昨年の10月に始めた家系図作りが完了した。全部で以下の4枚の家系図と、誕生から死亡まで人物ごとの詳細な情報を記載した個人別の年表を13枚作った。
1、全体の家系図(人物名などはぼかした下の家系図)
2、父親の母の家系図
3、母親の父の家系図
4、母親の母の家系図
家系図に記載したのは、名前と続柄、生年月日、死亡年月日、妻に付いては父親の名前と続柄を記入した。一番古い人は天保12年(1841年)生まれで、その父親の名前まで分かっている。私から見て5代上になり、孫の世代から見ると7代上になる。父親の祖父の戸籍謄本は理由は不明だが取れなかったので、父親の父の家系図のみは作れなかった。
我が家の家系は同じ所に長く続いた家では無いので、あまり上までは辿れなかった。もう少し上まで辿れる可能性もあったが、父親の父の家系が辿れなかったのでここまでにした。多分同じ場所で代々続く家柄の人は、もっと上まで辿れるのではないかと思われる。
家系図制作のために新しく取り寄せた戸籍謄本の数は以下の通りになる。
高知県黒潮町 1
福岡県中間市 1
長崎県松浦市 2
長崎県佐世保市 4
また以前取り寄せていた戸籍謄本の数は以下の通り。
長崎県松浦市 3
福岡県中間市 3
合計14枚の戸籍謄本を取り寄せたことになるが、費用は除籍謄本・改製原戸籍謄本は発行1通に付き750円の手数料がかかり、郵便局の定額小為替を送るのでその手数料が1枚に付き100円かかる。その他には往復の郵送料が必要になる。
業務で家系図を制作する所がありネットで検索すると幾つか出てくるが、それなりに費用がかかる。自分でやれる範囲でやれば実費のみで出来るので、もし先祖の事を調べたい場合は自力でされることをお勧めする。
やっみて大変なのは、戸籍謄本の文字の判別だ。全て手書きなので読みにくい文字が結構出てくる。漢数字も分かり難い字が多いけれど慣れてくると大体解読できる。あと地名なども古いものになり文字も分かり難いが、今はウィキペディアと言う便利なものがあるので大いに助かる。何とか文字を判読して、ウィキペディアで調べるとその地名が実在するかが分かり、現在の地名も分かるので戸籍謄本の請求先の市町村も分かる事になる。最終的に分からなかったのは人名の一文字のみで、それ以外は何とか判読できた。その一文字は稲と言う字に近いが、字の崩し方がミミズが這った様でそれとは断定できなかった。
戸籍謄本からは色々な事が分かる。誕生と死亡、結婚、離婚、再婚、養子など色々な人生模様がある。子供の数では11人が一番多かったが幼くして亡くなった子も多いし、兄が亡くなり弟が兄嫁と入夫婚姻というのもあった。親戚の中で太平洋戦争で戦死した人が2名いたのも分かった。最近は親戚との付き合いも疎遠になっているが、これまで漠然としていた親戚との関係がはっきりと分かったのが一番の収穫だ。もし両親が生きていればもっと色々と話を聞けたのと思うけれど、今はもうそれは出来ないのが残念だ。
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