いつかの記憶

思いつくままに、書き残したいと思います。

マーティン・スコセッシ監督

2019年04月20日 10時01分35秒 | 映画

相変わらずアマゾンプライムビデオで映画を見ている。アマゾンプライム会費が4月12日から値上げされ年会費4900円になった。幸い年会費は3月7日に3900円で支払いが済んでいる。来年からは高くなるが、まだ許容範囲かなとは思っている。

若い頃に見て印象が強かった映画「タクシードライバー」を再度見た。ロバート・デ・ニーロ主演で少女娼婦役でジョディ・フォスターが出ている。
その映画の監督がマーティン・スコセッシだと知ったのは映画を見た後だった。
ウィキペディアで調べてみるとマーティン・チャールズ・スコセッシは1942年11月17日生まれのアメリカ合衆国の映画監督、脚本家、映画プロデューサー、映画俳優。
紹介されている作品を見ると何本か見ていたが、それは監督名ではなく主演俳優やストーリーなどで気になったからだった。

1976年 タクシードライバー
2006年 ディパーテッド
2013年 ウルフ・オブ・ウォールストリート
2016年 沈黙 -サイレンス-

「ディパーテッド」は、香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク作品でアカデミー賞作品賞を受賞している。潜入捜査官として犯罪組織に入り込む警察官と、その犯罪組織から警察に潜入する内通者の物語でマット・デイモンとレオナルド・ディカプリオ主演の大好きな作品のひとつだ。日本では同じモチーフで西島秀俊、香川照之主演で「ダブルフェイス」としてドラマ化されている。3作とも見ているがどれも面白かった。「沈黙 -サイレンス-」は遠藤周作の小説「沈黙」(1966年)を原作とした作品で、小説は発売当時に読んでいたが重苦しいキリシタン弾圧と信仰の内容だが気になっていたので割と最近見ていた。
その後以下の作品も見てみたが、ハードボイルドな映画が好きなので、結構気に入った作品が多い。「ヒューゴの不思議な発明」はほのぼのした作品で、以前見たようなかすかな記憶もあるが、映像の美しさとカメラワークも多彩で良い作品だと思う。マーティン・スコセッシの作品では、ロバート・デ・ニーロとレオナルド・ディカプリオの主演映画が多い。

1983年 キング・オブ・コメディ
1990年 グッドフェローズ
1995年 カジノ
2009年   シャッター アイランド
2011年 ヒューゴの不思議な発明

まだ見ていない作品もあるので今後見てみようと思っている。

追記 2019/7/21
2013  マラヴィータ
この作品はリュック・ベッソン監督、マーティン・スコセッシ製作総指揮。
ロバート・デ・ニーロが演じる元マフィアが、FBIの証人保護プログラムを適用されてフランスのノルマンディーで偽名を使い隠れていた。そして職業を作家である事にしていたが、ふとしたきっかけで映画会に招待された。予定した映画が届かずに代わりに上映されたのはマーティン・スコセッシ監督の「グッドフェローズ」だった。その作品はニューヨーク・マフィア界の実在の人物を題材とした作品だが、映画についてロバート・デ・ニーロが熱弁をふるうという場面があり笑ってしまった。


娘が躁状態の続き

2019年04月15日 10時16分47秒 | メンタル

翌日ラインで連絡があった。

「病院行きました。薬をやめたことに加え環境変化もあって、躁状態になったらしいです。」
「薬はやめてもう半年くらい経つけど、やめて3ヶ月くらいで再発する人が多いそうです。」
「私は環境の変化があったから、やっぱり父と母と関わらない方向でいくことになりました。」

以上のように送ってきたが、現在はある程度は以前に戻っている。
しかし、基本軽い躁状態が続いているので距離を置いて付き合っている。娘の状態が悪かった時は他人との距離感が極端になる傾向が強く、べったりと甘えたり、強く反発したりする。こちらが娘の話を受け入れてあげれば良いのだが、躁状態でべったりの時はこちらの状態などお構いなしになる。それが続くとストレスがたまってしまう。

以前の記録を読み返してみると、今回のような状態の時にかなり激しくぶつかって苦労していた。被害妄想とまでは言わないが、色々な事を悪い方向にとらえて感情が激しくなる状態があり、対応に苦労した。その当時と比べると、現在はまだましな状態だ。多分娘がいる事で自分の制御が出来ているからだろう。
これからは少し距離を保ちながら付き合っていく事になる。


娘が躁状態に

2019年04月02日 11時16分04秒 | メンタル

先月の中旬から長女が障害者枠で就職して、週に4日位9時から16時まで近くの所で働いている。割と名の知れた会社の店舗で、仕事は清掃係をしている。孫は保育園に8時30分から16時30分まで預けている。

その娘と30日にぶつかってしまった。
電話で保育園の事を言ってきた。4月からの保育時間の相談らしかったが、話している内容が良く分からなかったので、途中で2回ほど「何を言ってるのかよく分からないので、もう少し分かるように説明して」と口を挟んだら怒ったらしく娘は電話の途中で切ってしまい、その後は電話に出なくなった。ラインで連絡しても既読がつかない。妻に経緯を話して電話してもらったがやはり出ずに、妻からラインしても同じく既読がつかなかった。
これには少し前から伏線があって、本人も最近躁状態だと自分でも認識していると言いながら、家に来た時はずーと喋り続ける状態が続いていた。自分の思いだけで話すので、内容が良く分からない感じであった。私はそんな状態に少し辟易していたので、多分少し突き放した対応だったのだろうと思う。「お父さん何か怒ってるの」と妻に言っていた。

返事が無いので仕方なくそのままだったが、昨日は仕事の後に病院に行きたいと保育園のお迎えを頼まれていた。その件に関してはラインに返事があり夕方迎えに行った。
そして夕方の6時過ぎにラインで孫を連れてきてと言うので妻が連れて行ったが、本人は出て来ないで施設の人に預けて帰ってきた。
夜になってラインで連絡があった。「調子が良かったから頑張って頑張りすぎてブレーキが効かなくなりました。躁状態です。自分に対して批判や強い言葉を言うような相手への怒りの感情が強いです。
だから父とは話せません。母は父側の人間と思っているので私に批判的ではないけど傷つけたくないので話せません。
今は二人には関わらないのがお互いにとって最善と考えています。明日メンタルの病院に行ってきます。結果協力が必要なようであればまた連絡します。(以下省略)」
この病気に良くある白か黒、全肯定か全否定の極端な思考になってるように思う。以前調子が悪かった頃にこのような状態がよくあって、言い争いが絶えずに家庭内が殺伐となっていった。

1人暮らしをはじめ結婚してからはある程度は落ち着いた状態になり、こちらへ引っ越してからもそれ程悪い状態ではなかった。
本人も調子が良いと言うので、少し前から薬も少し減らして先生にも了解してもらったと言っていた。それを聞いた時は大丈夫かなとちょっと心配があった。
そして仕事を始めた途端に状態が悪化してしまった。娘から就職の相談を受けた時に、障害者雇用で作業所のような所で短時間から慣れた方が良いとアドバイスしていたのだが、早く独立したいとの希望で、通常の就職に近い条件で決めてきた。
母子家庭であり、仕事をしていなくても家事に支障がある時があったのに、全日に近い仕事をいきなり始めるのはたぶん難しかったのだと思う。心配していた事が現実になった気がしている。

躁状態で一方的に話すのをじっくり聞いてあげるのは、私にはかなり難しい。どうしても途中で口をはさんでしまうし、たぶん批判的な口調や内容になっているのだと思う。調子が良かった時はそれでも問題は無かったが、今のような状態になると過剰に反応してくる。
私が冷静に優しく話しを聞いてあげれば良いのだけれど、それが難しい。
「近くに引っ越して来なければ良かったね。」と妻が言うようになった。妻の状態が悪くなるのは困るが、今は妻が窓口になって様子を見るしか仕方ない。同居はしていないので、妻への負担は以前と比べ少しは良い思っている。