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エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

宮廷神官物語 十

2020-04-06 20:54:18 | 
榎田 ユウリ 著  角川文庫  令和2年 3月25日 初版

このシリーズも10作目。
クライマックスが近いのだろう。
大神官選定が近づく麗虎国で、藍晶王子の信任もあつく推挙さえされているのに、候補を鶏冠はかたくなに固辞する。

その理由は言えない。 言えるわけもない。

そんな時に、今や政敵?となった苑遊の館で死んだはずの弟、葉寧に出合う。
兄は弟が死んだと思い、弟も兄が死んでいるかも、と思っていたが。。。

葉寧は左目がなく、右目だけになっていた。。。

わっ! 出た! 隻眼の美形(笑)

榎田ユウリは、同じ日にこの宮廷神官物語と、↓の、妖琦庵夜話も出している。
妖琦庵・・・の庵主、洗足伊織も隻眼の美形。

勿論、時代も国も全く違う設定ながら、どちらにも隻眼のオトコマエが登場する。

今作は、鶏冠の出自も明らかになったし、藍晶王子と共に、第一王子ではないかと思われている曹鉄、櫻嵐、そして『悪しき心を見抜く眼』を持つ天青、各々大活躍で物語がどんどん膨らんでいく。 次が早く読みたい!!

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