榎田 ユウリ 著 角川文庫 令和2年 3月25日 初版
このシリーズも10作目。
クライマックスが近いのだろう。
大神官選定が近づく麗虎国で、藍晶王子の信任もあつく推挙さえされているのに、候補を鶏冠はかたくなに固辞する。
その理由は言えない。 言えるわけもない。
そんな時に、今や政敵?となった苑遊の館で死んだはずの弟、葉寧に出合う。
兄は弟が死んだと思い、弟も兄が死んでいるかも、と思って . . . 本文を読む
去年の暮近くだったかな。
下鴨のあたりを歩いていたら、アイビーのリースを一対玄関に並べているお宅の前を通りかかりました。
ごく普通の・・・誰もが思い浮かべるようなアイビーをただぐるっとリースプランターに植えているだけでしたが、なんだかとても素敵で心に残りました。
写真を撮ろうにも、下鴨と言えば京都でも有数の高級住宅街で、お金持ちの邸宅の並ぶところ。
門の上の方にはセコムやアルソックのプレートが付 . . . 本文を読む