
あと木がうっそうとしているのは見た目良くありません。
よく敷地境界の柵を垣根の木にしている昔ながらの家を見かけますが、我が家では絶対に無理です・・・。
敷地境界はフェンスで、庭に木を植えても落葉しにくい小さめの木を2~3本にするつもりです。

⑦家の周りで芝生でもない部分は砂利でも敷き詰めた方が良い
土のままだと雑草がすぐに生えてきて手入れが大変です。芝生も植えずコンクリートも敷かない部分は雑草が生えない、生えにくい様に砂利を敷きつめるべきだと思います。

⑧庭の日当たり水はけは重要です
今の庭はボチボチ水はけは良い方ですが、特に家の前面の家が道路に接近している上に背が高く、前の道幅も狭いので中間期~冬の日当たりが悪く、よくキノコとか生えてます
この家では庭の芝生の生育の練習を何度もしたのですが、それがあるので芝の生育もイマイチよくありません。
今回土地を選ぶ上で重要視したのは「日当たり」で、南側の家が離れていて(家の前の道も広い)、基本的に家を敷地境界から1M以上離さなければいけない様な制限の厳しい土地を選びました。庭によく日が当たって水はけが良い庭に仕上げたいな~と。

⑩家と隣接する道路は5M以上は欲しい
現在住んでいる家の前の道路は約4M幅です。住宅地で家の並びで車を道の端ギリギリまで寄せて止める事が出来ないヘタクソさんが駐車していたり、ワゴン車が止めていたりするとそこはもう普通車では通れません。
加えて家の車用ガレージの幅が狭く、道幅4Mでは軽自動車でも1~2度切り返さないと入りません。
次の選ぶ土地の条件として隣接する道路の道幅が今よりかなり広い事が絶対条件です。

⑪やはり選びたいのは新規分譲地
現在住んでいるのは30年以上前に新規分譲された住宅地です。住んでいる人も当時現役バリバリだった方ばかりで現在は高齢化が進み年配の方がほとんど、空き家も多く私の様に空き家で賃貸で貸し出された家に(安いので)ポツポツと若い夫婦が住んでいるくらいです。
年配の方はやはり長年住んできた自分達のやり方、住み方、過ごし方があって、正直「ちょっと言い難いけど、その閉鎖的な雰囲気があまり合わないな~」と思います。
先方の方々も何も言いませんが私がそう思っているくらいですから、きっと相手も若い人は合わないとかそう思っているでしょう。特に私などバイクに乗りますので、年配の方ではあまり快く思わない方もいる事かと思います
自治会とか先人の決めたややこしい決まりも有る上、人が減って頻繁に自治会役員が回ってきます。
今後住んでいくとなると数少ない若い人が住んでいる地区の掃除や行事もせねばならず、こんな雰囲気では若い人もそんなに入って来ずに段々さびれていく感じも有りますので、やはり住むなら同じような年代の方が多いと思われる新規分譲地が良いなと思います。子供も住宅地内でお友達が出来るかもしれませんし。


などなど。他にも細かい点は色々とありますが、私はマンション暮らしの方が長く、あまり1戸建生活になじみが無かったので、やはり自分で家を建てる前に1戸建暮らしを一度体験出来てよかったと思います。
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